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女33歳、便潜血検査にひっかかって大腸ポリープを切除しました

※食事中は読まない方がいいかもしれません

私は心配性なので、30歳になってから、毎年人間ドックを受けている。

年々指摘される項目も増えているのだが、今回初めて、便潜血検査というものにひっかかった。

便の中に血液が混じっていて、大腸に何か異変があるかもしれないので、内視鏡検査を受ける必要がある。すぐにググるとポリープやガンの可能性があるとのこと。

「え、ガンだったらどうしよう!!」という不安が最初にきたのだけど、ガンである確率は非常に低いという。落ち着いたのもつかの間、そのあと一気に私を憂鬱にさせたのが、その検査のえげつなさだ。

まず未知の経験として恐ろしかったのが、検査当日、ムーベンと呼ばれる液体タイプの下剤を2リットルも飲むということ。

看護師さんからは「おいしくないので冷やすのがオススメ」と笑顔で諭されたが、たとえ冷やしたとしてもおいしくないものはおいしくないんじゃ、それを2リットル……

くわえてやっぱり、お尻の穴に管を入れるというのがシンプルに恐怖だった。

検査当日、案の定ムーベンは冷やしてもおいしくない。しかも、飲む量、飲む間隔が事細かに定められていて、めんどくさい。本当に、おしりから水が出てくる。つらい。これを二時間。

そしてついに検査。おしりの部分だけ穴があいている、非常に恥ずかしい見た目の検査着に着替えて横たわる。

腸の動きを鈍らせる?薬を飲んで、いざ出陣。

「ムーベン、大変だったでしょう」「大丈夫ですよ、上手ですよー」「ほんと、初めてとは思えない、痛くないですか?上手上手ー!」

先生も看護師さんも恐怖心を抱えた患者の扱いに慣れているのか、最大限の配慮と優しさと誉め言葉を振り撒いてくれる(でも検査受ける側が上手ってどういうこと?)

「あ、あるねポリープ。とっときますねー。大腸のポリープは大きくなるとガン化しやすいからね、便潜血でひっかかって、早めにとれてラッキーだったねー」

先生の技術が高かったようで、検査自体は全然痛くなかった。大腸の粘膜には痛みを感じる神経がないそうで、ちょっとお腹が張ったような感覚があったり、ん?管がうごめいてる?っていう気がするくらい。

途中からは、画面に写った自分の大腸をふむふむと眺められるくらい余裕だった。

ただ問題が一点。。。

「あ、大きいポリープもあるね、あーーー、これは大きいな、根っこまであるし、念のため大きい病院でとってもらってください」

今月もう一回、大腸に内視鏡いれることになりそうです。みなさん、励ましてください。

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