学童のお弁当にまつわるお悩みゴト。保護者の声をお聞きしました。【前編】
こんにちは!中央区在住の議員ママインターンA子です。
11月に入り、来年小学校にあがる長男の就学前健診に行ってきました。
こういうイベントがあると、本人も「いよいよ小学生になるんだ…!」と実感しワクワクしているようです。
もちろん私も、あっという間に小学生ということに感慨深くもあり、保育園生活も終わりに近づいている切なさを、秋の深まりとともに感じている今日この頃です。。
さて。
保育園に通う子どもたちは、3月31日に保育園とさよならした翌4月1日から学童やプレディに通い始めます。
毎年のことだし、これまでも当たり前に子どもたちはこなしてきたと思うのですが、現年長児の母親の立場からすると、なぜか言いようのない不安が顔を出してくるような…。
入学前にはじまる学童ライフ~お弁当作りは突然に~
入学を前に、新たな環境で新しいお友だちやふれ合えるのは、気持ちのスイッチや助走期間という面でよい機会だと思います。
が!
突きつけられる、お弁当作りの毎日がはじまるという事実…!(春休みの数日ですが…)
今年の4月、晴れて小一ママとなったママ友とスーパーでばったり会うなり「お弁当作りの時間とエネルギーを捻出するという概念がなかった」という言葉を残し、風のように走り去っていきました…。
その後ろ姿に、余裕という文字は皆無…。
入学して給食が始まるまでお弁当は数日間。
では夏休みは!?毎日!!!?
学童と一言で言っても、実は知らないことばかりです。
そんな疑問や不安を、インターンミーティングの時、先輩ママでもあるまきこ議員に聞いてみました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
・学童には保護者会がある。そこでお弁当の外部発注を取りまとめていることがある。
・お弁当だけではなく、おやつ当番もある。
・学童は個別の児童館単位の運営で、個別に活動を行っている。
・保護者会の体裁や、保護者同士の関わり方も、地域性や学童によりそれぞれ特性がある。
学童は各児童館による運営の下、保護者が主体的になる場面が往々にしてあることが理解できました。
有志や保護者会でお弁当を外部業者に発注しているケースもあるということで、これは安心材料になりました!
保育園から小学校へ生活をシフトしていく家庭なら間違いなくニーズがあると思われますが、必要な人がこうしたサービスを利用しているか、実態は分かりません。
学童のお弁当をめぐっては、さまざまな声や課題があるとか…。
ということで、調べることになりました。
夏休み中の学童での昼食について調査開始!
では現在学童利用中の子どもがいるご家庭に聞いてみよう!
ということで、高橋まきこ議員のご協力の下、急遽「中央区学童クラブのお弁当を考える会」を発足、調査をスタート!
調査要項は以下の通りです。
調査タイトル:教えてください!学童のお弁当についてのお悩み、お困りごと
実施期間:2021.09.16-10.31
対象者:学童利用者の保護者
周知方法:SNSでの呼びかけ、児童館前・民間学童での配布など
今年の夏休み、学童でのお昼はどのようにされていたか実態と、またお悩みや困ったことなどをお尋ねしました。
では早速調査結果を見てみましょう!
調査レポート①: 回答者について
まずは回答くださった方の属性から。
今回の有効回答数は13名。
中央区の学童8か所のうち、6か所の児童館利用者から回答をまんべんなく得ることができました。また民間学童利用者からの回答も頂きました。
利用可能人数に限りがある学童では1年生の利用が最も多いため、回答者のお子さまもの割合も1年生が最も多いという結果となりました。
調査レポート② 実態について
「自宅から持参した」という回答が多数をを占める中、購入や宅配利用も見られました。
複数回答ですので、併用されているご家庭もあったと考えられます。
次に、お弁当持参に関する負担や心配なことをお尋ねしました。
「とても負担/心配である」が過半数を超え、「負担/心配である」と合わせると実に76.9%、4分の3以上にのぼります。
その理由は、
時間、頻度、衛生面、栄養面、見た目…!
実に、多岐にわたる理由がそこにはあります。
そう、お弁当作りというと簡単なことのようにも思われますが、そこに負担が生じるのは、生活に係る他の事情や子どもへの愛情がゆえ。
さまざまな思いをはらんでいるんですね…。(料理が上手でも詰めるの不得意!という方もいますしね)
私自身、お弁当が作るのが面倒!というわけではなく、(ちゃんと作りますよ!)毎日作り続けられるのか…という不安が勝っている状態です。
それは、突発的な仕事が発生したり、体調がよくない日があったり、そんな時もあるけど大丈夫?という不安です。
子どもが小学校にあがるタイミングで、時短勤務からフルタイムに戻すお勤めの方も少なくないはず。
子どもたち自身も、これまでの生活から一変、勉強や自分でやることが増えてきます。=いろいろ時間がかかる!
また兄弟に小さな子がいるご家庭では、下の子が体調を崩したり、本当にさまざまなことが起きると思います。
そんな時に、選択肢のひとつとして、アウトソーシングの手段が確保できていればこんな心強いことはない!と思います。
この後の質問でも、お弁当を通して更なる多くのことが浮かび上がってきました…!
続きは後編で。
お楽しみに!