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古の種族「ゼノパーツ」現代環境生存構築について

はじめに(制作経緯など)

DMPの皆さんーーーーーーーー!!!!!!!!!!
「ゼノパーツ」って種族知ってますか?デュエプレをやっている人はもしかしたら知ってるかもしれませんね。

カチュアデッキで初期から使われているマイキー
カチュアよりもどちらかといえばガントラデッキに使われてる。なんなら汎用性もかなり高いため色んな割と色んなデッキに使われてる。

ただ、最近デュエマを始めた人にとっては本当に知らない方もいるかもしれません。そこで今回は古の種族「ゼノパーツ」のデッキをを現代の環境でも通用するように組んできたのでそちらの紹介をする。((私もとある方の企画がきっかけで組んだだけで実際は組もうとしてなかっt…

ゼノパーツの昔と今

私もゼノパーツがでてきた当時の環境ではデュエマをやってなかったので当時を知ってはいませんがデュエプレでも活躍していたこのカード達を考えるとどちらかといえば速攻よりの性能しているカードがゼノパーツ内でも抜けて強かったことでしょう。

少年時代。相手のタージマルをこれで破壊してた。
デュエプレにも全く同じ性能で出ている。デュエプレの赤単速攻では今でも採用圏内だと個人的には考えている。

しかし、現代…

王来篇の最強の赤

我我我に勝てねぇぇぇぇぇぇ

いや、まぁそれでも色々考えはしたが、単純な速攻なら我我我を使った速攻の劣化になりがち。なんなら速攻よりのゼノパーツも基本火文明なのでなおさら我我我に寄せた方が強い。そう感じた。
そんな時にカード検索でみつけたゼノパーツがこいつらだった。

オーバーキルブレイブヤードが生きている。
3コスト3軽減Gストライク。は?


2021年に登場したディスタス兼ゼノパーツの超強力なサポーター達。そう。ゼノパーツはもう完全にサポートに回ることになったと感じてしまいまった。しかし、私は思った。

それでもいいじゃねぇかと

ディスタスではあるが、ちゃんとゼノパーツを使って戦えてる。それだけでも充分なのではないかと(これが私の限界でした。)
そしてこれらをフルで活用するためにはカット-1すなわちディスタスが活躍する必要がありかつカット-1である必要があった。そのためディスペクターの軽減元にしかならないということではダメということになった。なので私はこれらの条件にあうディスペクターを探した。そしてその中で見つけたのが、《祈跡連結ミルザビ・ミラ》であった。

実はCSでも一度も見たことない。

カット-1の軽減効果を再利用として使えるのはもちろん。カット-1のスレイヤー効果のおかげで無理やりデカイクリーチャーに突撃しても墓地からまた蘇り再度軽減元としてもデカイパワーのクリーチャーを処理するためにも使える。とても噛み合いが良かった。ただスレイヤーで相手のクリーチャーを取るには相手のクリーチャーが寝てる必要がある。そのため相手のクリーチャーを寝かす必要が出てきた。私の中で一番最初に出てきたのがゲンシャコ-1。

サザゲールもついてるフリーズは意外とバカにならない。

受けになるがカードパワーが不足しているという点からボツになった。こうしてカードを検定していく中で、ドリスコ-3や他のディスタスゼノパーツが火文明のためデッキを組む中で5cディスペクターorヴォルゼオス。赤抜き4cディスペクターと差別化を図ることから火、闇、光の3色で構築することが決まりつつあった。その中で相手のクリーチャーをタップしながらかつカードパワーが高いクリーチャーを発見した。それが《滅印連結ヴァルハルザーク》である。

個人的には一番思い入れがあるディスペクターの1体

こうしてヴァルハルザークをメインフィニッシュプランにおきながらデッキを組むことにした。

デッキリスト

左→デッキリスト
右→デッキリスト参考価格 2022年5月2日 トレカカクさん調べ


・デッキの簡単な回し方。


2ターン目に3ターン目にディスタスを出していき、4ターン目にミルザビを出すまでが第一目標。その後は相手の動きに対応して盤面をとったりハンデスをしたりシールド追加ブロッカー増強などをして相手のリソースが切れるまで耐久する。その後ジゴクパルテノンをたててから一点ずつ詰めていきとどめまでいくのが理想。ただ相手のデッキ次第では強引に盾を割って詰めたり、リーサル打点が揃ったら殴ることも視野に入れる必要があり思った以上に難しいデッキです。
中速ビートやメタビートなどには強く速攻相手にもなんとか戦えます。

・各カード採用理由。

一応ゼノパーツにこだわらず組みたい人向けにも一部補足説明も入れています。あくまでも現環境をよりみるならこっちのほうが良いかもという話であり。このままでも全然戦えるのでご安心ください。


・メインデッキ


・《月砂 フロッガ-1》3枚
初動として自分の動きをしながら相手を止めることができるカード。墓地退化、JO退化に対して無力なのはご愛嬌。赤枠確保。他の初動との兼ね合い考え3枚。

・《天翼 クリティブ-1》3枚
初動として自分の動きをしながら相手を止めることができるカード。墓地退化に対して無力なのはご愛嬌。ただフロッガより刺さる対面が多く縛り構築でなければカットよりこちらを優先して増やしたかった。パワー2500はでかい。本当は4枚つみたかったがカットに枠を譲ることを考え泣きの3枚。

・《傀魂 カット-1》4枚
初動として自分の動きに完全に特化してるカード。今の環境は正直2ターン目にだすよりはミルザビで一度展開し直した後に出して殴り返しをするために出したい。(ノメノン環境になると2ターン目に出す必要がある。)初動の中で唯一中盤以降も腐りにくいカード。ゼノパーツを使いたかったため4枚。
※特にゼノパーツを気にしないなら3枚で良い。

・《魂具 ピライバ-1》4枚
ゼノパーツの枠2。パワー上限がないブロッカー破壊は全く使えなくはなく閃、墓地メタを警戒してでてくる3ターンデスマーチ、ベンなど刺さるときに案外刺さることがある。ゼノパーツを使いたかったため4枚採用。ピーカブのドライバーにしなかった理由は登場時効果とササゲールの有無。
※因みにゼノパーツにこだわらなければ他のササゲール2持ちの単色クリーチャーが好ましい。

・《腐聖 ブラッドゥ-2》4枚
このデッキ唯一の低コストドローソース。クリーチャーを出す関係で手札を使う。ミルザビを出せないとリソースが圧倒的に不足しがちなのでササゲールを持ちかつドローができるディスタスを選択した。ブロッカーを持っているのも何気にでかい。2→3と繋げると4ターン目にはミルザビが出せるし、ドロー効果も使いまわせるため非常に噛み合っていると考えた。潤滑油のため4枚。

・《魂具 ドリスコ-3》4枚
3ターン目に一番出したいカード。デイガカラーで他のディスペクターと差別化するなら一度は使うことを検討してもいいカード。
ゼノパーツで組むときに、カットと並べて強かったディスタス。出しただけで3軽減。ミルザビやヴァルハルザークに1発で繋げられる。一応受け札。3ターン目に一番出したいので4枚。

・《''乱振''のハンマー》2枚
メタカード破壊枠。ただメタカードを割るにはとても遅すぎる。今回はゼノパーツを使いたかったため2枚いれたが、通常構築で考えるならゼノパーツで組む上でどうしてもメタカードを割りたい時や最速青魔道具を取りたいか取りなくないかで不採用を検討したい。ただあまりにも青魔道具が増えたり、ジョー星が戻ってきたら3〜4枚は入れたい。ここの枠はより慎重に。

・《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》3枚
このデッキの最後の最後の詰めに使用するカード。ミルザビ→ジゴクと繋ぐと大抵のデッキをつみに持っていける。4枚は必要がないが終盤までに場に出したいので3枚。

・《霊宝 ヒャクメ-4》4枚
1トリガーで赤単も返すことができるスーパーカード。1枚埋めれば2枚以降は手札から普通にだせるので手札にきて全く仕事をしないわけではない。ミルザビでハンデスブーストを使い回すととんでもないことがおきる。さまざまな場面でトリガーが解答になることもあるので4枚。1色くらいなくてもこのカードは採用する、他のカードよりも優先する価値はあると思います。

・《祈跡連結 ミルザビ・ミラ》4枚
このデッキの核。このカードがあるからこそカットがすごい輝けるそんな気がしている。蘇生効果は毎自分のターンのためミルザビの出すために使ったディスタスを他のディスペクターにササゲールで使用でき、ディスタスがバトルで負けても再度復活できるし、登場時効果も使い回すこともできるところが強すぎる。環境を意識しないということでとこしえの超人は無視しました。4枚確定。

・《凶忍連結 ヒドラサマル》2枚
ジゴクパルテノン同様詰めに使うカード。墓地から回収する効果は一見ミルザビとアンチシナジーだが、相手ターンに墓地に落とされたカードを回収したり、ブロッカー付与するカードとしてメメントやムルムルと違いディスペクターであることからミルザビがいるとディスタスの登場時効果を使いまわせることや、打点になることを考えたときにメメントよりも優先度はあると考えた。最悪なくても勝てるため優先度はそれまで高くないため枚数は2枚。

・《滅印連結 ヴァルハルザーク》3枚
このデッキのフィニッシャー。相手のクリーチャーをタップさせることで簡単にタップキルができる他相手のクリーチャー破壊時に使えるシールド追加で更に耐久性を高くすることができるため安全に詰めにいける他中速超火力ビートにも対応することが可能になったりする。優先度や役割がジゴクパルテノンと同じなのでこちらも3枚。

・超次元ゾーン


・《轟く覚醒レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》4枚
これに関しては必須です。ですが…まぁ。4枚は常に使いませんが2枚で充分です。主にバスターの面で使いますが一応Xにチェンジもできます。デッキ内のクリーチャーで対応できないパワーを持つクリーチャーを無理やり止める。or寝かせたり、選ばれないクリーチャーを倒しにいく際にバスターを使います。ただ一回乗せると打点は増えることもありますがEXライフやミルザビやヴァルハルザークの破壊時効果が消える、使用タイミングが攻撃時しかないので使うときは慎重に。Xは最後の詰めに使いますが、EXライフが取れてないと使えない点は要注意。

終わりに

いかがだったでしょうか。ここまでみれば多少は勝てそうに思え…という方のために今回は対戦動画もご用意しました。

対戦動画はこちら↓


対面は…
1戦目→赤単我我我
2戦目→ラッカ鬼羅.Star (再誕型)
3戦目→5cネバーコントロール
となってます。全勝はできませんでしたが、多少はやっていけることを確認できます。是非視聴してみてください。
そしてもしよければ、このデッキを組んで遊んでみてください。初見殺しぐらいにはなると思います。
(墓地退化、青単ムートピア、マーシャルあたりは勘弁してください。)
ではまたの機会にお会いしましょう。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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