ヒットを打つためには・・・
今月は、北京オリンピックを見て感動してばかり。
「オリンピックに出場できる選手は、やはり違う!」そう思わせる選手たちの存在に尊敬の念を抱かずにはいられません。
フィギュアスケートの羽生結弦 選手は、今回は着地に失敗した大技がありましたが、もしそれに挑戦せずに無難な技を選んでいたら、入賞できた可能性もあったそうです。それが分かっていても、彼は挑戦を選びました。
もし私なら・・・不確かなものに挑戦できるのか?以前の私なら、挑戦しないでしょう。
様々な戦略もありますし、何が正解ということではないのですが、恐らく、多くの方が挑戦しない道を選ぶのではないかと思います。
数週間前、誰もが知る企業の社長に就任が決まった友人と久しぶりに再会し、お話ししました。
私はちょうど今、新たな事業を始めようと準備している最中。これまで準備を進めていく中で、知人に反対されたりバカにされてきました。加えて、資金面でも恐れがあり、歩みが止まりそうになっている時でした。
その友人は、ベンチャー企業に投資した経験もあるため、先見の明があると思い、ドキドキしながら私の次事業の話をしてみました。
すると、間髪入れずに「絶対にトライしたほうがいい」と。
「いやいや、ちゃんと話を聞いてよ!」と詳しく話をしたものの、返事は変わらず GO!でした。
なぜ、数字の話も聞いていないのに自信を持ってそう言うのか、踏み込んで聞くと、「バッターボックスに立つことが大事」とのこと。
ほとんどの人は、バッターボックスに立ちません。
打てなかったらどうしよう。自分には打てない。空振りや三振したら恥ずかしい・・・バッターボックスに立たなければ、そのような不安に見舞われることはありません。だから無理して立たない道を選ぶのです。
それは、賢い選択なのかもしれません。
しかし、そうした人がヒットを打つことは絶対にないのも事実。挑戦しない人が成功することは絶対にないのと同じことです。
堀江貴文さんも何かの記事で仰っていました。
成功する人というのは、失敗してもいいから挑戦し続ける人だそうです。
プロ野球選手の打率は優れた人でも3割。起業する一般人の私なら、1割でも当たればすごいことだと思うんです。つまり、9割失敗でも十分すごいってこと。
羽生結弦 選手の挑戦する姿勢にも納得がいきました。やはり、世界の頂点に立つオリンピック選手は考え方が違いますね。だから、挑戦する姿に人びとは感動するのだと思います。
久しぶりに会った友人は、見事に私の視座を変えてくれました!
ヒットを打つには、とにかくまずは打席に立つ!
しのごの言わず、言い訳して逃げたり後回しにせず、とにかく挑戦が大事なのだと腹落ちしました。
そして、9割つまずいても「実験」と思い、そこで学んでまたあゆみを進めていこうと思います。
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