拒否の行方
こんなお仕事をしていると、色んな方々に出会う。
血糖値が高くて悩む人、人間関係に悩む人、育児に悩む人、外に出たくない人…などなど
糖質の量見直そうよ、相手のこと理解する努力してみようよ、気にしすぎたらあかんよ、どうして出たくないのかな?
そんなこと言ってみると、
「なるほどねー」
とあっさり解決する人はそんなにいない。
多くの方が
「もうそんな話聞きたくない」
となっちゃう。
いわゆる拒否。
この「拒否」
閉店ガラガラ、永遠に開店しない場合と、
ある時急に開店する場合がある。
開店しない場合
「んなこた分かってるんだよ。
でもできんから困ってるんやん。」
こんな感じ。
どうしてできないか、上手くいかないか、どういう気持ちでいるのか…そういうところをほんとは見出したいのかな?
いつか開店する場合
「痛いところつかれた。
聞いてるとしんどいからもう話したくない。」
これは、少し心が解けた頃にゆっくりお話すると、案外すーっと入ることがある。
ほんとは閉店される前に気づいて、相手のニーズを見出してお話するのが一番。
一般論、ド正論はただぶつけても素直に入らないことが多い。
敢えて痛いところついて「気づき」と拒否を経て素直にお話できるように持っていくこともあるけど、これで永遠に閉店されたら終わり。
見極め大事ね。
でも、こういうところがまた面白い。
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