2020年ありがとうございました!人生初のツアーも無事完走できました!
10/31〜12/16 におこなった、人生で初めてのスライド写真展ライブハウスツアー、無事完走できました!
ツアー最終日から本日12/30で2週間が経ちました。ご来場者のみなさま、ライブハウス、出演者、関係者、スタッフ、関わってくださった全ての方々の中から新型コロナウイルス感染症の発症及び感染はひとりも確認されませんでした。感染対策を徹底しておこなってくださった全てのライブハウス及びスタッフさん、今ツアーにご来場くださった約1000人のお客さま、出演者、関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。本当に本当にありがとうございました!
最終ラウンド5ヶ所。全公演完売!嬉しかった。
12/9 名古屋HUCK FINN。パンクスの聖地に来れました。さいご、店長の黒崎さんと、急遽 西片明人さんも呼び込みトークセッション。この半年間のライブハウスと東北ライブハウス大作戦のお話も。していたら…
サプライズでTOSHI-LOWさんがギターを持って現れてくださいました!TOSHI-LOWさんの案で急遽1曲1曲にその場で写真を選びスライドを合わせていくという初めての試みも。遠藤ミチロウさんの写真たちや、東北の子供たちの写真と共に聴く弾き語り。心に細胞に沁み入る6曲。やさしくて尊くて、笑えて涙して、なににも変えがたい大事な時間を過ごせました。
12/10 京都磔磔。永遠の憧れのライブハウス。一生のうちにまさかひとりで磔磔のステージに立たせていただく日が来るとは考えもしなかった。あたたかすぎるお客さんたちとだいすきな空間で、だいすきな磔磔水島さんとライブハウスのお話できました。急遽GATTACAヤマダさんも呼び込みトークセッション。京都のライブハウスの現状お話してもらえました。
そしてなんと the LOW-ATUSがサプライズゲストで駆けつけてくれました!ライブハウスが完全にライブハウスになった。細美さんとTOSHI-LOWさん。この10年間でいちばん写させてもらってきたおふたり。歌も言葉も想いも行動も(夫婦漫才も)ぜんぶまっすぐ刺さりました。この時期に無謀にもたったひとりで急遽ライブハウスツアーを組んだ意味も意図もぜんぶ汲み取ってくれていた。いつも、おおきなやさしさをありがとうございます。
12/12 大阪堺FANDANGO。堺に移ってからは初めてのファンダンゴでした。
トークセッションスペシャルゲストにGOOD4NOTHING u-tanさんが来てくださいました!店長村上さんと、u-tanさんの地元ここ堺のお話から、バンド、ライブ、ライブハウスのお話。トークの流れで1曲歌ってくださることに!この状況下で聴けたIt's My Paradise 響き過ぎました。。一瞬でライブハウスをライブハウスに戻してくれました!鳴り止まない拍手にもお客さんの表情にもファンダンゴの空間にも胸がいっぱいになりました。Xmas Eileen DJさんも飛び入りしてくれて、急遽コラボも。3曲とも、すばらしかった。これぞライブハウスでした。ライブハウスに帰ってこれたと実感できた瞬間。ワクワクするほど嬉しかったです。
12/15 京都MUSE。ツアーセミファイナル!スペシャルゲストにROTTENGRAFFTY NOBUYAさんと侑威地さんが来てくださいました!!
この日 初めて話してくれたというロットンのライブでの貴重なお話や、2020年のこと、バンドのお話、新曲のお話、写真のお話、東北のお話、ライブハウスのお話、おふたりとMUSE行貞さんと飛び入りGATTACAヤマダさんと楽しいトークが続き、1時間のトークセッションを2時間近くしてくださいました!換気休憩タイムには侑威地さんがバーテンダーまでしてくださり、最後にNOBUYAさんがなんと生歌で、みんなで作ったグルーヴでFamiliarizeを歌ってくださいました…!ライブハウスすごい。
宝物の一日。初雪の舞うなか、とてもとてもあたたかい時間になりました。
謝礼もいっさい受け取ってくれなかった。漢気と深いやさしさをあらためて感じた日でした。ほんとうにありがとうございました!
この大切な日を奏が写しのこしてくれたこともすごく嬉しかった。ありがとう。
Photo by kanade Nishikata
そしてツアー最終日。
12/16 神戸 music zoo KOBE 太陽と虎。タイトラまだありました!このツアーを思いついた時から、ツアーファイナルはタイトラと決めていた。説明不要なほど特別な、大切なライブハウス。
他の日と同様、前半1時間でスライドで伝えたいものを伝えさせていただき、後半1時間は大量のライブ写真を流しながら風次園長(変なひと)と松原さんの息子であり現社長でもあるゆうりくんと笑いが止まらないトークの連続。メキシコにタイトラ2号店をつくりたいメキシコ人のファンくんもいてくれて嬉しかった。とてもやさしいこ。園長の風次さんは愛のある変なひと。変なひとだけど愛があります。でも変なひと。なぜか前日の京都MUSEにもいて前説と呼び込みもしてくれました。変なひと。ありがとう。
そしてまさかのサプライズでチャンピオンベルトいただきました…!
びっくりしすぎて放心してしまったの図。↓
そしてなんとツアーファイナルのライブレポートとしてSPICE編集部さんまで入ってくれました。
イープラスさんも、最初から最後まで応援してくださり嬉しかったありがとうございました!
Photo by ハヤシマコ
この3 ヶ月間。撮影と写真展ツアーで計33ヶ所のライブハウスにおじゃましましたがひとりとして感染された方、体調不良の方、確認されませんでした。感染対策を徹底してくれているライブハウスと関係者さんたち、そしてこのシーンをぜったいに守り抜くという気持ちで来場された全ての方に敬意と感謝の気持ちでありったけの拍手を送らせてください。
来れなかった方たちも、直前まで悩まれたこと伝わっています。その選択も、だいじなものを守るための選択でした。しっかり届いてましたありがとう。
関西シリーズでグッズ販売をしてくれた関西在住の美香ちゃんとヒロミちゃんにも感謝してもしきれません。ほんとうにたすけられました。。ありがとう。涙
YAHIRO LABさんが作ってくれたラババンと空の写真の缶バッジ。たくさんのひとがコンプリートしてくれていました。ニコニコ見せてくれてとても嬉しかった。一緒に旅できて心強かったです。
そもそも、極力 顔出しをしてこなかった、いちばん表にでるのを苦手とする、話すのが苦手だから写真を写してきた人間がひとりでトークライブを決断するほど、ライブハウスの危機的状況に目をつぶっていられなかったこと、半年間つづけた支援金での支援の先を考えたかったこと、そして直接届けにいきたかったこと。このツアーを決めた理由はまたライブハウスに、あの唯一無二の空間にみんなで帰りたいからです。
13ヶ所のライブハウスのみなさま、来場者さんたち、そして一緒にたいせつな時間をつくってくれたスペシャルゲストの方々ほんとうにありがとうございました!
またライブハウスでライブができる日までの繋ぎのいちにちになれたらと、ひとりで決めて走り始めたツアーでしたが、ひとりじゃ決して叶わない、ライブハウスをライブハウスに戻してくれたアーティストのみなさん。
音楽、ほんとうにすごい。
何度でも言い続けたいですが、音楽に何度も救われ生かされてきた者として、音楽にまさるものをほかに知りません。
音楽も、ライブハウスも、なくてはならないもの。たいせつなライフライン。
スライド写真展は初めてでしたが2020年この状況下でできる精一杯の形でした。
写真の原点からこれまで。
東北の10年間の様子と想い。
そしてライブ写真たちとライブハウスのお話。
3つのテーマでたくさんの写真たちと共に旅できました。
各地でいただいた涙も笑顔もおおきなやさしさもぜんぶ抱えて繋げていきます。
この状況でも、感染対策を徹底しているライブハウスは安全だってことを身をもって証明したかった。証明できました。
音楽に生かされている、ライブハウスを必要としている、たくさんの方の気持ちも一緒にライブハウスに届けることができました。
チケット収益も、各ライブハウスに文字通り全額お届けできました。ほんとうにありがとうございました!
だいじなものを、ひとを、場所を、
守るために、いま動く。
守るために、いまは動かない。
どちらも正しくて、
どちらもそれぞれが精一杯考えて出したこたえ。
誰もの、ぜんぶを肯定したい1年でした。
守るために、最大限に気をつけて動きながらできることを探しつづけます。
たいせつな場所が、たいせつなひとが、守りたいものがあることはとてもしあわせなことだと感じています。なくなってしまったら守れない。
2020年。誰もが大変な状況のなか、やさしい気持ち、やさしい時間をたくさんありがとうございました!
2021年は、どうか逢いたいひとがいるひとが逢いたいひとに逢いにいける1年になりますように。
音の鳴る場でお逢いできますように。
あたたかくして良いお年をお迎えください!
おまけ。
かんち。毛玉の妖精。ぬくもりのかたまり。