【SA浦安】第2節 vs. クボタスピアーズ東京ベイ・船橋戦(2022/1/15観戦記)
前節、コベルコ神戸スティーラーズから11シーズンぶりに勝利を挙げたアークス。いい流れでホストゲーム開幕戦を迎えました。
相手は「千葉ダービー東京ベイマッチ」こと、クボタスピアーズ東京ベイ・船橋(以下、スピアーズ)。対戦相手の簡単な紹介などは、こちらの記事をご覧ください。
試合結果
前節からの流れに乗りたいところでしたが、アークス9対19スピアーズで敗戦。両チームを通じてトライは1つ、あとはすべてペナルティキック(3点)による得点でした。ラグビーではロースコア、早い話接戦ですね。
その試合で最も活躍した選手に贈られる「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」は、この日唯一のトライを決めたスピアーズのNO.8ファウルア・マキシ選手が選ばれました。
試合内容
内容の詳細は、中継をしていたJ SPORTSのハイライト動画(Youtube)やレポート、チーム公式サイトの記事をご覧ください。
両チーム読み比べてみるのも面白いです。
J SPORTS(Youtube、ラグビーレポート)
アークス側
・試合結果詳細
得点経過やスコア、選手交代などがまとめられています。
・試合レポート
写真と記事による読み物になっています。
スピアーズ側
チームの公式サイトに、試合結果、フォトアルバムが掲載されています。
SpoLive応援バトル対決
なお、携帯のスポーツ観戦アプリ「SpoLive(スポライブ)の応援バトル対決。こちらもスピアーズが上回り、アークス連勝ならず。
試合の感想
アークスがいいところまで攻め込んでは、ペナルティ(スピアーズのディフェンスがいいともいう)でチャンスを逃し失点していました。
スタエフ解説の喜連選手も「ペナルティを直したい」とコメントしていたので、個人的に次戦の注目ポイントです。
前節の試合は、スクラムが何度となく組み直しや不成立になっていましたが、今回はがっつり組んだスクラムが観られたのは満足。
イエローやレッドのカードも出ず(ハイタックルはあったけど)、最後はアークスが突き放されたものの、どちらのペースというより、常に激しい攻防で拮抗した試合という印象でした。
事前に両チームから出ていた選手インタビューでも、フォワードや接点の激しい攻防必須とあり、その通りだったと思います。
ただし選手の負傷交代があったのは心配。大きな怪我でないことを願っています。
印象に残ったプレーベスト3
今回は甲乙つけがたく(そもそもプレーに甲乙はないけれど)、3つあげてみました。
①リアム・ギル選手のキック(前半32分頃)
先週の平井将太郎選手に続き、この試合もフォワードの選手のキックプレー。蹴ったのは、NO.8のリアム・ギル選手。誰でもどこからもで攻めるチームの意思を感じます。
スタエフ解説の喜連選手曰く、「ギルはキック上手いっすよ」。
②金 正奎選手のスローワー(後半)
通常フッカー(スクラムの一番前で真ん中の人)がボールを投げ入れることが多いラインアウト。この試合では後半の選手交代に伴いフランカーの金 正奎選手がスローインをしていました。
キッカーはキックの種類によりチーム内で何番手か順番が決まっているそうですが、スローワーは何番手まで決まっているんでしょうか。
③キャプテン渾身のビックタックル
後半69分、スピアーズ・岸岡智樹選手がアークスボールをインターセプトしてビックゲイン。
席の周辺も「岸岡、足はえーーー!!!」と一斉にザワついた時、(私の)視界に飛び込んできたのは新キャプテンのシェーン・ゲイツ選手。タックルで止め、ジャッカルにもいってました。有言実行、体を張ったプレーでチームを引っ張る姿に引き続き注目です。
オマケ
兜(かぶと)から剣(けん)!?
後から録画したJSPORTSを見直した時のこと。実況の矢野さんが「シャイニングアークス、アンオクカブトが退いて、画面17番サイトウケン登場です」。
んっ?「兜(かぶと)から剣(けん)」と耳に残り改めて文字で確認したら、「庵奥翔太→齊藤剣」とありました。
「翔太」と書いて「かぶと」さんって読むんですね。
スクラムを最前列で引っ張るメンバーだけあって、お名前も頼もしい!
スタンドがどちらの色に染まるか対決(非公式)
私が勝手に注目していたスタンドの青オレンジ対決。さすがオレンジアーミーは手ごわく、真っ青のなかに、確実にいるオレンジ(まぁ近隣チームだからファンも駆けつけやすい立地ですよね)。
でも、応援チームごとに席がわかれていないのはラグビーの良さ。
ホスト・ビジター制になり、場内アナウンスや応援も自チームだけが多いですが、それぞれのチームのファンが隣り合わせで観戦する姿は残って欲しい。
選手達のプレーが素晴らしいのは、ホスト・ビジター関係ないのだから。
ちなみに、スピアーズのファンはオレンジアーミーですが、あおはっぴを着た人たちの呼び名は、「ブルーシャイニー」でいいんでしょうか。
次戦情報
第3節は1月22日(土)14時試合開始、会場は第2節に続き聖地・秩父宮ラグビー場。迎え撃つのは、NECグリーンロケッツ東葛(グリロケ)です。
現在の順位はグリロケが6位、アークスが8位、勝ち点差は1。
アークスのホストゲーム初勝利なるか?
そして、千葉ダービーを制するのはどちらか?
まとめ
それでは、また\ラグビーで会いましょう/