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武蔵國二ノ宮 金鑚神社へお参りしてきました。
こんばんは、まきこです。
2月23日の天皇誕生日に、武蔵國二ノ宮 金鑚神社(かなさなじんじゃ)へ参拝してきました。
金鑚神社の御神体は御室ヶ嶽(みむろがたけ)。山を御神体とする古代神道の名残のある神社です。奈良県にある大神神社と長野県の諏訪大社と同じく本殿がない神社です。金鑚神社の御神体である御室ヶ嶽は禁足地らしく、登ることができないのが少し残念。
御神体ではないかもしれませんが、御嶽山(みたけさん)には登ることができます!しかも見どころたくさん!今回も神社も登山も楽しんでまいります!
今回の旅は6時45分くらいに東京にある自宅を出ました。大体9時頃には埼玉県にある本庄駅にたどり着きました。近くのコンビニへ寄って朝ごはんを食べつつ、30分くらいバスを待ちます。本庄駅からバスに乗って、「新宿」で降りて20分くらい歩きます。
金鑚神社の大鳥居です!おおきい……!ちなみにこの大鳥居を潜ったところの参道は桜並木らしいです。桜の季節は素敵でしょうね。
多宝塔は国の重要文化財に指定されているようです!参道を歩いていて、存在感すごかったです。
赤いきれいな橋にうっとりして写真を撮っておりました。この赤い橋には「義家橋」という名前があるそう。
今は水舎はお休みでした。
こちらは、神楽殿。
そしてこちらが、拝殿。ということはこの奥が御室ヶ嶽ですね……!登れないけど、胸がドキドキします!
拝殿の左手には御嶽山への登山道があります。奥に見える緑色のドラム缶には杖の代わりにできる棒がたくさん入っています。
鏡岩、楽しみです。
登山道を歩き始めてすぐ、さっそく分岐です。鏡岩の看板もあったことですし、迷わず右へ進みます。
どこまでも続く階段、そして石碑……。
「彩の国さいたま」と彫られた石碑。
このように味わい深い句碑がいくつも、いくつも、並んでいます。
中には牛若丸の像もあります。優しく、凛々しい面立ちをしていらっしゃいます。
このようにたくさんの石碑が道中目を楽しませてくれます。
そしてずっと階段が続きます。
「この階段いつまで続くの……?」と思いかけたその時でした。
登り着かれた頃、もう鏡岩のところまで到着していました。陽の光が当たっている時間帯だったらもっと鏡感があったのだろうと思います。けっこう傾斜が急なので、姿見にするには昔の人達はかなり頑張っていたのではないかと思われます。
境内を散策したり少し休憩したりもしていましたが、大体ここで11時くらいです。
鏡岩を過ぎると頂上と見晴台との分岐です。先に見晴台へ行きます。
弁慶穴!?弁慶穴とはいったい…?
手すりもロープもない岩場の端っこをゆっくりと進んだ先に、このような穴がありました。勇気を振り絞って穴にも入ってみたところ、そこまでいや~な感じはしませんでした。結構な奥行きがあるので、雨風しのいで寝起きするには十分ですね。
弁慶穴からの景色です。いい景色とはいえないかもですが、ひっそり過ごす分には良い場所な気がします。すぐそこが崖で足場が少しなので、細心の注意を払って戻ります。
では、岩山展望へ向かいます!
岩です。なかなかに登りごたえがあります。
岩を登り終えるとすごく素敵な岩峰が迎えてくれました。
展望バッチリです。
奥宮にもお参りさせていただきました。
山の上だからか、少し風が強いです。降りるときは登るときよりも慎重に降りました。
では、山頂へ向かいます!
わりとサクサクと歩ける道が続いています。
が、しかし……
最後、ロープが登場するほどの難所があります。黄色のロープと白いロープの2本が助けてくれますが、それでもかなり怖いです。しかも結構な高さがあります。岩場よりも断然ここのほうが怖いです。木の根っこが足場もなってくれますが、足のつま先を引っ掛けそうにもなります足場に注意しつつ、全力でロープを握るという全集中な難所でした。
でもここさえ登り切れば山頂です!!!
山頂につきましたー!343.4mという低山ではありますが、やはり登頂できるのは嬉しいです。山頂到着は11時45分頃です。
山頂にあった木が花をつけ始めていました。瑞々しい蕾が美しいです。
では、下山します!
しかし、蓮池ルートへどのように向かえばいいのかわからなかったので、そのまま鏡岩ルートで下山します。下山中、何人もの方とすれ違いました。
まだバスの時間までたっぷりありましたので、最初の分岐へ戻って改めて蓮池ルートで歩き出します。
緩やかな坂道でとても歩きやすいです。
川だと思われますが、今は水がない状態でした。
境内の案内図にヤブツバキの古木が多いと書いてありました。ヤブツバキでしょうか?
赤いヤブツバキの花言葉を調べると、「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」とあります。なんだか、すごくしっくりきますね。
蓮池です。ショウブが群生する湿地らしいです。この日はカエルの大合唱でケロケロやクワックワなんて可愛らしい言葉では表現しつくせないほどでした。夏にはカエルがぴょんぴょんして賑やかそうです。
蓮池を横目に進んでいくと、少し傾斜がきつくなってきます。こちらは句碑はありませんが、石仏がたくさん並んでいます。なんと100体あるらしいです。(そしてここでも聞こえてくるカエルの合唱……)
ここを登っていくと鏡岩ルートと頂上と見晴台との分岐に差し掛かりました。どうやら分岐で「わたるせ方面」へ進んでいくと蓮池ルートに入るようです。頂上でご一緒させていただいた老夫婦が「わたるせ方面」へ向かわれ、蓮池からの下山でまたご一緒させていただいたので、その認識で間違いないと思われます。
下山は12:30頃でした。
写真撮ったり句碑を読んだりしていたので、普通に登って降りるのであれば、もっと早いコースタイムになると思います。
では、御朱印をいただいて帰ります。
御朱印をいただくと境内の詳しい案内図を一緒にいただけました。
とても詳細な案内図です。見所が多過ぎて、境内が広過ぎて、時間がいくらあっても足りないくらい魅力たっぷりの神社です!
大鳥居の横にあったガイドマップもじっくり拝見。次はどこへ行こうかなぁとみていると……おおおおお!!!!!
将門伝説を探る道があるではありませんか!
一昨年友人たちと城峯山へ車で立ち寄りましたが、ゆっくりはできなかったので、これは是非行きたいですね!
他にも埼玉で行きたいところがあるので、今年は埼玉を満喫する年になりそうです♪
金鑚神社境内内な澄んだ空気がたいへん気持ちよく、素晴らしい時間をすごすことができました。お招きいただけたことに感謝です。
数あるnoteの中からこの記事を読んでいただきありがとうございました。皆さんと金鑚神社の魅力を共有できてとても嬉しいです。