ROLAND様の著書を読んで思った事


私はROLAND様が好きだ。でも熱狂的なファンかというと違う。

ホストには行った事がないし、私は面が良い男に対して興味がさほどない。三次元でも二次元でも。面ではなく、ROLANDという一人の男が、人間として面白いと思っているから好き。

例えばtwitterで、すごく私が印象に残ったツイートがある。それは「不倫して帰ってきた旦那に刺さる一言を教えてください」という質問に答えたものだった。彼の答えはこうだ。「旅行が楽しいのは帰る家があるからって言葉、忘れないでね。」と答えた。

不倫してた旦那に対してのシチュエーションだとしたら、皮肉に聞こえるだろう。でもすごくパンチが効いてて考えさせるような皮肉だと思った。不倫が楽しいのか、それとも不倫相手の事が本気で好きなのかで、受け取り方は違うだろう。不倫の本質を見抜いてると私は思った。

たまたま本屋に行って小説でも買って、隣のスタバで読もうとしていた時にROLAND様の著書を見かけた。少し立ち読みをして、面白そうなので買って読んでみた。文字も大きいし分厚くもなかったので、その日のうちに読み終えた。

私が読んで一番最初に思ったのは、ROLANDの世界に呑まれてしまうと感じた事だった。世の中全ての男性や女性がキラキラしているわけではない。著書の中で、ROLAND様は実家へ帰省した時にジャージでゴロゴロしてたら仕事始めの自分が貧相に見えたと言っている。体系維持や身なりについて意識をしていらっしゃるのだ。それは中高生の時もROLAND様は革靴を履きブレザーの制服をピシッと着こなしていたくらいに、自分の身についている事らしい。

ROLAND様の本には一切押しつけがましい事は書いてない。文章もいやらしくない。なのに、そうROLANDの世界に呑まれそうになる。読んでいて私は、ふと気づいた。ROLANDという男のカリスマ性。人を惹きこむ力がとてつもない。


私は今の自分が好きで、5年前より10kg以上太ってしまったが彼氏とは9年続いており彼氏がそろそろやばいんじゃないって言うまで、お酒も食事も大好きなので変える必要がないと思っている。(本当に昔は痩せの大食いだった...)でもジャンクフードやインスタントは食べない。あくまで、料理とお酒が大好きなのだ!ちなみに自分で作る事も好きなのだ!

それは私のアイデンティティだと思っている。だからROLAND様がデブについて批判的であっても、私は私の彼氏がそろそろダメ!っていうまでこのままだろう。だって私は幸せだからね。

でもそう思っていても、ROLAND様の本には人を惹きこむ力があって私も女として見てもらえなくなったら終わりかなとか思ってしまったので、菜食中心にしようかなとは思った!w

まあ個人的にはすごく面白かった本だった。ROLANDという人物が人生で得たもの。もちろん最初から人間出来てるわけではない、ROLAND様もホストとして一歩ずつのぼっていた。その過程があってこそのって知れると、またROLANDという人物が面白くなる。そんな一冊だったと思う。

読んでよかった。



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