空いているお店が最強
こんにちは。
牧 菜々子です。
人気のお店がいい。
賑わっていて、混雑しているお店がいい。
そういう人も、もちろんいますが…。
「空いているお店がいい」という人も、一定数いるものです。
今後は、「人が少ない」、「空いている」ということの価値が、高まっていくかもしれません。
空いているお店は効率がいい
まず、空いているお店なら、待ち時間がありません。
飲食店なら、すぐに食べられる。
アパレルの小売店や、スーパーでも、レジ待ちや接客待ちが発生しません。
実際、有名作家の方で、ファッション好きではないけれど、空いているから青山の路面店に行くという人もいます。
価格が少々高くても、「空いている」だけで、選ばれる。
現に、そういうことが起きているのです。
自分の軸ができると「人気かどうか」は気にならなくなる
今までは、「賑わっているから選ばれる」という傾向がありました。
「混んでいるから売れる」。
「人が集まっているところに行きたい」。
逆に、「誰もいない店には、入りたくない。」と。
ところが、誰もが自分の軸を持つようになると、「人気かどうか」は、気にならなくなります。
自分が好きなら、空いていても行く。
サークルやコミュニティでも、人数が多いかどうか、みんなが入っているかどうかは、問題ではなくなります。
むしろ、空いているくらいがいい。
実は、空いている店が最強なのではないかと、気づき始めるのです。
潜在顧客が激増する
そうなると、サービスを提供する側の提案も、変わってきます。
広い空間を提供すれば、コーヒーが飲めない人も、「空いている」という理由で、そのカフェに行きます。
価格を上げて、お客さんの人数を絞れば、オーガニックに興味がない人も、空いている自然派のスーパーのほうに行くのです。
「コーヒー好きな人」、「オーガニック好きな人」ばかりを集めていては成り立たなくても、「空いている店が好きな人」にアプローチすれば、潜在顧客は激増する。
これからの時代、混雑を避ける生活様式になったら、ますます選ばれるようになります。
人数の多さだけでは測れない
「誰もいない店には、入りたくない。」
今までは、それが当たり前でした。
これからは、「空いている」ことの価値が、高まっていきます。
空間的なリスクが避けられることもそうですが、時間が節約できる、手厚いサービスを受けられるというところにも、価値が置かれます。
高いお金を払ってでも、空いているところを選ぶ。
結局それが、一番のコストパフォーマンスを発揮することに、人々は気づいているのです。
SNSでも、人数の多さだけでは測れないものが、現にあります。
日常のあらゆる場面で、私たちはそのことを痛感しています。
だから、選ぶ立場からすれば、ほどほどに空いていて、かつ自分の感覚に合いそうな場があれば、ナチュラルに足を踏み入れてみて良いのです。
きっとそのことが、自分らしくいられるひとときにつながるはずです。