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落語作家養成講座 その11


前回は課題が

出されていたので、もちろん今回は口演回でした。そして、初めて自分が書いたものを自分で読むことになりました。

前回出されていた課題は「小咄」。200字以内で、その中で最大で3本まで、ということになっていました。

今回は意地でも3本出したいと自分で枷を決め、ボケ+ツッコミ(?)の2言で終わる小咄を考えました。

20本くらいを考え、そこから3本を選び、さらにブラッシュアップしてから提出するつもりが、休出したりしていたので、ほぼ推敲せずに出してしまったのですが。(苦笑)

発表はまた名簿順で私が一番になっていました。単純に「前回は1番からだったから、今回は反対から」にしてくれてもよかったのに、とも思いましたが、結果的に後半に行くほどレベルが上がっていたので、ちょうどよかったようです。(爆)

私がいただいた講評は、「キャッチコピーっぽい」とのことでした。

う~む、以前コピーライター養成講座に行った影響が出てるのかしら!? とも思いましたが、最近会社で文章を書く仕事として、広報系の仕事が増えてるので、そのせいかもと思いました。(笑)

まあ、そもそも本業がエンジニアだったので、マニュアルみたいな堅い文章ばっかり書いていて、フリーランスになったときにフィクションの翻訳をやるのに堅すぎるから、とシナリオ・センターに行ったくらいですからね。そこから大幅に変わってはいないと言うことかもしれません。。。

3本書いたうちの3本目だけは、演じ方次第で使えると言われました。。。これは、実は前回の講義の内容がヒントになっていました。歌蔵師匠が、この展開がおもしろいと仰って、例としてあげていたものです。私の中では、何気ない会話に見えるけど、二言目でいきなりカメラがパンして全体像が見えて笑える、とイメージして書きました。結局、そのイメージをはっきり持っていたものだけ評価されたということですね。

そして、講義前に配られた冊子状の作品集を一通り読み終わったあと、それぞれの感想とか、自分だったらここをこう変えたいみたいな意見を出すことになりました。これも全員が当てられました。

そのときに、私の2本に対して、それぞれ具体的な改善提案を言ってくださったがかたがいらして、とっても勉強になりました。

私の場合、いったん文字にしてしまうと、結構考えが固定化してしまうので、意見を言っていただけるのは大変ありがたいと思います。何回読んでも、だんだんいいのか悪いのかわからなくなっていく傾向があるので、まったく違う意見をいただけると、そこをきっかけにまた自分の想像が広がっていくのを感じます。

おふたりから意見をいただき大満足で、終了後の飲み会はちょっとはしゃいじゃいました♪

本日の進捗

そうなんですよぉ~。教室に着いた途端、前回一緒にお茶けを飲んでいたメンバーのひとりから「今日は居酒屋ね」と言われていたので、そのまま講義後に飲みにいきました!

前回よりちょっと人数が減ってしまいましたが、逆に落語の話ばかりしていて、楽しかったです。

本日の進捗というのは講義そのものですし、実際自分とは違う意見をいただいて、目の前が広がった感じがしましたし。とっても満足した1日になりました♪

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