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妻(真紀)との出会い

 妻の名前は真紀。真紀とは結婚20周年を迎え40代も後半に差し掛かっている。真紀とは今も幸せに暮らしている。真紀と幸せでいられるのは真紀との夜の生活が最高だからだ。いまだに週1回ペースで楽しんでいる。今や妻は妊娠する心配がなくなり毎回安心して中に大量放出している。

 そんな私たちの性生活の軌跡を何かに残したいと思い過去の出来事等を思い出しながら記録することにした。
 これは清楚だった妻が淫乱女に豹変し、今では中だしを自ら懇願する女に変貌していく様子を記録したノンフィクションの記録だ。

【魅力的な女性】

 真紀と出会ったのは職場だ。私が勤めていた会社に真紀は中途採用でやってきた。物静かでそれでいて何か品のある不思議な雰囲気を持つ女性だった。仕事は特別優秀だったわけでもなかったが、誰に対しても優しく相手に嫌な思いをさせない気づかいができる女性だった。

 私はそんな真紀にあっという間に引かれていった。私の方が歳は1つ下だったが、先に入社していた関係もあり彼女の先輩という立場だった。その特権を利用して「連絡事項がある」と真紀の個人メールアドレスを聞きだしたのだ。
 
 今だったら犯罪に近いやり口だが、当時はスマホと言われる者はなく、やっとPHSや携帯電話が出回り始めた頃だった。当時の携帯電話のイメージは今のようにメールやLINEのように文章でのやり取りというよりは、電話機というイメージだったので緊急の用事以外は家のパソコンを使ってメールのやり取りをしていた。
 電子メールができる前は家の電話にかけるか、手紙という方法しかなく電子メールというシステムができた時は便利な世の中になったものだと感心したものだ。

【真紀を手に入れる為の作戦】

 真紀とはそれなりに仕事の連絡を何度かした後に、思い切って食事に誘ってみた。もちろん直接は誘えないのでメールでのお誘いだった。ドキドキしながらその返事を待っていた事が昨日の事のように思い出される。

 真紀は意外にもその誘いにあっさりとOKしてくれた。それが真紀との最初のデートとなるわけだ。私が25歳、彼女が26歳の時だった。食事はお酒も飲んで、とにかく真紀を喜ばせる事だけを考えていた。何を飲み、何を食べたのかは全く覚えていない。

 帰り道、真紀の家の前で私は彼女に大緊張の中、なんとか告白して猛アタックを仕掛けたのだ。押しに弱い真紀はそれから1週間もの猛アタックの末、半ば根気負けのような形で私たちは付き合う事になったのだ。

【真紀の以外な事実】

 ただ、食事の会話中に真紀の意外な事実が判明したのだ。真紀になぜこの会社に入社したのか?を尋ねた時だった。実は真紀は正式な入社の手順を踏んでいなかった。いわゆる「コネ」入社だ。

 真紀の父親は中堅の建設会社社長だった。私の勤める会社のビルはその建設会社が建てたものらしい。つまり、私の勤める会社の社長とその建設会社の社長は親しい間柄にあり、地域のロータリークラブでも一緒に活動しているとの事だった。
 真紀はその「コネ」を使って入社試験などは一切行われず入社したのだった。

 真紀は生粋のお嬢様だったのだ。中学、高校はクリスチャン系中高一貫の女子高。絵が得意らしく大学は美術大学へと進学したそうだ。今まで何不自由なく暮らし、洋服は一流百貨店でしか買った事がないそうだ。私はその経緯にとても驚いた。私とはまるで違う人生を歩んできた彼女だった。

【私とのギャップ】

 私は普通の中流家庭に育ち勉強はまるでできなかった。地域で一番入りやすい公立高校を選び、勉強もせず部活動に明け暮れる毎日。そして何も考えずに卒業した。大学にも行かず専門学校へ進学して就職した。
 何の特徴もない人生を歩んできた私とはとうてい釣り合わない人物だったのだ。

 真紀の物静かな中にも品のある雰囲気は今までの生い立ちからにじみ出ているものであり、納得のできるものだった。彼女は小柄で顔は若い頃の田中律子をもっと優しくした感じ。濃い眉毛と目は二重で少し垂れていて笑う笑顔がとても優しく可愛かった。

 社長の娘と知り私は少し弱気になり告白しても良いのだろうか迷ったが、なぜかその時「この女性を離してはいけない、逃がしてはいけない」と強く感じた事を覚えている。

 この時はまさかこんな清楚な女性が快楽に犯され変貌していくとは思いもよらなかった。この記録はそんな彼女が淫乱変態女へと変貌していく姿を記録したものである。

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