バクタプルの1日🇳🇵
ホテルの朝食
2024年12月31日。朝食はルーフトップレストランで7:30からと聞いていたので、行ってみる。
うん。まだ何も料理が出ていないね笑
屋上からの景色を撮影したり、本を読んだりして待機。先に紅茶だけは飲めたから飲みながら。
朝のカトマンズは静か。クラクションの音もまばら。ネパールのカラスは、日本のカラスより声が高い気がする。何で?
水道があまり整っていないのであろう、屋根の上に給水タンクが並んでいる。
ランドリー屋さんを探して預ける。その日中に受け取りたかったが、おじさん曰く、明日の8:30に来て、とのことだった。ここから違う店を探すのも面倒だと思いOKする。朝の交差点は、野菜やら調味料やらを売る人が座っていて面白い。
ローカルバスに乗る
少し歩いたところからローカルバスが出ているという情報を得ていたので、バス乗り場を探しに行った。
日本と違い年末感は全くない。学校や仕事に行く人たちでザワザワしていた。
道路が工事中?のところが多く、砂の中を歩いたりレンガを飛び越えたりしながら進む。
カンボジアの首都で仕事をしていた時は、本当によく物乞いの人を見た。市場なんかに行くと、それはもう多くの人が座っていて声をかけられたし、仕事に行く道でも老人や子どもに声をかけられた。
タメルの中心やポカラではあまり物乞いの人を見なかったが、バスパークに行くまでの歩道橋や道端には数名いらっしゃった。でも積極的に声をかけられることはなかった。
mapを見ながらなんとか辿り着いた場所は、バス停というよりただの道端だった。でも数台小さめのバスが止まっていたから「バクタプル?」と聞くと、そうだというので乗った。窓から見える雑貨店に集まる住民を撮影したりする。
バスは人が集まっているところに向けて「バクタプルに行くよー!」と声をかけながら集客していく。少しずつお客が増え、いつの間にか満員電車並みのギュウギュウ具合に。座れていてよかった。
車内はネパールポップスがかかっていて、結構気に入った。カンボジアの演歌っぽいものよりもポップスよりだ。
ネパールは歩道橋がある。結構ある。カンボジアには本当に少ないので感心していた。車線の多い道路を進んでいく。
途中で、どこで降りればよいのかわかっていないことに気づき、周りの人に尋ねるも英語が通じない。Oh..
mapを急いで見ると、そこが目的地だったので慌てて降りる。
値段がよく分からないが、誰かの旅行記に50だったと書いてあったので50ルピー(約50円)渡して降りた。
バクタプルの街
とりあえず世界遺産の広場を目指す。
バグタプルは交通量も人も少なめで写真を撮りやすい。街並みや商店が可愛すぎてこの日だけで100枚程撮影していた。
ちょうど通学の時間なのか、学生さんたちがたくさん歩いている。制服姿だったり、ジャージだったり。女子もパンツスタイルでかっこいい。日本もみんなパンツスタイルにすればいいのに。スカートであるメリットが分からん。あと、小学生はお揃いのニット帽も制服になっていてかわいい。
最初の広場で、世界遺産そっちのけで幸せアンケートを試みた。学生さんは答えてくれる率が高いのだ(私調べ)。
みんな快く答えてくれた。なんてかわいいのだろう。
ここでもアンケートの様子を動画に撮ってくれた人がいたな。
アンケートを行いつつ、世界遺産の撮影も。素敵な建物がたくさん。
もう一つの広場へ
バグタプルは大きく分けて2つの広場がある。
もう一つの広場へ行くまでの道が、素晴らしすぎて。どこを切り取ってもフォトジェニックなのだ。
厳選した写真を載せます。お付き合いくださいませ。
ここでも、おしゃべりしていたおじさまたちにアンケートを試みる。
何かの調査をしている人なの?と聞かれ(そりゃ怪しいよな)いや、ただの小学校教員で、幸せについて子どもと一緒に考えようと思ってて、、と説明する。
すると、僕も退職したけど教員だったんだよ!と。あらまあ。ちょっと嬉しかった。
2つ目の広場
ここのお目当ては「孔雀の窓」とPeacock Shopという紙製品を扱う店。
ここの広場、鳩がものすごく多くて何か菌をもらうのではないかとヒヤヒヤしていた。
目立たない路地にその窓はあった。私しか見てる人いないけど、、?え?すごすぎる、、。
その向かいに、ものすごく分かりづらいがお目当ての店もあった。工場があって自分たちで紙製品(ロクタ紙)を作っている。封筒やミティラーアートのカード、はんこ(猫と象)を購入した。店のおじいさんも含め、とても雰囲気のある店だった。
ちょっと疲れたので休憩。バグタプル名物「ズーズーダウ」を食べる。濃厚なヨーグルトだ。その辺の露天で60ルピー(約60円)で購入。向かいの段差に腰かけて食べようとすると、ちょうど社会科見学らしき小学生の集団がやってきた。かわいくて震えた。
私がニヤニヤしていたからだろう、列の後ろの方の子たち(ヤンチャ系男子たち)がWhere are you from?と聞いてくれた。日本だよ、と答えるとOh!何ていい国っ!1番好きな国なんだよーっ、とか言っていた。かわええ。
うーん、歩き疲れたのでもうちょっと休憩したい。腰も痛いし。ということで観光客向けのお店だろうが、広場のレストランに入ることにした。
スタッフの数も多く、英語もみな達者だった。
ハニーレモンティーとチョウミン(ネパール風焼きそば)を頼んだ。
そういえば、ここで珍しく日本人を見た。しかも子どもがいる家族連れ。旅行だろうか。駐在の可能性も高いな。
広場が見えるテラス席でいただく。めちゃ美味しい。かつて横浜のNGOで頑張っていた時代に、イベントがあると「ネパール風焼きそば」を屋台で売っていたが、ここにきて伏線回収である。初めて本物を食べた。そういえばグルメグランプリで優勝したんだった、ネパール焼きそば。懐かしい。
水牛の肉、美味しい。(カンボジアの田舎で同僚の家に招かれた際にお酒が飲めないので、ひたすら水牛の皮食べてた思い出が蘇った。)
ヒンドゥー教国なので牛の肉は絶対食べないが、水牛はいいらしい。また、豚の肉も好まれないため、ソーセージはチキンだし、肉は水牛かチキンになる。
付け合わせの赤いソースは辛いものだろうと思っていたら、ケチャップだった。味変にちょうど良い。テラス席、良いのだが、とにかく鳩がブワーって飛び立ったりするからさ。衛生面にビクビクする。
もと来た道を戻りながら、またちょこちょこ撮影する。
陶器広場なるものにも行ってみた。職人さんたちが作っていた。持ち帰りが難しいので買えなかったけど。
帰る前にドルをルピーに両替する。何やら大きな音で歌詞入りの曲を流して動いている車があったので、政治関係か?と思って見ていると、何とごみ収集車だった。曲が独特、、。
帰りは満員バスが怖いので、タクシーを呼んだ。タクシーでも400ルピーくらいで着く。安い。
ホテルで休憩し、タメルのお店をふらふら覗いてみる。Book Storeではブッダアイのシールだけ購入。Melting Potという雑貨屋さんでは、ネパールの若者がデザインしたTシャツを購入。携帯型ハンモックが売っていて、買おうか悩んだけどやめた。欲しい人、ここにありますよ。ここの店員さん(若い男性2人)がずっと歌の練習してて、(歌の合間に接客もしてくれる笑)ほんとに人生楽しそうだな、と羨ましくなった。自営業いいな。
あと、この隣のお店でインド綿のトップスを購入。1400ルピーって言われたんだけど、向こうにお釣りがなかったらしく、1000でいいやと言われた笑 ありがとう。次の店でまたはんこを買う。鳩と魚。
人とのやり取りで嫌な思いをしない国って珍しいな。だいたい騙そうとしてきたり、高額な代金ふっかけてきたり、人種差別してきたり、、が当たり前だと思っていたのに。ネパールの人、優しい。
次は別の古都パタンにも行きます。
続く