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丹沢・大山登山レポート①~女坂から大山阿夫利神社下社へ~

こんにちは、まきこです!

2021年3月17日(水)に丹沢にある大山へ登山してしきました!今カレンダーを確認しましたが、ちょうどこの日は彼岸入りした日ですね。

大山とは……

大山とはどういう山なのかご説明しますと、
神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252メートルの山で、別名「あふり山」です。

どうやら縄文時代の土器片が多く出土している、古くから信仰されている山のようです。紀元前1,000年頃からずっと愛され続けている山って考えるとなんだかすごいですね!

今日の旅の目的はミツマタを見ること!そして……

大山へは兄の勧めもあって登ってみたい山の一つでした。大山について事前に情報収集していたら、不動尻にミツマタの群生があるという情報をキャッチしました。見ごろは3月ということで、今回登山を計画しました。
マップを確認し、不動尻から大山へのルートに臨むためにはコースタイム6時間は見たほうがいいと試算。(最悪ケーブルカー使うことも視野に入れてます)

ミツマタは見たい。でも現在公開中の「ラーヤと龍の王国」も見たい。
だって水曜日レディースデーだから!
そして上映してる映画館めっちゃ少なくて今日しか水曜日で行ける日なかったから!!
映画を観るためには15時30分くらいには帰路についていなければならない。映画に間に合うように帰路につくというのが、今回の裏テーマです(笑)
5時30分には起きて6時前にくらいに出発しようと思って、前日眠りにつきました。

寝坊したため変更してミツマタの群生を諦める。

朝起きたら6時過ぎてました……。こ、こういうこともありますよね。
電車に乗っている最中、GoogleMapで電車とバスの時間を確認した結果、不動尻ルートは次回以降へ予定変更を決定。普通に大山登山をすることにしました。
初心者だから焦りは禁物。余裕をもった登山計画が最優先事項です。
群生ではないようですが、登山道にもミツマタは咲いているようなので、それを楽しみにしましょう。

伊勢原駅に到着。

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伊勢原駅に着いたのは8時30分頃。バスが8時30分発だったので行ってしまったばかり。9時過ぎのバスを待ちます。

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待っている間に駅前にある鳥居を撮影。「関東総鎮護 大山阿夫利神社」と書かれています。
バス停の一番先頭で本を読んで待っていたところ、バスが来た頃には長蛇の列が!すごい人気ぶりです!

バスに乗って30分くらいで「大山ケーブル」に到着です。

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ここから「こま参道」という道を15分かけて歩いてケーブルカー乗り場へ向かいます。こま参道ではお土産を変えたりご飯を食べられるところが並んでいました。さすがに9時30分なので静かでした。お店が開くのはこれからなのかな?

大山登山、開始です!

ケーブルカーへ向かう家族連れを心の中で見送り、いざ、登山道へ!!!

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男坂と女坂の分岐です。
男坂は所要時間が短く、その分急です。
女坂は所要時間が少しだけ長く、かつ大山寺があります。大山寺で御朱印をいただけるらしいので、今回は女坂を登らせていただきます。

ミツマタ発見!!!

女坂を登り始めて数分、いえ、ほんのちょっとのところですぐにミツマタがお出迎えしてくれました!

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わ!

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わわ!

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わわわ~!
ミツマタがいっぱいです~♪
量としては登山道にちょんちょんちょんっと生えている感じです。写真で見た不動尻のミツマタの群生には及びませんが、ミツマタというものを知らない人間からしたら十分です!!
思う存分愛でてきました♪

さて、旅の目的であるミツマタは堪能できました。
あとは山頂まで行って無事に下山し、映画に間に合わせることを考えて登ります。

階段の多さに驚きを隠せない。

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こま参道を歩いているときから考えていました。階段、多いな~って……。
他にもちょっとだけ山登っているからこのくらいは通常。いや、むしろ登りやすい階段があって有り難いくらい、とも思います。思いますけど~( ;∀;)

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あ、なだらかな道が!

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と思ったら階段。。。
あ、またミツマタ発見♪

女坂の魅力の1つ、女坂の七不思議。

階段ばかりなので階段が続いてももう何も思わなくなってきました。
ちょうどそんなときに大きなお地蔵様が現れました。

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看板によると「女坂の七不思議 その三 爪切り地蔵」だそうです。弘法大師様が一夜のうちに爪で彫られたといわれてるらしいです。幼稚園が真言宗だったから弘法大師様を見ると嬉しくなります。
いやいやそれよりも、その三ってことは、私はミツマタに夢中でその一とその二を見逃しているということ!?
くぅ~!絶対にリベンジして七不思議を全部見つけるんだから!!

鹿や熊にご注意ください。

大山で鹿に会ったと知人が行っていました。そして大山では熊の目撃情報もあったそうな。春だから熊も起きているかもしれない、慎重に登りましょう。
でも鹿には会いたいな~、会えたらいいな~。

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ん?

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んんん???


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し、しかさ~~~ん!!!
しかもカメラ目線キープしてくれてる!!!
かわいすぎませんか!!!
その後定期的にこちらをチラ見してくれていました。
キュンキュンしちゃう。
鹿と出会っても刺激しないようにって聞いたけど、刺激はしてない……よね?

お堂を見つける。

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正面に不動明王と書いてあることだけはわかりました!

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こちらは看板が出ています。龍神堂(八大堂)だそうです。かなり省略するとつまり、大山の守護神にして雨乞いの本尊って書いてあるからそういうことだと思います。(よくわからないことはとりあえずそのまま受け止めます)

「ラーヤと龍の王国」を観に行こうとしている時点でお気づきだとは思いますが、私は龍好きです。大山にも龍神伝説があるなんて、嬉しくなっちゃいます。

お堂があるということは近くにお寺があるということ!先を急ぎましょう。

雨降山大山寺!

写真は撮り忘れましたが、階段を上ったところに大山寺がございました。

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ここまででも達成感あります。では上がらせていただき、御朱印をお願いしましょう。
ちょうどこの日は彼岸入り。だからでしょうか。私が御朱印をいただき終えると一人の若い男性が先祖供養をお願いしていました。お墓参りはしたことあるけど、先祖供養は私にとって未知の領域。そのまま立ち聞きし続けたい気持ちをおさえ、登山道へ戻ります。

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大山寺の向かって右手に登山道があります。

険しくも楽しい女坂!

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七不思議があると楽しいです。この無明橋も、女坂の七不思議の一つ数えられています。(看板取り忘れました)
つい先日呪術廻戦を観たせいか、近隣の学生はこういうところで肝試しとかするのかなって想像しながら渡りました。

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落ちないように注意しながら登ります。本当に危ないところは写真右手のように柵が設けられています。登山道を整備してくださっている方々、本当にありがとうございます!

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ここでどっちへ行けばいいのか悩みました。左が正解です。

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ふぅ登ったー!と思ったら奥にまだ階段が……。

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大変登りやすい階段だし、手すりもあるしで最高なのですが……
も、ものすごくゴールが遠く感じます!※頂上まではまだまだあります。

大山阿夫利神社下社に到着

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ついた~!しかも人いっぱい!
ここへは10時40分着くらい。ゆっくり登山しました。

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とっても綺麗な社殿です。人のいないタイミングを見計らうのが難しかったです。それくらい、人が絶えません。大変人気があります。

御神水、いただけます。

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こちらもたくさんの人で賑わっていました。土日は列になってそうですね。
水筒がなくてもすぐ側で空のペットボトルを購入できるので、忘れちゃったときも安心。
私も持参したマイボトルにいただきました。
大変貴重なお水。有り難くいただきました。

日本三大獅子山 大山獅子

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獅子一頭一頭がそれぞれかわいいです。凄みもあるけど愛らしさもあって、とても好きです。
すぐ側に大山獅子の由来があるのですが、表面に光沢がありまるで鏡のようでした。

浅間社

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御由緒を拝見したところによりますと、祭神は此花咲耶姫と磐長姫。
この二柱は大山阿夫利神社の主祭神である大山祇大神の娘神だそうです。
また大山と富士山は、父子の御山とあります。
旅をすると知らないことをたくさん教えてもらえます。

頂上登山口へと……

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頂上への登山口は社殿左手へと進んだところにあります。
一休みしてパワーチャージしたら頑張って登るぞ~!

次回はひたすら、ひたすら、頂上目指して登ります。


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