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「そうか、アメリカンドッグみたいに」
noteを始めて以来、「読んでくれた誰かの役に立つこと」を意識して、
「ワタシはこんなこと考えてます〜」的な記事を綴ってきてるんだけど、
今回は自分の話を書きます。
完全に自分のための話になるだろうと思うので、
私を良く知らない人からしたら「そんな人がいるんだね」くらいになってしまうけど、
(私に関する周辺情報がないとピンとこないかも)
もしよければお付き合いください。
私は昔から、文章を書かせると男性的というか
堅くて厳しく、気軽にツッコミが入れにくいような雰囲気が出るようで、
大昔、新卒の就職活動をしていたころにmsnチャットだったかYahooチャットだったかで全国の就活中の大学生が自分の活動についてやり取りするルームがあって、最終的には仲良くなりすぎてリアルで会う(いわゆるオフ会というやつ)まで至ったということがあったんだけど、
「会ってみると意外と女の子らしいんだねぇ」
みたいなことを言われたのが、記憶に残っている。
特に人見知りというわけでもないんだけど、私の領域に簡単には入れませんよ、みたいな無意識のベールみたいなものがあるのかな?
そこは自分ではよくわからない。
まぁでも、それはあるかもしれない。
逆に、対面のしゃべり、特に集団の中で出会うところからで始まった関係だと、割とミーハーな人に思われる。
おとなしめな女性が好きなんだろうなーっていう男性には、わかりやすく敬遠されたり。(ほんで、後から意外とマジメで考えてるところあるじゃん、と気づいた男子にはギャップ萌えされたりなどw)
あとは、仕事で上司⇔部下の関係の人(私が上司側として)と飲みに行ったりすると、思ったより楽しい人だったんだ!みたいな反応をされたりもあった。
オフィスで会うより居酒屋で会いましょう!的な。笑
年齢が上になったからというわけでもなく、20代のころからそんな感じだった。
対面でも、知り合った入り口が仕事だと、割と堅めに見られる。
知り合いにも「私がまきさんの部下だったら、干されてしまいそう」
みたいなことを何人かに言われたことがあるし。
これから世の中にどんなサービスを提供するか思案中なんだけれども、
このまま発信を続けていても発展がないような焦りを感じている。
とはいえ、くじけるほどの量を発信しているかといえば
まだまだ自分の想いや考えは出し切れていないので、これからでしょー、
とも思うんだけども。
で、堅さを実態以上に出しすぎるのもよくないなと思うし、
変に対人のハードルを下げすぎると「クレクレ(テイカー)」タイプの人に依存されたり、思わぬ方向に「まきさんはこういう人に違いない」と捉えられるのも嫌なので、どうしたものかなー、と思っている。
どちらかというと
解像度高く話をするのが好きだけど、
ハードルが高く見えてしまうしなぁ。
「難しいことを簡単に表現する」
がいいんだろうねぇ。。
「to C」よりも「to B」向けの人間なのかな?
と思うけど
そこも具体的な策は思いつかず。。。
(本心は、両方やりたい!)
などゴニョゴニョ思っていたら、
昔の同期の友に言われた言葉を思い出した。
「マジメそうな人が、マジメなことをする。
それって面白くない。」
これは十数年前の話、定期的に進路?に悩む私は、仕事を辞め
社会保険労務士(社労士)の資格を取ろうと
勉強に励んでいた。(どんだけ自分探ししてんねん)
▼わたくしの経歴はコチラ
勉強の息抜きに、新卒で働いていた時の同期とサシ飲みをしたところ
もらった言葉がこのような感じだった。
「まきちゃんってなんで社労士を取ろうとしてるの?
ゴメン。。。怒らないで聞いてほしいんだけど
なんかピンと来ないんだよね。
社労士は素晴らしい資格だとは思うんだけど、
動機がしっくりこなくてね。
まきちゃんが社労士って、、、
ほら、
性格とかキャラを知らない人からしたらさぁ、
難関大学を卒業した人が、難関資格を取って、
ライフステージが変わっても
手に職があって、、、はいチャンチャン、
みたいな・・・
なんか ”おもんない” んだよねぇ~。」
なかなかトリッキーなエールというか、
切り込んだことを言ってくれたもんだとその当時も思った。
そして、自分の旦那さんからも、当時同じようなことを言われた。
※ここでは社労士という資格の評価をしているわけではありません。
今まで仕事をしていた中でも社労士さんには沢山お世話になりましたし
人事労務に関わる仕事がすんなりやれたのも多少勉強していたおかげだと、
人生何がどこで役に立つかわからないとありがたみを感じました。
また合格を目指すのも悪くないかなと思うくらい、
私にとっては楽しい分野です。(年金の勉強するのつらいけど)
ここでは、一般的な社労士さんのやっていることと私のイメージの相違とか、
資格さえ取れば人生安泰、みたいな思考についての指摘だったと捉えています。
世の中の社労士さんやそれを目指す人を悪く言う意図ではないことを
くれぐれもご理解ください。
たしかに、今後の人生なにかあっても扶養の範囲内で
入退社手続きとか給与計算とかやって生きていければいいかな、
という気持ちや、
公的な難関資格を取ることで親に文句を言われずに済む、みたいな、
動機としてどうなのか?という気持ちはあった。
まぁ、それまでが激務すぎたので、安定や安心を優先したのは
無理もないところもあるけど。
ここ数年、そんなことを言われたのをすっかり忘れていたけど
先日ハッと思い出して、頭の中をどつかれたような気分になった。
そうだ、
私の大事にしている行動指針は「バランス」。
「真面目」と「ふざける」のバランス、
「素朴」と「洗練」のバランス、
「厳しい」と「優しい」のバランス、
「たくましい」と「しなやか」のバランス、
いつも無意識に考えている。
どんなに世の中の誰かがカッコよくスマートに
ビジネスをやっていようとも、
あぁ、あの人って頭いいなあ、憧れるなぁ、と
思おうとも、
私はそっちを目指しすぎるのは「らしく」ないんだろう
ということは、頭の片隅に置いておきたい。
「アタシってアメリンドッグなんだよ~。
甘い生地としょっぱいソーセージ、両方味わって頂きたいねぇ~。」
なんてなことが頭に浮かんできたのでした。
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おあとがよろしいようで。