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Augus13,2024

パリで開催されたオリンピックが終了して
今回は思っていたよりも様々な競技を
時差もあるのに
結構見たなと思った。

物議を醸した開会式と、意外と平凡だった閉会式。

競技はともかく運営方針や選手村のこと、などなど
なんとなく全体的に理想論を掲げる「フランス人」の
押しの強さみたいなものをあらためて感じたり。

でもパリの景観を存分に生かしたものは
ここでしかできないものだし、そういう意味では価値がある。
東京ではこんな大会はできないだろう。

実際に観に行った人は何人かいたが、
口を揃えて、街中で、
なんならカフェに座って、人が走り抜けたり
自転車が疾走したり、を無料でみることができて
とても良かったという。

混んでいる、という声も聞くが
パリの人はほとんどの人がバカンスに行き、
街は静かで人も少なく
オリンピックで警備も凄いので
安全であったと。

そしてホテルも当初はとんでもない値段だったそうだが、
直近になるとキャンセルがたくさん出て、
むしろ通常より安く放出されており、
取り直したとか。
競技のチケットも余程人気のもの以外は
余っているものが多かった模様。

そうか、それなら観に行っても良かったな、なんて思ったりもした。
(治安が良い、というのはパリでは珍しいし)

個人的に一番観たかったのは、競技ではなく聖火。
気球にして空に浮かび上がらせる、なんて
これこそパリのロマンでしかない。

でも安全のために本物の炎ではないのはご愛嬌だけど。

そんなところもフランス人らしい。
理想を突き詰めたら本当の火じゃなくてもいいの(笑)
IOCはよく許可したものだ。

聖火リレーは一体なんだったの笑

話は変わるが、この閉会式が行われる前日に
法事で叔母たちに会ったのだが
叔母のうちの一人は
1964年の東京オリンピックの時
体育大学の学生で
閉会式の時に松明を持って
国立競技場を行進したという話をしていた。

松明の棒(これがどんな形状だったのか記憶にないそうだ)を
一人一つ持たされて(多分聖火のトーチのようなもの?)、
長いマッチが1本だけそこに付属しており、
合図があったらそれで自ら点火をしたのだそう。

1本だけ、って失敗したらどうするのだろう(笑)

とてもプリミティブな仕組みに
驚いたり、笑ったり。

こんな話を60年後のオリンピックが終わる時に
たまたま聞くことができて
そんな偶然も楽しかった。

叔母自慢のネタにしよう。

写真は閉会式のハイライトとも言える
トムさま降臨の写真。
落下しながらこのポーズができるのがすごい!

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