オリンピック2020 男子卓球 韓国を下し、銅メダル獲得
日本対韓国の銅メダルをかけた戦いは、3-1で日本が勝利し、銅メダルを獲得した。
1試合目 水谷・丹羽 3-1 チョン ヨンシク・イ サンス
第1ゲーム、丹羽・水谷は右・右ペアダブルスの穴になりやすいフォア側を攻めて11-9と先制。第2ゲームは韓国選手特有のパワーボールで決められ8-11で失う。第3ゲームは一進一退の互角の打ち合いを制して15-13と奪取。接戦の3ゲームを取った勢いから水谷・丹羽のプレイに火が付いた。4ゲーム目も丹羽の強気なカウンター、水谷も倒れ込みながらのカウンターを次々と決め、11-5で日本が先勝。
2試合目 張本 3-1 ジャン ウジン
日本と韓国のエース対決となった2試合目、過去の戦績は張本の3勝2敗と互角の相手との試合。張本は出足から素早い攻撃で第1ゲームを11-7で先取する。2ゲーム目はジャン ウジンの攻撃にやや守りの消極的プレイとなり8-11で取り返される。3ゲーム目は張本の積極的なプレイを心掛け、勝負所でチキータ、ロングサーブで攻め切り、12-10と逆転で奪った。第4ゲームもバックを突いてから空いたフォアを狙う必勝パターンで張本が11-7で連取。日本が2連勝でメダルに王手をかけた。
3試合目 丹羽 0-3 チョン ヨンシク
第3試合は丹羽孝希がチョンヨンシクと対戦。チョン ヨンシクは突発的なボールを出したり、ボールテンポを変化させたりと特異的攻撃をしてくる。国際大会でも多くの日本人選手が苦戦している。丹羽は相手の打ったボールのカウンターを狙う戦術で攻めたがチョン ヨンシクの特異的な攻撃で逆を突かれ、テンポを掴めず、3-11で落とした。第2ゲームは8-11、第3ゲームも7-11と最後まで試合の流れを掴めずストレート負けした。
4試合目 水谷 3-0 ジャン ウジン
4試合目は水谷隼がチャンウジンと対戦。過去の国際大会では水谷の0勝2敗とまだ勝利をしたことのない相手との試合だった。第1ゲームを小技とカウンターで立ち回りながら粘るところで粘り、接戦を何とかものにして14-12で先制。2ゲーム目は積極的な攻めのチキータをよく使い、11-9で連取。勢いそのままに第3ゲームも奪って日本が3勝1敗で3位決定戦を勝利、銅メダルを獲得した。
左腕同士のダブルス、若手エース、そしてベテラン。総力戦で3勝を挙げた張本智和は五輪で初のメダルを手にした。
水谷・張本・丹羽 銅メダルおめでとう! 感動をありがとう!!
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