子どもが持っている意外な先入観
こんにちは。
牧 菜々子です。
子どもは、真っ白なキャンバスのようなイメージがありますが…。
子どもにも、意外な先入観があります。
それは、
「パパが好きなものは、僕も好き」
「ママが好きなものは、私も好き」
という先入観です。
子どもが、何かを嫌がった時、「パパは好きだよ」「ママは好きだよ」と言う。
そうすると、子どもは、「じゃあ自分も好きかも」と、その物事を「パパ(ママ)が好きなら、自分も好きに違いない」という先入観でとらえるようになるのです。
これは、逆もしかり。
ママが嫌いなものは、子どもも無意識に警戒します。
「ママがこれを嫌いだってことは、何か危険なものなんじゃないか?」という、先入観が働くのです。
せっかく子どもが自発的に興味を示したものでも、「ママはそれ嫌い」と言ってしまうと、それだけでもう、子どもはくじけてしまうものなのです。
親としては、普通に言っただけ。
別に子どもにやめてほしくて言ったわけではないし、子どもがそれを好きなことは全く問題ない。
それでも、子どもの側から見ると、「じゃあ自分も嫌いかも」と思い込んでしまう。
こんな、子どもの意外な先入観にも、注意を払っていきたいものです。