どうもお世話になります、greenです。
本日は「犠牲祭」についてお話したいと思います。
みなさん、ご存じですか?犠牲祭。
こちらイスラム教徒の重要なひとつの宗教行事です。
その昔、神様に息子の命を捧げる際に直前でヤギを犠牲にし、代わりにヤギの命を神に捧げた。
というお話と、
イスラム教は「裕福な者が貧しい者へ施しを行う」という教えがあり、現在のインドネシアでは各々で牛やヤギを購入し、みんなに分配するといった風習があります。
前者が宗教的なお話、後者がフォーマルな一般的認識といったところでしょうか。そして先日、7月31日に犠牲祭が開催されました。
初めて見たときはやはり衝撃でした。。。純粋にかわいそうと。
でも、お肉を食べるのでかわいそうと思う気持ちは間違ってるんだなとも思います。
日本の社会ではこのような目の前で牛やヤギを解体するなどあり得ないでしょう。子どもの教育によくないとか、平気で人を切りつけてしまうようになるとか。。。でもマグロの解体ショーがあるのになぁという矛盾。(哺乳類じゃないし死んでるから見れるのかもしれませんね)
でも、インドネシアで犠牲祭は文化なので子どもの頃から見ているようですし、凶悪犯罪が増えたという事実はありません。日本人の思い込みという悪い考えですね。
私は、両親からご飯は残すなと厳しく育てられました。今でももちろん当たり前に残しませんし、ご飯を残す人が少々苦手であります。。。
少し前にデートに誘われてお食事に行きましたが、その男性がご飯残した姿を見て100年の恋も冷めた経験があるほど。。。笑
なので、「命を頂く」という事はきちんと大人が子どもに教育すべき事だと思います。動物に限らず、植物にも命は存在します。命の形は違えど、地球上にあるものはすべて生かされているんですから。
日々、感謝の気持ちが薄れてしまうなか、犠牲祭はまた命のありがたみを考え直すいい行事だと思っております。
イスラム教徒以外でも歓迎してくれますので、ぜひ時期が合えばモスクを訪れてみてはいかがでしょうか~
その場で調理してくれますので、ガチインドネシアの生活を楽しむことが出来るでしょう。
本日もありがとうございます!!
何もかも嫌になった灯油くん。笑