オリンピック2020 男子シングルス オフチャロフ、絶対王者馬龍を追い込むも敗退。
男子シングルス準決勝に馬龍(中国)とドミトリ・オフチャロフが対戦。ゲームカウント4-3の大激戦を繰り広げたがもの馬龍に敗れた。
両者、自慢のパワードライブ対決となり、競り合いとなる中、2ゲームを馬龍が連取し、このまま一気に行くかと思われた。しかし、オフチャロフのサービスに対するレシーブに馬龍が終始苦しみ、オフチャロフが怒涛の攻めを見せる。試合はゲームカウント3-3で最終ゲームへともつれ込んだ。
先にマッチポイントを握った馬龍だったが、じりじりと追い上げられ、10-9。サーブから激しいラリー戦になり、両ハンドパワードライブの打ち合いで馬龍を揺さぶり、オフチャロフの得点となると思われたが、フォアハンドがネットにかかり11-9と敗れた。
準決勝2試合はともにフルゲームの末、中国勢が勝利と“卓球帝国”の意地を見せる結果となったが、確実に中国に追いつきつつある。
オフチャロフは3位決定戦で林昀儒と対戦が決まっている。両者メダルをかけて悔いのない戦いをしてほしい。
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