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あなたに合う学び方

こんにちは。
目標達成率90%の、元アメリカ大学スピーチ講師、
現英語コーチの高橋です。月、木に中級者向けスピーキング力アップの
のヒントを発信しています。

初めての方はこちらから(自己紹介)

今回は、英語スピーキングの学び方は、一つではないということについて
書きたいと思います。スピーキングに限らず、英語に限らず、学ぶこと全般について、これは言えるのです。

このページの一番上につけておきました。VAK. これは、人の強みを表したもので、単体の、V (Visual)、A (Audio), K (Kinetic)と、複合のVA (V&A), VK (V&K), AK (A&K), VAK全て持っているタイプがあります(上の7つのお花のように7タイプ、あるのですね。)一つずつ、見ていきましょう。

Vは、目で見て学ぶ・覚えるタイプ。このタイプは、字や絵などを見ると、記憶できるのです。書いて覚える、図にして覚えると、忘れにくい。

Aは、音で聞いて学ぶ・覚えるタイプ。いわゆる耳がいいタイプで、努力しなくても、初めて聴く曲が しばらく耳のなかで鳴っていたり、人の声の判別が上手にできてしまうようなタイプです。

Kは、実際の物に触ったり、英語が使われている場面等に行って、使ってみると覚えるタイプ。理屈はいいから、実際にやってみると、やりながら覚えるタイプです。

さて、ご自分がどれか、ですが、どういう方法で物を記憶しているのかが、ヒントになります。例えば、お店で、素敵なバッグを見たけれど、予算以上だったとしましょう。

自宅に帰って、それを真っ先に、どう思い出しますか。全体の絵が浮かぶなら、V。お店で鳴っていた音楽や、店員さんの声などが聞えてくるなら、A. 
バッグを触った感じや、お店を歩いてみた感じ等を思い出すなら、Kです。


二つ(以上の要素を持つ)複合型もあるので、VAKの要素一つだけに絞るのが、難しい場合もあるかもしれません。

さて、なぜ学習スタイルの話しを書いたかというと、ご自分に合った勉強法で英語を学べば、楽しく、身につくのも早いからなんです。逆に合っていない方法だと、苦しくて、なかなか覚えられない、ということも起こってきてしまいます。

英語の先生がご自分に合った方法を勧めても、学習者に合っていなかったら、あまり効果がないでしょう。だから、ご自分のタイプを知っておくのが、大事なんです。

では、単語の覚え方を例に取って、それぞれのタイプに合った仕方を説明します。Vなら書いて覚える、というのいいと思います。また文法の前置詞なども、絵にして、イメージと合わせて覚えるの、いいと思います。Toは
→とか。

Aなら、声に出して覚える。発音しながら、覚えるといいでしょう。また単語のテキストにCDがついていたら、それを覚えてしまうぐらい、かけて文法と単語を一緒に身につけてしまうのも、いいやり方です。

Kなら、英会話の場面を思い浮かべて、役を演じてみたり、複数で実際に話したりするといいでしょう。英語が話されている場面が想像しやすい動画・ドラマ等を見るのも、参考になると思います。

五感をできるだけ刺激すると、覚え易いというのも、聞きましたので、ご自分の型に とらわれすぎず、試されてみるといいでしょう。目で見て、耳で聴いて、口で言いながら、手で書く、という感じでしょうか。

上のことを書きながら、日本の学校制度だと、直に体験したり、役を演じたりというのが少ないので、Kタイプの方は、大変かなと思いました。ご自分は本当は、英語を学ぶ才能があるのに、学校のやり方だけで、勉強に向かない、英語に向かないと思われているとしたら、残念なことです。

また日本の英語テストでも、Kの方は大変かなと思います。(もっとKの方がやりやすい土壌ができるといいですね。)シュタイナー教育や、モンテッソーリが注目を集める所以かもしれません。

他にも、タイプ分けはあるかもしれませんが、私はクライアントさんを観察しながら、上のタイプ分けとそれに合った勉強方法をご提案するときもあります。

今回は、これでおしまいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は、日本の受験英語の弊害と、それから脱却して、本当に通じる英語が話せるようになるための、ヒントを数回に渡って、書いていく予定です。

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Maki@英語プレゼン&スピーキング
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