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【SA浦安】第2節 vs. クボタスピアーズ東京ベイ・船橋戦(2022/1/15観戦記)

前節、コベルコ神戸スティーラーズから11シーズンぶりに勝利を挙げたアークス。いい流れでホストゲーム開幕戦を迎えました。
相手は「千葉ダービー東京ベイマッチ」こと、クボタスピアーズ東京ベイ・船橋(以下、スピアーズ)。対戦相手の簡単な紹介などは、こちらの記事をご覧ください。

<基本情報>
日時:2022年1月15日(土)12:00試合開始(10:30開場)
場所:秩父宮ラグビー場
天候 :晴れ / 弱風
グランド状態:良い
レフリー:橋元教明、アシスタントレフリー 梶原晃久 / 手束伊吹 / 伊東桂司、味岡康
観客数:?

https://league-one.jp/match/22497?t1=0

試合結果

前節からの流れに乗りたいところでしたが、アークス9対19スピアーズで敗戦。両チームを通じてトライは1つ、あとはすべてペナルティキック(3点)による得点でした。ラグビーではロースコア、早い話接戦ですね。

その試合で最も活躍した選手に贈られる「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」は、この日唯一のトライを決めたスピアーズのNO.8ファウルア・マキシ選手が選ばれました。

試合内容

内容の詳細は、中継をしていたJ SPORTSのハイライト動画(Youtube)やレポート、チーム公式サイトの記事をご覧ください。
両チーム読み比べてみるのも面白いです。

J SPORTS(Youtube、ラグビーレポート)

アークス側

・試合結果詳細
 得点経過やスコア、選手交代などがまとめられています。

・試合レポート
 写真と記事による読み物になっています。

アークスmemo
・48時間前のメンバー発表では、前節からの変更は先発ロック・金 嶺志選手、リザーブの目崎啓志選手
・メンバー発表後、2名の選手交代
 フッカー(2番)三浦 嶺選手に代わりリザーブの 藤村琉士が先発へ。 リザーブに三宮 累選手
 センター(12番)トゥクフカ トネ選手に代わりリザーブの 本郷泰司選手が先発へ。リザーブに小泉 将選手
・先発に繰り上がった藤村琉士選手、本郷泰司選手は公式戦初出場(1stキャップ)

スピアーズ側

チームの公式サイトに、試合結果フォトアルバムが掲載されています。

SpoLive応援バトル対決

なお、携帯のスポーツ観戦アプリ「SpoLive(スポライブ)の応援バトル対決。こちらもスピアーズが上回り、アークス連勝ならず

写真は途中経過ですが、試合同様、
終始スピアーズがリードしていました

試合の感想

アークスがいいところまで攻め込んでは、ペナルティ(スピアーズのディフェンスがいいともいう)でチャンスを逃し失点していました。
スタエフ解説の喜連選手も「ペナルティを直したい」とコメントしていたので、個人的に次戦の注目ポイントです。
前節の試合は、スクラムが何度となく組み直しや不成立になっていましたが、今回はがっつり組んだスクラムが観られたのは満足。

観るのに夢中でスクラム写真がない(汗)
代わりに、試合前の円陣で。

イエローやレッドのカードも出ず(ハイタックルはあったけど)、最後はアークスが突き放されたものの、どちらのペースというより、常に激しい攻防で拮抗した試合という印象でした。
事前に両チームから出ていた選手インタビューでも、フォワードや接点の激しい攻防必須とあり、その通りだったと思います。
ただし選手の負傷交代があったのは心配。大きな怪我でないことを願っています。

印象に残ったプレーベスト3

今回は甲乙つけがたく(そもそもプレーに甲乙はないけれど)、3つあげてみました。

①リアム・ギル選手のキック(前半32分頃)

先週の平井将太郎選手に続き、この試合もフォワードの選手のキックプレー。蹴ったのは、NO.8のリアム・ギル選手。誰でもどこからもで攻めるチームの意思を感じます。
スタエフ解説の喜連選手曰く、「ギルはキック上手いっすよ」。

②金 正奎選手のスローワー(後半)

通常フッカー(スクラムの一番前で真ん中の人)がボールを投げ入れることが多いラインアウト。この試合では後半の選手交代に伴いフランカーの金 正奎選手がスローインをしていました。
キッカーはキックの種類によりチーム内で何番手か順番が決まっているそうですが、スローワーは何番手まで決まっているんでしょうか。

あまり見ないフランカーの選手のスローイン

③キャプテン渾身のビックタックル

後半69分、スピアーズ・岸岡智樹選手がアークスボールをインターセプトしてビックゲイン。
席の周辺も「岸岡、足はえーーー!!!」と一斉にザワついた時、(私の)視界に飛び込んできたのは新キャプテンのシェーン・ゲイツ選手。タックルで止め、ジャッカルにもいってました。有言実行、体を張ったプレーでチームを引っ張る姿に引き続き注目です。

オマケ

兜(かぶと)から剣(けん)!?

後から録画したJSPORTSを見直した時のこと。実況の矢野さんが「シャイニングアークス、アンオクカブトが退いて、画面17番サイトウケン登場です」。
んっ?「兜(かぶと)から剣(けん)」と耳に残り改めて文字で確認したら、「庵奥翔太→齊藤剣」とありました。
「翔太」と書いて「かぶと」さんって読むんですね。
スクラムを最前列で引っ張るメンバーだけあって、お名前も頼もしい!

スタンドがどちらの色に染まるか対決(非公式)

私が勝手に注目していたスタンドの青オレンジ対決。さすがオレンジアーミーは手ごわく、真っ青のなかに、確実にいるオレンジ(まぁ近隣チームだからファンも駆けつけやすい立地ですよね)。

青が明らかに多いものの、日陰のせいかむしろ少ないオレンジが目につく(^^;

でも、応援チームごとに席がわかれていないのはラグビーの良さ。
ホスト・ビジター制になり、場内アナウンスや応援も自チームだけが多いですが、それぞれのチームのファンが隣り合わせで観戦する姿は残って欲しい。
選手達のプレーが素晴らしいのは、ホスト・ビジター関係ないのだから。
ちなみに、スピアーズのファンはオレンジアーミーですが、あおはっぴを着た人たちの呼び名は、「ブルーシャイニー」でいいんでしょうか。

次戦情報

第3節は1月22日(土)14時試合開始、会場は第2節に続き聖地・秩父宮ラグビー場。迎え撃つのは、NECグリーンロケッツ東葛(グリロケ)です。
現在の順位はグリロケが6位、アークスが8位、勝ち点差は1。
アークスのホストゲーム初勝利なるか?
そして、千葉ダービーを制するのはどちらか?

まとめ

・東京ベイマッチ対決は、スピーアズの勝利。アークスはホストゲーム開幕戦勝利ならず(SpoLiveもスピアーズ勝利)
・祝!アークス公式戦初出場(1stキャップ)は、2番・藤村琉士選手(ケガが心配)、12番・本郷泰司選手
・個人的には、注目選手3人衆のプレーが生で観られて満足
・ロックのギル選手、キック上手いんだってよ
・スタンドのアークス(青い法被)対スピアーズ(オレンジアーミー)はアークスの勝利(※注:非公式)
・初のアークスホストゲームは、試合以外のイベントが盛りだくさん。スタッフや試合出場のない選手も、チーム一丸となって新リーグにのぞんでいる絆を感じた(別投稿で紹介
・次戦ではペナルティ(に繋がるプレー)の修正に注目

それでは、また\ラグビーで会いましょう/

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