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初めてのひとりライブハウスツアー。

はじまりました!

【石井麻木スライド写真展ライブハウスツアー2020】

人生初のスライド写真展。人生初のひとりライブハウスツアー。スタートは東北3箇所から、ぶじ終えました。全箇所完売満席でのスタート嬉しかった。

石巻BLUE RESISTANCEは9割が宮城県の方、いわきSONICは9割が福島県の方、盛岡CLUB CHANGE WAVEは9割が岩手県の方が来てくださり嬉しかった。そして大変な状況の中、感染対策を徹底して近隣県からもお越しくださったみなさまありがとうございました!

盛岡では着券率100%(チケット購入された方がひとり残らず来ること)だったそうで、びっくりしました。ライブハウスが始まって以来のことだそうです。石巻、いわきは、ひとりずつ来れなかったけれど、きっと誰もが不安や迷いのある状況の中、足を運んでくださりありがとうございます。

私の知る限り、今回ツアーで行かせてもらうライブハウスはどこよりも感染対策を厳重にしていて、それぞれが対策した上で密着したり大声を出さない限りどこよりも安全安心な場所だと思っています。

今までのようにライブハウスで音が鳴らせない今、自分にできる今の精一杯は音の写真を持っていくことでした。そして会場使用料としてライブハウスに通常料金を支払う。チケットの収益全額、グッズの収益全額がライブハウスに渡ります。

ライブの代わりには逆立ちしてもなれないけれど、ライブハウスでライブが再開されるまでの繋ぎの一日にできればと思ってはじめました。

苦手なトーク。私はステージに立ってもいつも通りそのまま過ぎるらしく、仲間たちから口々に言われました。「まんまだね」。「素過ぎる」。きっとこの先、永遠にうまく話せるようになることはないけど、そのままがいいって褒めて(?)もらえたので、このままいきます。どこのライブハウスでも、ライブが再開されても毎年恒例イベントにしようと言ってもらえて嬉しかった。でもライブがこれまでのように再開されたら、おこなう必要がない限りもうおこないません。次はステージ下に戻ってカメラを抱えてまたこの空間に帰ってきたいです。

会場BGMは写真に写っている方々の音楽をシャッフルでランダムで流させていただいているのですが、松原さんの写真の時にROTTENGRAFFTYが流れたり、TOSHI-LOWさんの写真の時にBRAHMANが流れたり、MAN WITH A MISSIONの写真の時にMAN WITH A MISSIONが流れたり、東北での細美さんの写真の時にMONOEYESが流れたり、3箇所どこも、何度もリンクする瞬間があって自分でもびっくりしながらトークしていました。

今回の写真展ツアーファイナルは神戸 太陽と虎。2年前、タイトラで松原さんと横山健さんと3人でおこなったトークは抱腹絶倒、笑いじぬかと思いました。。今回は今の園長 風次さんと、どんな話が飛び出すか、ワクワク(おそるおそる)ドキドキ(おそるおそる)向かいます。ツアーファイナルでおじゃまできることめちゃくちゃ楽しみです。2年前の様子。

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今回のスライド写真展ツアー。

いままでの作品や仕事の写真たち、東北の10年間の写真たち、そしてライブ写真と共にライブハウス店長さんとお話、と3つのテーマに沿って写真を流しながら話させていただいています。ちょうど2時間。あっというまでした。

ツアー初日は 10/31 石巻BRUE RESISTANCE。前日8周年を迎えたブルレジ。9年目の1日目にここにいられてしあわせでした。今回のひとりツアー、楽屋ではひとりポツンと過ごさなきゃと思っていたら、よく知っている顔やだいすきな家族や東北の仲間たちが現れてくれたこともとても嬉しかった。ちょっとそこまでの距離じゃないのに、ブルレジ愛されてるなぁとひしひし感じました。

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11/1 いわきSONIC。毎年3/11にはこのライブハウスにいます。この日もフロアを見たら東北中の家族と呼べるひとたちが集まってくれているのが目に入りました。仮設住宅で出逢ってから今も月命日に毎月おにぎりを作って待っていてくれる母子は、2時間以上かけて慣れないスマチケでチケットを予約してくれたそうです。聞いたとき涙がでました。。いつも、帰れる場所を、ありがとうございます。たいせつ過ぎる空間。

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11/3 盛岡CLUB CHANGE WAVE。スペシャルゲストとしてだいすきな片平里菜ちゃんが歌いに来てくれました。里菜ちゃんの歌声が響いた瞬間、ライブハウスが喜んで息を吹き返すのを強烈に感じました。里菜ちゃんの歌声は、いつも、心を透明に戻してくれる。音楽、すごい。

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盛岡CLUB CHANGE WAVEの黒沼さんとゆっくり話せたのは神戸で松原さんが本物の太陽になった日以来。あの日、一緒に見送らせてもらった。(昨年のいしがきミュージックフェスティバルではバタバタであまり話せませんでした。) ROTTENGRAFFTYの写真が映し出された時に、黒沼さんが「松原の意志を継いで繋いでいく」という言葉を放った。

ライブハウスを終わらせない覚悟を決めたひとの言葉がとても響きました。いまライブハウスをとりかこむ現状は想像以上に大変だろうに、とても力強くて心強かった。

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開演直前にまさかのトーキョータナカさんも現れてくださり、おいしいおやつをいただきながらこれまでのお話やこれからのお話もできました。あちこちに駆けつけてくれるとてもやさしい究極の生命体。いつもありがとうございます。

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↑ PHOTO BY トーキョータナカさん🐺

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宮城〜福島〜岩手の3箇所すべてでグッズ販売のお手伝いをしてくれた宮城在住の森ちゃんにもほんとうにたすけられました。2014年から写真展の度にずっと力を貸してくれています。いつもありがとう。一緒に走った道中の空がずっとかっこよかった。

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YAHIRO LABのみなさんがつくってくださった缶バッジ。気づいたら空ばかり写している私ですが、その空たちをたくさんの方が手にしてくださり、3箇所ともあっというまになくなりました。YAHIRO LABのみなさん、いつもおおきなやさしい気持ちをありがとうございます。この空たちと一緒に旅をつづけます。

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ライブハウスにはかっこいいひとが集まる。

このあと年内は九州編、関西編とまわらせていただくのが楽しみしかありません。九州編は撮影と重なり、とてつもなく過酷なスケジュールになってしまったけど、走り抜けられるよう、ごはんをいっぱい食べています。(むしろこの日程でスケジュールかぶらなかったのが奇跡としか言えないです)

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※スライド写真展ツアー、鹿児島、小倉、京都のみ、まだお席あります。(京都だけ写真展は初めてにも関わらず100席超えました嬉しい!)

だいすきな空間、ライブハウスで写真たちと共にお会いできるのがとにかく嬉しいです。各地のライブハウスありがとう。

2020年の精一杯を目撃してください。

ライブハウスでお待ちしています!

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