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UI/UXデザイナーに必要なケイパビリティのメモ

評価時期なので自分用整理。

会社から示される基準はない中で、公平な、納得感のある評価を現場でする必要があり。ものさしは評価者それぞれにあろうが、何期か評価者同士のすり合わせをしてきた中でこの辺かな?というのを言語化してみる。
(注・ある程度はDesignshipのシンポジウムで聞いたことの受け売りだったりします)

なお、事業会社のインハウスデザイナーを想定。企業規模は多分問わない。会社にデザイナーレベルに応じたグレードが4段階ほどあると仮定して書く。ほんとうは5段階あって、1番上は経営層レベルなんだ思うけれど、自分にはまだイメージしきれないので割愛。なんなら4段階目も分からない(自分は3段階目だから)


成果・実績(レベル別に達成できたか)

Level1(スキルの確立と自律)

ドメイン理解

  • 具体的な指示やアドバイスのもとPM、企画から出された要件をUIに落とし込むことができている

Level2(周囲との協業と案件に対するオーナーシップ)

リードデザイナー

  • 他職種のメンバーと協業してPJ・案件・施策リリースを完了できた、リリースまでのデザイン工程にオーナーシップを持ち、自律したデザイナーの立場で完遂できている
    (案件規模によってスコアは変わる)

  • 他人の力をうまく借りることができた、多くの人と協業して成果を出せている(例えばSlackメンションの多さ、その他コミュニケーション量の多さ)

  • チームの規模の活動に貢献している

Level3(デザイナーの枠を超えた社会やサービスへの貢献と結果)

プロダクトデザイン・プロダクトマネジメント

  • デザイン活動によって(デザインドリブンで)サービス単位の数字を動かすことができた、数値的な目標達成に寄与することができている

  • 社会にインパクトを与えることができている

  • 円滑な開発をするための小規模な組織づくり、運営、仕組みづくりができている

  • サービス利用者にどう貢献できるかを前例にとらわれず自分で考え、動くことができている

Level4(未来的なビジョンづくり?)

組織のデザインとマネジメント
経営レイヤーに近い動き?

  • デザイン活動によって(デザインドリブンで)本部単位でのビジョンを示すことができている

  • 経営層と握って組織としての意思決定ができている

  • 価値を生み出し続ける大規模な組織づくり、仕組みづくりができている

…か…?わからんw

加点要素

積極的姿勢(全Levelで効果的)

  • 自分のやったことのない業務に挑戦する姿勢(新たなスキルセットの獲得、ツール利用スキルの獲得)、実際に挑戦している

  • デザインの領域外、専門外の知識を獲得する姿勢(ビジネス・エンジニアリング・企画への密接)、実際に挑戦している、学んで身につけている

  • 失敗を恐れずトライアンドエラーを繰り返している(結果は問わない)

  • プロダクトの動作検証など全員で取り組むべきタスクに積極的に参加している

物量(Level1、Level2で効果的)

  • 多くの案件に関わることができている

  • 多くのタスクを捌くことができている

曖昧さ耐性(Level3で必須)

  • 抽象度の高い上流工程から言語化・可視化スキルを活用して関わり、形にすることができている

  • 具体的な成果物が決まっていない依頼から課題や目的、ゴールを自ら設定し行動できている(結果は問わない)

  • 社会の変化を捉え、これまでにないやり方を業務に取り入れられている(AIやリサーチ)


書いてみて疑問

  • 言葉の定義は本質ではないかもしれないが、Level2がリードデザイナーでいいのか?Level3だったりする?シニアデザイナーがあるとしたらどのへん?

上長フィードバック

  • ここにない能力もある。書いた範囲だけを物差しにすると測れない成果もでてきてしまうので、一律「これが評価基準です」と公開するのはリスク

フィードバックを受けて、社内での公開はやめて自分内で整理する(何かアップデートがあれば都度更新していく)ものとしてこのnoteを管理していくことにする。

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