トラの日とお金
きょうはトラの日
「虎の黄金色の模様は金運の象徴とされており、寅の日には特に金運に縁がある「金運招来日」とされています。 ですから、寅の日は「お金」にまつわる吉日ということがわかります」
とのこと。
数年前、夫は投資に失敗した。というか、投機だった、もはや、ゲームに敗北か。
目の前にあるお金が消える恐怖を味わった本人もつらかっただろうけれど、わたし自身も身震いした。
お金はエネルギーという。ならば、この損失は身の丈に合わなかったのか。
知識不足が招いたのか。某感染症によって経済が急に冷え込んだせいか。
外的要因、内的要因、さまざま考えた。わたしだったら絶対しないことをし、ほかに投資したかった計画が真っ白に消え、もはや、老後すら不安になる状況を、細胞レベルまで落とすのは、今でもできていない。
働かなくとも人生を生き抜ける状況から、老後の不安を抱える状況になってしまった。
お金はエネルギーという。膨大なエネルギーを奪われたわたしは、何をしたというのか……。死ぬまでにはこの解を得たい。
この状況になり、私自身がお金を動かすようにすると決意した。
しかし、お金になるようなサービスをわたしはもっていなかった。確定申告不必要な収入を、どのように広げていくのか……。次男が大学を卒業するまでは、家族を優先すると決めていたので、すぐにはフルタイムで動く気はなかったで、下準備として、お金について、書籍、YouTube、学長のお金の大学の会員、すでに会社を立ち上げている友人から話を聞く……徹底的に学んだ。
YouTubeのレコメンドでは、スピリチュアル的なお金の話もレコメンドされたので結構な本数をみた。リトリートなるものにも参加した。占いもした(笑)。それから、金運がよくなると言われる神社に参拝もした。
そんなことを2年続けたある日、年間契約の話が来た。
SNSをみて、お任せできないかと。
このオファーが神社に参拝したおかげなのか、リトリートに参加をしたおかげなのかは、ファクトとして整理はつかない。奪われたエネルギーが人生を終えるまで働かなくともいい金額で、入ってくるエネルギーはそれの数パーセントしかない。正直、エネルギーが回っているとは思えなかった。
リトリートで、社長になることを勧められていた。契約するにあたり、法人のほうが何かとありがたいとの言葉もあり、もう、これは乗るしかないと、お金を学び始めたときに作ったNISA口座にあった外国株を取り崩し、会社を設立した。
お金の大学や、書籍で学んだ「会社を作る」というコンテンツがとても役立ち、結果ほぼ2週間で設立した。コストは必要最低限。資本金も、NISA口座から出せる範囲なので、笑ってしまう金額。
トラの日になるといつも思う。
そんな簡単にお金なんか戻らない。でもこの日に(ほかにも、巳の日など)お金と正面から向き合う習慣は金融リテラシーを高めると同時に、自分と向き合ういい機会。何かを買う時もこの日を選び、自分を納得させる事も、ストレスなくお金を使えるのでとてもいい。
先日読了した
「きみのお金は誰のため」
正直、ふわっとしすぎてしっくりこなかった。なぜなら、いつも読んでいるのが経済アナリストや投資家の本ばかりだったから、現実味にかけた。
ただ。会社を経営している身として、志なきところにサービスは生まれないし、だれも喜ばない。結果報酬は得られないということは思想、理念としてよくわかった。そして最も大事なのは、この循環を通して、自分自身も幸福感を得られないければ満たされてないということ。
よく、豊かさとかいうけれど、それは人それぞれ違うし、それぞれが選ぶこと。選ぶにあたっては、自分自身が自立できていないとブレると思った。
昨今の血なまぐさい事件でお金が動くのも、お金を出す人のエネルギー。結果循環せずに身を亡ぼす……(夫の失敗も、ゲームのようにお金を扱った結果かと思っている)。
さて。
これからやりたいことを紙に落とすとしよう。
落とし終わったら、あとは、天にゆだねるだけ。
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