永久就職しなくていい①
腰が重いナースのドタバタ転職話。
長いので分けて掲載。
看護師、それは私にとって生きていく上でありがたい国家資格だ。
そして仕事の性質上、つい奉仕や犠牲の精神が働きすぎてしまう切ない職業でもある。
専門技術職にありがちな「職場と上司が絶対王政」な雰囲気、まだまだ様々な場所で残っているのではないだろうか。
ホワイトな企業だったら絶対アウトなルールも意外とまかり通っていたりする。
新卒だと「とにかく仕事覚えなくちゃ!」と必死で、多少の理不尽なことは気付かず突っ走る。
3年、5年と過ぎ「あれ?なんだか身体も心も辛い。辞めたいけど辛いのはみんな一緒だし、いつ辞めていいかわからないし、周りのタイミングを見てみよ…」と思い始めたら黄色信号。
転職先や転職までにやる事を調べる気力が湧かないと、ズルズル在職日数は引き伸ばされていく。
意志の強いスタッフは神風のような速さと隠密行動で早々に退職するので、周りのタイミングを待っている暇はないのだ。
地域・個人差もあるが、新卒で働く病院は看護学校と実習提携している病院を学校側から勧められるケースが多く、規模もそこそこ大きい。
中〜大規模病院は、様々な科があり看護部体制や教育ラダー、マニュアルも割としっかりしているので「まずは看護師として基礎を学ぶ!」場所にはうってつけだ。
技術職である以上、なにか重大な理由などない限り最低2〜3年は連続勤務して学ぶ方が後々ラクになるし、転職もしやすい。
が!心身壊れてしまっては元も子もないので、新人でも勤続年数が微々たるものでも、身体とこころのピンチサインが出たら勇気を出して退職も大アリだ。いのちだいじに!
悩ましいのが5年目以降。
徐々に仕事も慣れ後輩も増え、同期はやりたいことを焦点にいれて部署異動や転職を考え始める時期。
私は当時自己肯定感が低くく、同期は職場きっての人格者&仕事できる人物揃いだったので「私なんてまだまだ…。転職ってどこ行けばいいか分からないし、役に立つか心配。
転職ってまず何からやればいいかわからない。
ココは安心、安全だもの。」
と不思議の国のアリスに登場する年寄りオイスターズばりに、目をつむり、首を横に振り、外には危険がいっぱい待ってるわ と殻の中に引っ込み、自分の置かれている環境から目を逸らし働き続けた。
それがのちのち自分の足を引っ張るとは知らずに…
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