しおしおの…
元気が出ないときの話。
うららかな秋晴れの午後、突然の連絡に元気がなくなった。
送り主が書いた短い文章を読み上げたあと、じわじわと気持ちに黒雲がさして身体の奥からしんなりしてしまったのだ。
この人はいつだって自分と相手は同じ気持ちで、いつだって連絡すれば良い返事がもらえると思っているのだろうなぁ。
もう数年やりとりをしていないにも関わらず、久々に読んだ文章からはどことなくそんなニオイが感じ取れた。
人の感情は面白いもので、なにかをきっかけにパフォーマンスがぐんと上がる時もあれば下がる時もある。
いまは怪獣ブースカでいうところの「しおしおのぱぁ」状態だ。
爪切り途中にじっと爪を見つめたまま動かなくなってしまうし、とっくに乾いた髪にドライヤーを当てたままぼんやりしてしまったりする。
こんなとき大好きな人たちの顔を思い浮かべると、ほんの少し動きがスムーズになる。
しおしおのぱぁは私にとって風邪みたいなものなので、しばらくすれば元に戻るがこのモヤモヤ雲よ早よ立ち去れ!と願うばかりだ。
立ち寄ったコンビニで見つけた、あたたかいジャスミンミルクティーはそんな気持ちをほっこりなぐさめてくれた。
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