「いつでもはなしきくからね」といってくれるそんざいのありがたさ。
久々にグループ会社の尊敬する先輩と飲みに行けました。
飲みの場では9割楽しい話題で、1割はわたしが会社を辞めるという内容でした。(まだ会社がうんと言ってくれないので、退職日は決まっていない)
ずっとこの先輩には会社を辞めることを言えていませんでした。
なぜなら、わたしは以前のパートナーにも苦しめられていて、そのことで先輩には大変お世話になったから。再び、パートナーとの人間関係が原因で辞めるとなったら、わたし自身に問題があるとしか思えず、先輩に話ができなかったのです。
ところが、先輩に辞めることを話したら、
「わたしでよかったら、いつでも話を聞くからね」と言ってもらえました。
一言も、わたしのことを否定されなかったのです。
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旦那や母親はもちろん、弟の奥さんもわたしの退職について、いつも心配してくれます。
時には「どう?」と声かけをしてくれたり、「これで癒されてね」と差し入れをしてくれたりするのです。
わたしは、わたしのことを軽く思いがちで、「こんなんで辛いと思っちゃダメだ」とか「自分が過剰に感じているだけだ」とか思ってしまいます。そもそも、悩みや辛いことを人に話そうなんて発想がないのです。「大したことないのに、ごめんね」と思ってしまうのです。
でも話を聴いてもらえたら、ちょっぴり恥ずかしさもあるけれど、「わたしは悪くないんだ」と思えます。また「他人から見たら、わたしやっぱり疲れてるんだ」とも思えます。自分では自分のことが分からない、を痛感するのです。
他人の話を、自分の時間を削ってまで、真剣に聴いてくれる存在のありがたさを感じました。
この人たちを大事にしていきたいし、わたしもそんな人になりたい、この人たちが大変なときはわたしが「いつでも話を聴くからね」と言えるようになりたい。
話を聴いてもらえるって、ありがたい。
牧 真姫子🍙エッセイスト(@makicome1986)