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自分の人生に責任を持つということ
ずっと、親の言う通りがラクだったな。
アドラー心理学で『課題の分離』を知って、
その選択がいかに自分を苦しめていたのかをより理解したのを覚えてる。
イヤと言う。
そんな些細な事が、とても難しい。
親に限らず、なかなか言えないのは、今もあまり変わっていない。
それでもストレスが激減したのは、
自分で、イヤだなと思ってることを自覚できるようになったからだと感じてる。
そうすれば、同じ状況に身を置くことを選ばないで済む。
以前は、
親の顔色を見ていた頃は、
自分のイヤも、好きも、わからなくなっていた。
その中でもなんとか、許される好きを選んで、大学まで進学した感じだ。
自分のイヤや好きを知りたくて、
つまり自分を取り戻したくて、
ブログを始めたんだったな、と思い出した。
40歳の頃だった。
その過程で、実にさまざまな出逢いがあって、
実際の生活圏だけでは出会えなかったような価値観の人たちと出会え、
私の人生は変わってきたように思える。
私たちはすぐに、
特に身近な人にほど、
土足で、その人生に介入したがる。
個々が尊重し合い、
それぞれが生き生きと自分であれるような社会をつくっていきたい。
そう思いながら、今日も
目の前の人と私の課題の分離に励む。