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これでいいと思ったはずなのに【前編】

現在のステータス


はい、どうも。

私の今の状況としては、勤めていた会社を辞めようとしているところです。
退職日は決まり、少しずつ社内のみんなの知るところとなり、引き継ぎをしていく。


完全自由な状態で今後このことを考えたくて、まずは退職することを進めました。

収入のリスクを考えると次の勤務先を決めてから辞めるのが安心だろうし、
現職に辞めると申し出る前に転職活動をするほうが焦らなくていいとは思うけど、
だいたいいつも、一つのことを決着つけてから次を考えたい性分で。



特に不満のなかった日々


改めて「転職するとしたら」を考えてみたところ、今の職場はだいたいの理想が叶っていました。


  • 始業時間が遅い

  • フレックスではないものの、夜に予定がある時など早く出勤して早く退勤できる

  • 駅からオフィスが近い

  • 市街地?にオフィスがある

  • 残業時間が月10時間未満

  • 有休が取りやすく、時間単位や半日でも取れる

  • 服装、髪型、ネイル自由

  • 若い社員が多くフラットな雰囲気

  • リーダー職に就ける

  • 会社の規模が大きすぎない

  • 社長、役員の近くで仕事ができる

  • ある程度裁量があり、任務遂行手段を自分で決められる幅がある

  • 社内に苦手だと感じる人がほぼいない(相手にどう思われてるかは知らないけど)


たまにはスーツを着てビジネスパーソン的な演出をしたい、という無いものねだりの願望もあったりして、上記のすべてが必須要件ではないものの、あればあったで有難いことばかりでした。


努力して手に入れた自分軸


何よりも納得感が大きかったのは、会社や周囲の人の顔色を伺ったり
期待に応えるために自分を消耗するようなことをしなくなって、
自分の特性、長所、こうしたいという気持ちを大事に仕事ができるようになったことが
この場所に居続ける前向きな理由になっていました。


周囲になんと思われようと、私はこれでいくんだ、うちのチームはこれでいくんだ、
自分の仕事のしかただけでなく部下の指導方針にも、私なりの方向性がありました。

この会社に縛りつけるためではなくて、将来自由度の高い選択ができる人になるように、
採用担当もしていて人材の市況もわかっていたから
基準を狭い社内に置かないでほしいし、
逆に私のそんな老婆心すらも、必要がないと思う時は受け流せるような
自由な心も持てるようになってほしかった。


こんなことは会社に指示されたわけではなかったけど
私がチームを持つならこうだ、こうやらせてもらう、というのがあったので遠慮も疑いもなかったし、
それで離職も出ず、たくましくなっていってくれたので、
そらまぁアタイにチームを持たせたらこのくらいには仕上げていくぜ、という、揺るぎないものを持って仕事ができていました。


得意なことは風邪を引いててもできるとか、息をするようにできるとか言うけど
私にとってはチームを作ったり組織のハブ(橋渡し)になることが、そんなようなことでした。


過去に会社員を辞めて起業をしたいと思ったことはあったけど、
当時を振り返ると、自分の気持ちを大事に過ごすことができなくて
振り回されることに疲れた逃避の策として考えたことだったのかもしれないと
そういう側面もあっただろうなと思いました。

何をするかとか集客方法とか考えたりはしていたけど、
すべてが受け身で様子伺いの姿勢だったから
何ひとつ「軸」が見つかりませんでした。


その頃から考えると組織の中でもずいぶん自分軸を大切にして
過ごせるようになったので、
自分のしたいように会社員をやれているのならば
それはそれで自分にフィットしたスタイルなのだろうと思いました。



〜つづく〜



▼【後編】はコチラ

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