妊娠すると貧血になりやすくなる!その原因と食事のしかたについて解説
妊娠生活を安心して過ごすために
皆さんの質問や疑問にお答えする「妊娠中のこれ教えて」
◆第一回目は「魚を食べる時に注意することはなんですか?」
◆第二回目は「妊娠中のカフェインはどれくらいまでOKですか?」
◆第三回目は「妊娠中のむくみが気になる時の原因とケア」
◆第四回目は「妊娠の貧血は鉄欠乏に注意!」
についてお伝えします。
みなさんの中には
・「妊娠中に貧血」と言われた
・妊娠中から今もずっと貧血があるけれど、出産後も特に治療をしていない
・若いころからずっと貧血があるけれど放置している
という方がいらっしゃると思います。
よく、貧血のことを話すと
「めまい、たちくらみがないから、私貧血じゃありません!」
という方がいます。
でも、実はこれ
「起立性低血圧」のことを「貧血」だと思っている
のであって
医学的に正しい「貧血」のことを指しているのではないのです。
1.「貧血」とは?
医学的な「貧血」とは、血液検査でわかる
・赤血球の減少
・ヘモグロビン(Hb)の低下
のことをいいます。
「ヘモグロビン」とは赤血球に中にあるタンパク質で
酸素を運ぶ働きをしています。
赤血球が減ったり、ヘモグロビンが減ると
カラダの中で「酸素を運ぶ」ことができなくなるため
息切れや、顔色が悪く(蒼白に)なったりします。
それ以外にも
実はたくさんの不調が貧血で起こるのですが、
気づいていない方が、たくさんいらっしゃいます。
2.女性に多い「鉄欠乏性貧血」の症状
・頭痛や頭が重い
・爪がよくわれる
・髪の毛が抜けやすい
・肌が乾燥しやすい
という方は、鉄分が不足しているのかもしれません。
一度、貧血の検査をしてみることをおススメします。
・10代の鉄欠乏貧血
貧血は、大人だけの問題ではありません。
成長期の子供や生理が始まった女子は、より多くの鉄を必要とします。
鉄が足りていないとこのような症状が出ることがあります。
運動をしているお子さんは、普段の様子をみていただき、あてはまることがあれば、
小児科や内科で相談してみてくださいね。
いかがでしたか?
ぜひ家族で、貧血の症状がないか、チェックしてみてください。
もし鉄不足かも・・・と思ったら、これからお伝えする「食事で鉄分をとる方法」を参考にしてみてくださいね。
今回はこちら↓の内容でお伝えします。
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