サポートありがとうnote〜村田優介さん〜
※このnoteは牧真姫子にサポートをしてくださった方へ、わたしが勝手なイメージで書いたショートショートのプレゼントになります。その中で公開を了承して下さった方の作品を順を追って公開しております。
村田優介さん(@yusukeb28513086)に贈ります。
◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩
むか〜しむかし、あるところに、こころやさしいひとりのまっしろなロボットがすんでおりました。
ロボットがかわでせんたくをしていると、
ドンブラコ、ドンブラコとおおきなおにぎりがながれてきました。
「まあ、なんておおきなおにぎり。おうちでたべましょう。」
ロボットはおにぎりをいえにもちかえり、おにぎりをたべやすいおおきさにきってみると、
なんと、なかからたくさんのおにぎりがでてきました。
「ニギ〜ニギ〜!ぼくたちをたべないで!きっとやくにたちますニギ!」
それからおにぎりたちは、ロボットのかわりにはたけをたがやしたり、りょうりをつくったり、せんたくをしたり、せっせとはたらきました。
「なんておりこおうなおにぎりなんでしょう!」
おにぎりはとてもはたらきもので、べんきょうねっしんでした。まじめだけれど、ロボットをえがおにさせることもとくいな、こころやさしいおにぎりでした。
ロボットはおにぎりをたべることはすっかりわすれて、おにぎりとまいにち、たのしくくらしていました。
おにぎりとであってどれくらいのつきひがながれたでしょう。
おつきさまがまんげつになったあるひ、
「とつぜんだけど、きょうでおわかれニギ。ぼくは、つきへかえらなければいけないニギ。」
おにぎりがいいました。ロボットはとてもびっくりしました。
そして、おにぎりとすごしたたのしかったひびをおもいだしました。
「いかないで!」
ロボットはさけびました。
「これからも、ずっといっしょにいてください!」
こんどはおにぎりがびっくりして、ロボットをみつめました。
「わかったニギ。」
「ぼくもずっといっしょにいたいニギ!」
それからロボットとおにぎりは、いつまでもいつまでも、ふたりなかよくしあわせにくらしましたとさ。
おしまい。
村田さんは、先日お誕生日でした!おめでとうございました〜!いくつになっても優しくて真面目で丁寧だけれどユーモアあふれるあたたかい”おにぎり”のような存在でいて下さい!
牧 真姫子より🍙ありがとうをあなたに。(@makicome1986)
※なお、現在サポートのお礼noteの作成はしておりません。(サポートの目標が達成したため&やりたいことがたくさんあるため)どうしても作成して欲しいという方は、お気軽にご連絡ください!