2019/5/5 自信を持って好きという
趣味をきかれたら、読書と答えることがある。ただ最近そう答えるのがおこがましいと感じている。なぜなら明日で10連休が終わるというのに一冊も読めていない。これでは趣味と呼べないどころか、そもそも私は読書が本当に好きなのか? そんな疑問が残る始末。
一方で具体的に引っ越しを考えるにあたり候補の家のひとつにおおきなベランダがある。最終的な選択は彼に委ねているものの、わたしは密かにその家がいいなと思っている。そのベランダを、いつか行ったタイのプーケット島のリゾート、アマンプリ風にしたい。そう思ってからどんどんとアイディアが浮かんできた。
少し暗めのウッドデッキにして、素焼きの大きめな鉢に観葉樹を植えて。花はジャスミンと、そして季節の花を、エクステリアは葦のソファに木のテーブル、生成り色のパラソルを置いて、そしてそこで昼間から本を片手にキンキンに冷えたスパークリングワインを飲む。
空想の中の私は本を読んでいる。ああ、やっぱり私の趣味は読書なんだなあと思う。最近すっかりご無沙汰だけど。
インターネットの時代になってから「好き」と公言する閾値があがった。なぜなら検索すれば偏執的に何かを好きな人にあっさりたどり着くからだ。そんな人たちを知るたびに、あれ、私は本当に好きなんだっけと自問自答する。
ただそれでも「好き」は好きなのだ。「好き」は自分の中で優先度が高いもの。たとえば理想の1日を描いた時に思い浮かぶもの。
読書が趣味だとこれからも言おう、そして連休明けからは本を読む時間、ちゃんと確保してスケジュールを組もう、そう思う。
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