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自分だけに見える眼球を使った遊び
私は毎日絵を描いたり、壁掛けオブジェを作ったりしています。
今日は昔からよく描いているモチーフについてのお話。
![](https://assets.st-note.com/img/1728455800-sCrD7zpK0N4hVlAnv8wqHPjo.jpg?width=1200)
この気球のオブジェに点在している模様たち(ひょうたん型、棒状、丸などなど)。
元々は自分の視界に見えるものを幾何学的に描いてみたものなんです。
飛蚊症って分かりますか?
眼球の一部が濁って半透明の糸のようなものが見える症状なんですけど、20〜30代以降の年齢であればおそらく半数以上の人が思い当たるごく一般的な症状です。
生理現象のようなもので病気ではなく、加齢によって増えることもあるようです。
私は小学生の頃から飛蚊症を自覚していて、暇があれば自分の眼球を使って遊んでいました(自己完結的過ぎる遊び)。
この糸のような模様を眺めているだけでいくらでも時間を潰せるというほど楽しいんですよね。
目を閉じても見えるし。
日によって見える模様が違って、人工的ではない形がすごく面白い。
![](https://assets.st-note.com/img/1728455904-ZwJFTOlGMts3KgqU7Q6Wyf1d.jpg?width=1200)
大人になってどんどんその模様が増えて、今では両目共びっしり見えます(怖)。
あまりに増えたので一度眼科で検査しましたが特に問題なしでした。
特に近視の人は増えがちと聞きました。
なので安心して飛蚊症とお友達で、今でも白い壁(模様が見えやすい)に向かって焦点の合わないうつろな目で自分の眼球を眺めて遊んでいます。
自分の内面を絵に置き換えるのも面白いけれど、視界(特に自分にだけ見えているもの)を描くのもとても楽しい。