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『ぢいさんばあさん 〈月イチ歌舞伎2024〉』を観ました


今日はシネマ歌舞伎

を観てきました。『ぢいさんばあさん』という題名では、どんな話なのか、まったく見当がつかなかったのですが、作者の名前に飛びついて行ってきました!


筆者撮影

作者は「宇野信夫」先生。先日、落語作家養成講座で江戸噺の新作落語で有名な先生と聞いたところでしたので。歌舞伎も書いていらっしゃると聞いてはいたのですが、たまたまこの3日から上映開始ということで、早速行ってきました。初日でもありましたし、人も多めで、お正月らしくお着物をお召しのかたもいらして、なかなかいい雰囲気でした。

原作は森鴎外。森鴎外って、こういうのを書いていたのか・・・と意外と本で読んだこともなかったのですが。(恥)

そして、宇野先生は台本だけでなく、演出もされているんですね。それは完全に初耳で、びっくりしてしまいました。

やはり江戸噺とは言えども、古典ではないので、新作歌舞伎というのかもしれませんが。予告編と本編の間にイヤホンガイドがスマホで聞けると言われても、アプリをダウンロードするヒマなんてものはありませんので、あきらめてそのまま観ていたら、全然問題なく理解できました。やっぱり現代語に近いですよね。要所要所で古い言葉を入れてあるものの、全体的には現代語だなという印象でした。

さらに、おしどり夫婦がイチャイチャしていて・・・まあ、これなんて、古典では絶対なさそうだなと思いつつ、楽しく観られるのですから、雰囲気は壊さず、今様になっているということかと。これが新作の楽しみのひとつでもあるんでしょうねぇ・・・というところで、やはり実際に観てみると、いろんな発見がありますね。

ちなみに、行ったのが新宿ピカデリーという映画館で、すぐ近くに紀伊國屋書店の本店があるので、そのままの勢いで、落語コーナーまで行ってしまいました。棚が3つもありました。すごいですね。いつも行くところはせいぜいひとつしかないですからね。それで、先日取り寄せた本なんて、平積みされてて・・・最初からこっちに来ればあったなぁ~、なんて思ってしまいました。取り寄せでも手に入って、今読んでるから問題はありませんが。(笑)

本日の進捗

ついつい正月休みだと思って気が緩んで、あっという間に3が日が終わろうとしています。とりあえず昨日のうちに「読者モニターの感想文」という宿題は終わらせましたので、あと2日で創作ラジオドラマ大賞の原稿がどこまで進むかが問題ですね!

最悪、ラジオCMは数本だけでもいいですし。。。すでに弱気。(汗)

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