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闇を味わう


へんな時間に食べて、
眠くなって横になり、
半径15cmそこらで動画見たり、音楽聴いたり。

そうこうしていたら、
スマホの周り以外、部屋じゅう真っ暗だった。

しかし、それもまたいい、と思いながら、
少し眠ったら、

さらに日が暮れて、
夕方より部屋が明るくなっていた。

外の明かりが入り込んできていた。


なんだか、
明かりの刺激を受けたくなくて、

部屋の明かりをつけずに、
しばらくぼぉ〜っとしていた。


闇の中で、

ただじっと、

時が過ぎるのを待っているかのように、

特に何もせず。


でも、頭の中はフル回転で、

部屋をどう変えようか?
私はどう過ごしたいのだろうか?
制限がなかったら、どこでどんなふうに過ごしたいのか?
などと、あれやこれや思いめぐらせて、
忙しかった。


子供の頃なんて、もちろんスマホはなくて。

テレビのチャンネル権もまだまだ親で。

それでも、退屈だった覚えなどない。


あーでもないこーでもないと、
今のように、考えていたり、

好きなマンガを写し書きしたり、

図書館で借りた本や友達から借りたマンガを読んだり、

机に向かうも宿題が進まずに、カセットテープのラベルにレタリングシートでタイトルをこすりつけたり。

ウォークマンで音楽🎵聴いたり。


まぁ、こうして書いてみると、

スマホでやってることと、大して変わらないのもしれないね。


スマホに依存気味で、よくないかな?と思ったけど、

ちゃんと脳が疲れたら、こうして、じっと、
暗闇の中で、闇と、心と、思考と、向き合ってみたり。


ちゃんとバランスをとるものなのだろう。


あまり、あれこれと、いらぬ情報に煽られて心配しすぎずに、

ただ、過ぎ去る時間を待ってみたりと、

無駄なような時間を過ごす、

無意識の自分の選択を信じてみようと思った。



部屋の明かりを、
もっともっとクリエイトしたくなってきた。


部屋での過ごし方を、もっと深く、
望む在り方に近づけたいな。


深い深いリラックスを、創造しよう。

私にとっての明かりを研究しようっと。

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