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一般人が思う、なぜ野党が自民党に勝てないのか

※この文章は国民民主党を良いと思う現役世代(20代女性)の人物が書いております。
※政策の話はしないよ。

近代史クラスタのお祭りである、衆議院選挙も大詰めです!なぜ近代史クラスタのお祭りであるかと言うと、政策パンフレットは「近代史の資料としてかなり優秀なものだから」です。政治的な話は皆さんの善性に基づき投票先を考えていただくとして、私の思う自民党の強いところと野党がなぜ弱いのかを書こうと思います。

みんな!投票に行こうな!

自民党の強いところ


そもそも、自民党は徹底的なんですね。20代女性に愛想を全くよくしないし、話を聞こうとするとなぜかすごく嫌そうな顔をしてきます。近代史史料収集は17年弱している気もしますが、毎度のことながら「俺は(未来or現在の)有権者だぞ!」と思っていたのでした。老人のための政党なのがよく分かる。でも、あの人たちの強いところはかなりあって「街頭演説の時にその場にいる全員に政策パンフレット(冊子版)を配る」んです。自分たちの考えを知って欲しいということを、愛想や態度ではなく行動で示してきます。だからメ○カリにも自民党のマニフェストは出回りますが、他の政党のものは出回らないのです。

私は自民党のアンチですが、自民党のそういうところは「与党である所以」と思いますね。

立憲民主党のここがダメ

高槻の演説の枝野さん


立憲民主党は基本的に良い人と悪い人の両極端です。玉石混合とは立憲民主党のためにあるものだと思う。バランスの取れた政治家、バランスの取れた知的なサポーターは多いですが、頭おかしいんか?という政治家やDEIを掲げるのにDEI精神が皆無なサポーターもかなりの数がいます。感覚、おじいさんほど極端で、おじさんおばさんほど穏やかで良い人が多い。

街頭演説、8年前と比較して感情論になってて驚きました。あなた方の意思や行動や目標が知りたいのに、他人の悪口しか言わないんですよね。あれ、何がやりたいんだろう。それこそ、枝野幸男と海江田万里の演説は内容が素晴らしいんですが、他の人たちは聞いていると悪口が中心で体調が悪くなっていく感じです。

政策パンフレットをもらいに街頭演説を見にいきましたが、「事務所に忘れました(えへへ)」という反応をされました。まあ忘れちゃうのは人間なので仕方がないとして良いでしょう。正直、野党第一党として与党に本気で勝つ気持ちがあるのなら、政策パンフレットをその場にいる希望者に渡すくらいの気概が必要だと思います。知って欲しい気合いが与党である自民党と比較してすごく弱いんですよね。

国民民主党のここがダメ

基本的に国民民主党は現役世代にとって素晴らしい政策を掲げていますが、彼らはDEIを掲げながらもDEI精神は根付いていません。というのも、私が「政策パンフレットの冊子版が欲しい」と尋ねると「若いんだからデジタルで」と返してきます。私がさらに「病気の兼ね合いでデジタルで読めないんです」と言えば「そんな事情知りません」と返すんです。これのどこがDEIなのでしょうか。

DEIとは難しく言っていますが、「配慮」なんです。配慮ができない政党が配慮を掲げることは、本当に政策をきちんとしてくれるのか疑問符が出ますし、そして何より党首の演説がチンケなものに聞こえてしまいます。非現実的な夢を語ってるとしか思えなくなるんですね。

日本共産党のここがダメ

支持層関係が良くない。支持者たち、有権者じゃない時は優しかったが、有権者になった途端邪険に扱われてるんですが、本当になんで?私が「マニフェストの冊子版をいただきたいのですが」と伝えたら、おじいさんからパンフ転売ヤーと勘違いされたので、母に頼んだ時以外はもらえたことがない。病気で冊子版が欲しいと伝えたのに、甘えというスタンスで困る。

政治家も特に支持層向けの発言が(支持層にアピールするためだけに)頭が非常に悪そうで感情的に見えるのに、実際に政治家と話すと「この人はすごく考えているんだな」と思えるところ。理知的。実際高学歴の人しか政治家になれていないことを考慮すると、支持層のために戦略的アホをし続けている印象。

実際、野党として与党と対峙する!敵だ!という感性よりも、「良いところは与党であろうと共存し、ダメだと言うところは指摘するのが野党の使命」と言っていて、スタンス自体は(2024年現在)大人気の国民民主党の御党首と似ているんですよね。何を信じれば良いのかわからなすぎる政党だというのがマイナス点。

維新の会のここがダメ

「地元に根付いていると言うより、最早事務所が自宅やん?!」みたいな地元も地元みたいな候補者が立候補しているのが、維新の会っぽくておもろい。維新の会の事務所に行ったら、ドドドドド地元密着型なエリアに、事務所ちゃう、自宅やそれ!みたいな事務所が建っている。実際、そういうスタンスが支持層に響いているのだと思う。

ただ、リアルで演説でサポーターに会うとおっさんにしか優しくない。おっさんしか考えてない。多分支持層が大阪のおっさん中心なんだと思う。大阪住まいの20代女性なんて眼中にない。多分この調子だと政策もおっさん向けだと思う。おっさんがおっさんのためにおっさん用の政治をしているとしか思えない。心からおっさんを愛しているおっさんが政治をしてますみたいな、おっさんのゲシュタルト崩壊。おっさんにしかパンフレットを配る気ないでしょ、あの人たち。

公明党のここがダメ

与党でごめん。だけど書きたい。あの人たち、選挙になると電話とか凸ってきたりするのがいけない。存在が選挙法違反をしてる。政教分離できてないし。選ばれるためには選ばれるだけの政策や価値観を提示しないと選んでもらえないのに、しつこくすれば好意を抱くだろうという童貞の恋愛と同じことをする。でもパンフレットは欲しいと言えば、愛想良く一部くれるのでその辺はありがとう。

幸福実現党のここがダメ

あの人たちは宗教法人が政治に関与してるのをドバドバ出してるのが有権者から敬遠される要素でいけないし、政教分離して欲しい。政策がファンタジーすぎるので当選する気がなさそうにしか見えない。あの政策って信者向けかな?
でもあの人たちは出会うと政策パンフレットの冊子版とチラシ版を、ほぼ100%とても綺麗な状態で笑顔で渡してくれる。出会える確率がドラクエのメタルスライムかのように低い以外は、パンフレットの手に入れやすさのレベルは易しい。

れいわ新選組のここがダメ

山本太郎

演説の話の説得力が皆無すぎる。私の聞いた時の山本太郎(通算3回)がいけないのか、人の悪口しか耳にしていない。立憲の候補者も同じですけど、悪口を聞きたいのではなくビジョンがききたいんですよ。パンフレットも持ってき忘れてるのはどうなんだろう…

弱小野党で全国津々浦々巡って細々とリーチを増やす戦略は正しいけど、その戦略には政策パンフレットを渡して、説得力を言葉で補強する対策をしないと支持者が増えないでしょ。巡るだけではただのやった気しか生まれないよ。ネットで支持者の極端な思想を振りまいたところで、一般人が振り向くとは思えないので、理知的に動いた方がより支持をされるんではないかと思います。「アホはアホのやり方」がある的なことを山本太郎は言っていたけど、立ち振る舞いは頭のいい方が一般人に小回り効くと思う。

結論

自民党は今まで自分たちでやってきたからこそ、地に足のついた戦略、政策を打ち出しているように感じる。野党は与党に大体なる気がないのかファンタジーか悪口を言う比率が高い。そこが自民党に負け続ける理由なのではないかと感じる。

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