地獄で生まれた曲が尊い件
この年末年始は、
ベタにテレビにお世話になっておりました。
お笑い番組に救われてる。
人を笑かそうって、頑張りが見えちゃうからかな。
その頑張り、しかと受け取りたい。
そう、大笑いするぜ!って意気込み。
*
紅白の大半を見たのは
子どもの頃以来じゃないかしら?
エモいアーティストの方々が次々に出られて、しびれたー
終わってから、何やら星野源さん周りがざわついてて、どうやら曲目の変更があったのを知りました。
その歌う予定だった曲をはじめて見たところです。
(まぁ、致し方ない部分はあるか、、、でもかえって話題になったよね。実際に必要としている私の元へは、普通に歌われるより、深く届いたよ!)
これは、星野さんが12年前に倒れ、入院してる時に作った曲だそう。
ねぇ、病床で、
なんでこんな明るい楽曲にできんの?!
びっくりびっくり!
そこが星野源さんの才能なんだなーと。
ラジオで、リスナーからのメッセージに
一瞬嗚咽するほどに繊細なのに、
どれだけの辛酸を舐めつくして、
進んできたの?
どうしてこんなテンション、
あんな(ラジオの)テンションでいけるの?
(小学生男子に向ける)バカだな〜笑笑
的な感情と、いろいろ混じり合って、
なんかわからんけど、
力をもらってしまった次第です。
*
あちこちオードリーの新春スペシャルでも、
なんというかさ。
傷つきやすくて、
感動しやすくて、
でもここにいたくて、
ややこしい自分と、しゃーねーな!って、
ある種あきらめのような愛で向き合ってるような、
パンサーの向井さんとか、
伊集院さんとか、
そんな人種だと感じるんだよね。
みんな、傷を負いながら、
地獄じゃねーか!って感じながら、
なんとか自分だけの生存戦略を捻り出して、
やっぱり立ちたいところに立ってる。
そういう感じが、すごく好きだ。
頑張ろうって思えてくるなーと感じた。
あぁ、私も、
少しは誰かや何かを
推せるようになってきたんかな。
自分の中の、微かな雪解けを感じる。