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2012年Berlin日記 01_はじめに

2012年2月、私は母とベルリン旅行をしました。書いているのが2024年、もう12年も前のことですが、とてもよい思い出なので忘れていくのがもったいないと思い、書き留めていくことにしました。

初めての海外旅行、なぜ行こうと思ったのか

田舎育ち故か、海外旅行には全く興味がないまま育ってしまった私がなぜ突如ベルリンに飛んだのか。
バイト代や仕送りを、生活費や車、卒制材料費などですっかり使い果たしてしまい、貯金ほぼゼロから社会人になってから4年、ようやく海外旅行に行ける程度の蓄えを持てるようになったのが大きかったと思います。
さらに当時働いていた会社は米国の会社と取引きがあった関係で米国出張している方が多かったり、プライベートでも職場の先輩や親は海外に毎年行くような人も多く、それまで海外に興味もなかった自分にパスポートを取らせるには充分な環境でした。

海外に行ってみようと思ったときにこのとき1番惹かれたのがドイツ・ベルリンでした。
高校の現代文で森鴎外の「舞姫」を読んだときから、ベルリンのヴンター・デン・リンデンは素敵な場所に違いないという確信がなぜかあり、(多分森鴎外の描写がよかったんでしょう)それからバウハウス系のインダストリアルデザインが大好きということもあり、そうだ、ドイツ行こう、となったのでした。

12年前の話なので今とはいろんなシステムが違っていると思われますが、またドイツには行きたいなと思っているので、そのとき自分で見返して思い出すために、というのと、いつか誰かのベルリン滞在の参考にしていただけることがあれば幸いです。


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