
タイプロ感想:はじめての推し活、そして喪失③
9月27日、栗田くんをタイプロでもうみることはないと愕然としてからもう2ヶ月経つのにまだ金曜日が来るのが憂鬱なサイクルが続いている。この感想ブログも1話しかみてないのに3本目。
この間の金曜日は、ずっとみたい、だけど解散してるからみることができなかったOasisの東京ツアーの申し込み日で、早く申し込みをすませたい気持ちと、だけどまたタイプロ放映日が来てしまう、できればずっと来て欲しくない気持ちで感情がぐちゃぐちゃであった。
日頃から栗田くんのことを呟いているから、他の候補者を推している人のポストや番組の感想がX上に流れてくる。もう忘れたい、と思いながらも気になって読んでしまう、そしてそのたびにうーんなんで栗田くんは通らなかったんだろうと考える。
ただ今回は番組終了後に、菊池風磨くんのお気に入りがわかりやすい、というポストがたくさん流れてきて、その候補者の人となりや雰囲気をみて、特に菊池風磨くんが目指したい理想と栗田くんが合致しなかったんだろうな、を察した。菊池風磨くんはSixTONESみたいなグループに憧れがあるらしい、その路線なら確かに栗田くんはしっくりこず、また元々よく知ってるからこそ、風磨くんが組みたい相手じゃないことが明確だったのかもしれない。
一方で栗田くんが繰り返し大好き、と言っている旧セクゾ、現タイムレスにはあまりそんな要素がない気がして私は困惑する。ただこれはタイムレスの方向性を決める過程の場なんだな、と思い出す。どんなに優秀な人でも会社のカラーに合わなければ採用しない、それはよくわかる。
そんな中、栗田くんがインスタライブをして、その配信を見ることができた。ジュニア時代の動画や写真と重なるところがたくさんあってグッときた。顔をくしゃくしゃにする笑い方、はにかみ方、早口で癖のある喋り方、ちょっと独特な声のトーン。
ライブ中、ずっとみながら、完璧にアイドルなことにも感心した。誰のことも傷つけない言葉の言い回し、ちょっと言葉に詰まっても表情で間をもたせることができる。
ライブ配信中、コメントで、タイムレスのどんなところが好き、という質問があって、栗田くんは「人間性」と即答した。人間性がほんと素晴らしいんです、と繰り返し言った。その迷いのなさに、栗田くんのタイムレスに対する、心からの尊敬と憧れを感じた。
また、別のオーディションを受けたりすることを、キッパリと否定した。タイムレスのオーディションだからやってみようと思った、という本人のコメントに嘘がないのをつくづく感じた。
それはつまり、私がワンチャン願っていた、タイプロ出演者でグループを作るようなチャンスに呼ばれたとしても興味がないだろうということでもある。
私はエンタメ界隈の仕事をしているのだけど、年末進行もあり、現段階で1月のコンテンツ制作はほぼほぼ終わっていて、2月の準備にとりかかっている状況。
タイプロもオーディションの最終結果はもう、出てるんだろう。だから現段階で栗田くんが何の制約もなくインスタライブをするということは、この先、タイプロに出てくることはない。
落ちた理由もなんとなく、そして番組にこれから出ないことはほぼ確定なのに、まだ奇跡がおこらないかとついつい願ってしまう。彼ほど、候補者の中で、タイムレスのメンバーが大好きで、タイムレスのメンバを尊敬している人はいたのかな。アイドルとしての素養も伸び代も、候補者の中でずば抜けてみえる私は見る目がないだけなのかな。
いったいいつになったら諦められるのか、見当がつかないくらい、栗田くんの未来とタイムレスの未来が交わらないことが全くしっくりこないまま、今宵も夜が更けていく。