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ザ・感覚の有機化学① 骨格構造式(棒だけのやつ)
化学構造をほぼ「棒のみ」で書くアレ、高校で習ったやつと違い過ぎてわからん!
先生よ、ちゃんと原子を記号で書いてくれ。
と思っている人に向けて、最短でわかる解説を目指しました!
棒の“交差点・曲がり角・終点”が「C」
“棒はC(炭素)です”という説明を見かけたことがありますが、棒はCではなく、電子2個です。2eです。
そして、棒の端っこが「C(炭素)」です。
棒の端っこは、①ホントの端っこ、②棒と棒のつなぎ目(曲がり角)、③三叉路や交差点などの交わっている箇所、などがあります。
いずれでも「点」であって「線」ではありません!ここ、重要!!
CはHが付いている(結合している)こともありますが、Hは存在感薄いので、あってもなくても書きません。
では、図で確認してみましょう。
エタノールの構造から。
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つづいて、3-メチル-2-ブタノール
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原則逸脱バージョン
入試問題などでは、きっちり規則にのっとって書かれますが、先生の板書や書籍の挿絵なんかは様々。
交差点や角のCは書かなくても、端っこのCだけは書いたりします。
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