英語で外国のコンテストに応募する:アート系、クラフト系
おはようございます。
元アメリカ大学スピーチ講師、現スピーキング英語コーチの高橋です。
初めての方は、自己紹介はこちらから。目標達成率90%のコーチです。
月木に、TOEIC600点以上の中級者用にスピーキング力アップの方法を書いています。
今日は、ネット経由で外国のアート・クラフト系のコンテストに応募する時、知っておかれたらいいことについて、書きます。そういう私も、今応募の準備中です(クッキーコンテスト)。
●最初にすること:募集の要項について、内容を確認してください。
コンテスト主催者が、①締め切り、②応募の条件、③作品の条件、④審査の基準について、書いているはずです。質問があれば、メールで問い合わせてください。もちろん、英語で、です。
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では、この4つ①~④について、更に確認することを、書きます。
○確認すること:①締め切りについて;日本時間なのか、現地時間なのか。現地時間ならば、それは日本の何月何日、何時までなのか。
締め切りまでに提出したのに、例えばネットがうまくつながらず、あるいは不具合で、提出が遅れた場合には、自分の提出時を証明できるものをつけて、交渉してみてください。認められるかもしれません。
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○②応募の条件について:国籍、年齢、性別などを特定の物にしている場合があるので、チェック。それぞれのコンテストには、何かのために、という趣旨があり、それに合った条件なはずです。
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○③作品の条件について:提出の方法、使って良い材料、提出のカテゴリー等ありますので、よく読んでください。こちらも質問があれば、して、相手の条件をしっかり把握してください。
*提出の方法:実際の作品を送る場合、写真でいい場合、混合型(複数のステージを勝ち上がっていく場合)があります。私は写真のみでいい場合が楽なので、それにしています。
*使って良い材料:ざっくりしか説明していない場合があります。ご自分の材料が、当てはまるかなと思われた時は、質問しましょう。その時、「相手の条件に合うように認めてもらおう」という感じよりも、「自分の使いたい材料を認めてもらおう」という感じの方がうまくいく時もあります。つまり説得しよう、というスタンスです。
*提出のカテゴリー:例えば、私はフードアーティストなので、食べ物素材で作品を作ることが多く、提出先のカテゴリーは、「その他」になっていたりします。そのコンテストがクッキーの型コンテストだと、たくさんの人達は型抜きクッキーをエントリーするのですが、私はパスタを型で抜いた物を入れたいので、「その他」になるのです。
緩い書き方しかしていなかったら、あなたの材料はまず大丈夫、という気持ちで臨みましょう。コンテスト主催者も、「さて、どんな素材が出てくるかな。今回はどんな風に参加者が驚かせてくれるかな。」と思いながら、主催していると思うのです。
日本人は、決まりを守る、という意識が強い傾向があり、例外を恐れるのは、もったいないと思います。意外性で、点が入る時も多いのです。ご自分の扱い易い素材で、思いっきり表現してみましょう。
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④審査の基準:何をもって審査し、どんな賞(賞品)があるかということですね。審査員が複数なのか、一人なのか。どんな所をどんな基準で見られているのか。どんな賞がいくつあって、賞品は何なのか、ということです。
海外のコンテストだったら、賞品の送られ方も、見ておくといいです。送料は受賞者持ち、何て書いてある時もあります。
自腹を切るのもいいですし^^、そのコンテスト主催の国に知り合いがいるなら、ひとまずそこに送ってもらって、そこをあなたが訪ねる時に、受け取ればいいですね。あるいは、日本に来る人がいたら、その人に託す。日本への留学生やインターンなどを、定期的に出している学校や会社があれば、訊いてみてもいいかもしれません。運んでくださったお礼はしてくださいね。
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**大事なこと:応募作品の著作権は、誰の物になるのか、応募作品の写真が、どう使われるのか確かめましょう:コンテスト主催者の物になるのなら、宣伝などで主催者が自由に使うことを許可するのなら、そうなります。嫌な場合は、そのコンテストには出さないでください。そこが曖昧なら、応募する前に訊きましょう。
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元美大生(卒)です。アメリカのアート学校に行っているので、アート関連の英単語には通じています。英語でコンテストに応募するとき、悩まれたら、お気軽にご相談ください。(コメント欄から)
今日はここまでです。お読みくださり、ありがとうございました。
今回書いたことに、英語でどう言われるのかを付け足した物がこちらです。