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もしも発熱したら | 今日も京とて、お番茶日和(4/27)

またもや京都府に緊急事態宣言発出。

先週、気まぐれに途中まで書きかけていたブログの内容はお蔵入り。へいへ~い。とはいえ、書きかけのブログなんかは大したことなくて、日本中のいたるところで、たくさんのことに対して緊急リスケが行われていることでしょう(涙)。日本全国、おつかれさまです。

ということで、改めまして、こんにちは。NPO法人「京都カラスマ大学」学長の高橋マキです。このブログの趣旨は1年前の初日(2020年4月7日)に書いているので、合わせて読んでもらえたらうれしいです。

わが家には、もう長い間、テレビがありません。地上波がデジタル化した時を期に、テレビという物体を捨ててしまいました。おかげで最近は、時々4Kのテレビなんかを目にすると、モニターがあまりに眩しすぎて大きすぎて、すっかりタイムトラベラーのような気分になります(笑)。

こんな暮らしをしていると、もしかしたらワイドショーで度々インフォメーションしていることも知らずにいる可能性が高い。普段は、それはそれで心が平穏でいいなあと思っているのですが、、、テレビを中心とした「お茶の間」文化がほぼ消滅し、暮らし方や行動様式が多様化する現代、私みたいなテレビなしライフを送っている人も少なからずいるのだと思います。インターネットが普及しつつあるとはいえ、まだまだもどかしいことばかりのアナログ大国、ニッポン。「必要な情報の全世代への共有」は、大きな課題かもしれませんね。

さて、本題。

 「もしも発熱したら」

少し前に、スマ大のボラスタさんがSNSに不安を投稿していたことにヒントを得て、今のところ「重症化しやすい(高齢者、基礎疾患がある、透析を受けているなど)」とされていない私たちが「もしも京都で発熱したら」を、おさらいしてみようと思います。

まずは

〈 新型コロナウイルスについて医療機関に相談する目安(タイミング)〉
★ 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
★ 発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合 (症状が4日以上続く場合はすみやかに)

うーん、これ確実に「軽い発熱」の2日目あたりがだいぶん不安そうです。いざ息苦しくなってしまってから、果たして何回も電話したり自力で病院に向かったりできるのか?という不安は大きすぎる。そして、日本人は真面目だから、「軽い」と「重い」の判断に悩んでしまうこと間違いなし。とにかく、どんなに「軽い」であっても、「おや?」と思ったタイミングでステイホーム&自分をモニタリング(観察)しておくのがベストなのでしょう。

 〈「怪しいな」と思ったら、とりあえず健康状態の観察(モニタリング)〉
★ まずは堂々と会社を休み、外出を控える
★ 毎日、体温を測定して体の変化を記録する
★ 家族や信頼できる友だちに状況を告白しておく

新型コロナウィルスであれなんであれ、不調な時、必要だと思う時は、会社をいつでも堂々と休める社会であるといいですよね。あとは、普段から自分の身体の様子を自分で観察する習慣をつけるのは、大事。これも、他のどんな病気にもいえること。忙しさにかまけて気付かないふりをしてしまうと、「絶対に」あとで後悔しますからね。「体の声を聞く」能力を、普段から身につけておきたいものです(私も)。


そして、いよいよ自分が各種条件にあてはまってしまったら、これ。普段基本的に健康体な人、都市に暮らしている人、家と仕事場が離れている人、春からの新生活者など、、、該当者は少なくないはずの、「かかりつけ医」ソレナ二?問題。

〈 かかりつけ医がいない場合 〉
★ 身近な医療機関(地域の診療所・病院)に電話
★ 夜間や医療機関が休みのときは「きょうと新型コロナ医療相談センター」に電話
 電話:075-414-5487 (365日24時間、京都府・京都市共通)
 メール:coronasoudan@pref.kyoto.lg.jp (タイムラグが生じる可能性あり注意)

問題に次ぐ問題発生。身近な医療機関ドコヤネン。笑。「身近な医療機関」をざっと調べるには、私ならまず、スマホのアプリ「Google Maps」の検索窓に「内科」と入力すると思います(さあ、今、練習できる人はやってみましょう!)。そして家から近い順にかたっぱしから電話、、、って、えーー(想像してみている)、高熱出しながら、そんなことできるかな、マジで。そうなると、「きょうと新型コロナ医療相談センター」がどのくらい繋がりやすい回線かどうかがキモになりそうですね。お願い、どうか電話が1回で繋がりますように!

電話が1回や2回で繋がりそうにない場合
★ 躊躇せず、友だちに電話しよう!

今日のブログで書きたかったのは多分このことだと思います。できれば「怪しいな、と思ったら」の段階で巻き込んでおくと安心なのではないでしょうか。「迷惑かけないかなー」なんて、考えないこと。今、このブログを読みながら「誰なら不安な時に相談にのってくれるかな」「誰に電話しようかな」と、想定しておくのもいいですね。親戚でも恋人でも友達でも、「そんな時はお互い様!」とほがらかに言い合えるような人の顔、思い浮かびましたか?


ちなみに。

京都府LINE公式アカウント「京都府ー新型コロナ対策パーソナルサポート」は、なななんと、現時点で運用が一時停止しているようです。「LINE登録してるし♪」と安心してしまっている方、逆に落とし穴になってしまうかもしれません。この機会にもろもろの見直しを。


以上の内容は、基本的に、京都府のオフィシャルページ( http://www.pref.kyoto.jp/kentai/corona/soudan.html )を参考に、意訳しています。「ちゃんと知りたい」派の人は、オフィシャルの情報を自分の目で読んでみてくださいね!

なにはともあれ、体調を崩さないように自愛することが肝心。そして、
もしも発熱したら。まずは堂々と仕事を休んで、友だちに甘えよう。

京都カラスマ大学からのお願い

無償のボランティアには限界があります。どうかみなさんで少しずつ、京都カラスマ大学の活動を支援してください。寄付の方法は3つです。

◆「つながる募金」 ソフトバンクの携帯代と一緒に支払えます
◆「SUZURI」 カラスマ大学オリジナルグッズを選んでください
◆振り込み:特定非営利活動法人 京都カラスマ大学
【京都銀行】下鳥羽支店 普通口座3141273
【ゆうちょ銀行】中京支店(099)00970-2-195417 当座019541

企業からの年間支援も受け付けています。もっと詳しく知りたいという方は、支援サポートのページをご覧ください。どうぞよろしくお願いします。


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高橋マキ|ライター・編集者、京都カラスマ大学学長
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