Apple信者？違うな、気がついたらApple製品に囲まれていただけ

Apple信者と聞いてどう思うだろうか？

気持ち悪い？

私もそう思ってたさ。

でもな・・・

気づいたらApple製品だらけになっていたんだ。

何を言っているか分からないかもしれないが、私も何が起こったか分からなかった。

最近、やたらとApple関係の記事ばっかり書いていたので、せっかくなのでAppleとの出会いやどのような経緯でAppleだらけになったのか書いていきたいと思うよ。

初めてApple製品に触れた日

大学時代、教養科目にCGという科目があり、ゲーマーだった私は、３DCGにも興味が出てたため、まんまとその科目を取ることにしました。

その講義で使用することになったのが、iMacだったのです。

iMacと言っても、今のような薄いiMacではなく、ずんぐりむっくりのスケルトン仕様の初期の可愛いiMacです。

当時、私はパソコンを持っていましたが、もちろんWindows PCでした。当然Windowsの操作に慣れています。そこで初めてMacに触れることになったのです。

Appleという言葉は聞いたことがあり、テレビでそのiMacを見たことはありましたが、特に欲しいとかそういう意識すらありませんでした。
あと、値段も見たことはありませんでしたが、高いというイメージぐらいしかありませんでした。

そんななか触れることになったiMac。なんだかんだでガジェットは好きなのでどのようなものか少し楽しみではありました。

CGの講義が始まり、初めてそこで3DCGではなく、2DCGの講義だということに気が付きました。騙されたとは思いましたが、ペイントソフトをイジっているだけで単位がもらえるのはありがたかったです。

早速、絵を書いてみることになりました。そして、マウスを使おうとした時にあることに気づきました。

マウスのボタン一個しかねぇ！？なんじゃこりゃ〜

iMacの使い方は、当然使えるかのように講義は進んでいきます。訳もわからず、使いにくいなぁと言う印象を持ちました。

そして、講義が終わりiMacをシャットダウン・・・シャットダウンどこ？？

と、まぁこんな感じで、最初の印象はとにかく使いにくいという印象でした。

Windowsに慣れている状態で、使い方もわからないのに使ったらそりゃ使いにくいわって今なら分かりますが、このときの印象のせいで、その後、Apple製品に興味を持つことはありませんでした。

iPhoneが国内で発売されるも華麗にスルー

その後も、私はWindowsPCを使い続けました。ゲーマーでもあったのでWindows一択でもありました。

就職する直前ぐらいに国内で初めてのiPhoneであるiPhone 3Gがソフトバンクから発売されました。

当時、私の携帯電話は、今で言うガラケーでした。スマホが流行り始めるぐらいの時期でしたが、私は全くスマホに興味はありませんでした。

なんなら、スマホ（笑）と思っていたぐらいです。画面触るとか意味わからないし汚れるし、ポチポチしてた方が使いやすいだろと本気で思っていました。

そして、当時使っていたキャリアはau。そもそもiPhoneは扱っていません。

iPhoneはおろか、スマホすらも完全にスルーしました。

その後、就職してしばらくして、初めての東京出張の時に、スマホのアプリのGoogleマップが使ってみてぇ！ってことで、スマホを買うことにしました。

でも。iPhoneではありません。まだ、auではiPhoneは取り扱っていなかったため、Androidのスマートフォンにしました。

初めて買った機種は確か、カシオのG'zOne

カシオってスマホ作っていたんですよね、実は。

初めてApple製品を買った日

これまでの流れから分かるように使っているパソコンはWindows、使っているスマホはAndroid。

どうみてもApple信者とは正反対の存在です。

Androidはカスタマイズ性が高いというのが当時からの売り文句でもありましたし、当時はシンプル性よりカスタマイズ性を重視していた私は、iPhoneに買い替える気もさらさらありませんでした。

そして、Appleの創業者の一人、スティーブ・ジョブズが2011年に永眠しました。あのAppleといえば、この人！っていう、スティーブ・ジョブズが生きている間に、Apple製品を買ったことはなかったのです。

そんななか、初めての人事異動で離島に飛ばされることになりました。

心機一転、なにか自分にプレゼントして、奮起しようと思い立ったのです。

そして、とうとうApple製品に手を出すことになるのです。

初めて買ったApple製品とは・・・

新しいiPad！

新しいって何だよ新しいってって思ったかもしれない。だが、待ってほしい。iPad第3世代は、本当に「新しいiPad」という名前だったのです。今思えばセンスのかけらもない気がしないでもないが。

なんでいきなりiPadと思うかもしれないが、当時テレビとかでiPadが発売されているのを見て、大きい画面でスマホのように使えるタブレットという存在を魅力的にい感じていたのです。

なにせ、当時使っていたスマホ、カシオのG'zOneの画面サイズは、3.6インチ。小さすぎました。

そして、その時のAndroidのタブレットなんてほとんどありません。

となるとiPadしかありません。しかもWI-fi版ならキャリアに縛られませんからね。

そして、iPadを抱えて離島に流れていきました。

結果、買って大正解でした！

iPadの魅力に取りつかれ、毎日、仕事から帰ったらiPadばかり使っていました。パソコンも持っていきましたが、基本的にiPadばっかり使っていました。

新しいiPadは9.7インチでしたが、重さは650gあり、今のiPad Pro 13インチやiPad Air 13インチよりも重かったんですが、そんなことは気にならないぐらい気に入りました。

たまに寝そべりながら使って、ウトウトして顔面に落として何回か死にかけましたが。

後に、ASUSのNexus7というAndroidタブレットが発売され、スマホのアプリ資産をフルに活かすため、iPadから乗り換えようとして買ってみましたが、結局は使い物にならず、iPadが地位を確固たるものにしたのです。

三国時代

iPadを気に入ったとはいえ、このときのApple製品はタブレットのみ。

パソコンはWindows、スマホはAndroid、タブレットはiPadと、ガジェット界の三銃士を手にしばらく過ごしました。
まさに、三種の神器。デルタアタック！神々のトライフォース！！

パソコンは、Windowsで変わりなし。

スマホはその後も、HTC → SONY XperiaとAndroidのままでした。

タブレットは、iPad Airの登場により新しいiPadより軽くなったので、すぐに乗り換えました。650gから469gになったのです。

ただでさえ神Padだったのに、軽さを手に入れて最高のガジェットとなりました。

とはいえ、まだこの3つのガジェットは均衡を保っています。

そして・・・

徐々にApple製品に蝕まれていく

iPad AIrが発売されてしばらくして、iPad mini 2が発売されました。

iPad AirはWi-fi版だっただめ、外にも持ち歩けるセルラーモデルがそろそろ欲しいと思い始めたところでした。

そして、とうとう、セルラー版のiPad mini 2を買ってしまったのです。

iPadの2台持ち・・・おやおや、雲行きが怪しくなってきました。

iPadは軽くなったら買い替える

次にiPad Air 2が発売。iPad Airより更に軽くなる。469g → 437g
さらに高みに登ってしまった神Pad。

このときから、iPadは軽くなったら買い替える というルールが出来上がりました。

そして、iPad mini3が発売されますが、ここはスルーします。なぜなら重さが一緒だったため。

その翌年、iPad mini4が発売。か、軽くなってやがる。その理由だけで買い替え。
341g → 304g

軽さは正義。

iPad軍さらなる増援

2015年、とんでもないものが発売される。
そう、iPad Proだ。

iPadの12.9インチ版が発売されたのだ。でかいiPadだと！！

こ、これは欲しい！！

そして、Apple Pencilも発表されてしまう。

軽さは正義。軽さは正義だけど・・・

大きさも正義だ！！

iPad Pro 12.9インチとApple Pencilを買ってしまう。

重さは713g。確かに重い。
だが、初めて買った新しいiPadの650gよりちょっと重いだけで、画面は3.2インチも大きい。凄い。

Apple Pencilは割とすぐに使わなくなったが、iPad Pro 12.9インチは相棒になった。

当然、横になって顔面に落としたときの破壊力が上がったのは言うまでもない。

気づけばiPad 3台持ち。

かなりイカれ始めている。

だが、まだタブレットだけがApple製品であり、パソコンはWindowsだし、スマホはAndroidだった。

まだ・・・な

Mac「やあ！僕だよ！」

初めて触れたApple製品が大学時代のiMacから15年の月日が流れ、とうとう禁断のものに手をしてしまう。

そう、Macだ。

初めての印象は悪かったが、iPadの世界にどっぷりハマって、徐々にMacに興味を持ち始める。特に興味があったのは、トラックパッドだ。

Macのマウスには悪い印象を持っているが。iPadのタッチ操作は素晴らしい。

iPadのようにパソコンが使えるのなら、どんなに良いんだろう？
そう思いながら、いつか買おう、いつか買おうと思いつつ先延ばしにしてきた。

そして、2016年。

タッチバー機能のついたMacBook Proが発売される。

今は亡きタッチバーではあるが、当時、これを見た時、物凄く魅力的に見えた。何ができるかワクワクしたものである。

そして、店頭で触れてみて、写真アプリをタッチバーで使ってみると、流れるように写真をパパっと切り替えられた衝撃で、気づいたらMacBook Proを購入していた。

MacBook Pro 15インチ（2016）を購入したのだ。

Apple帝国に強力な将軍が現れたのだ。

トラックパッドの使い心地は、たまらなかった。

もう、マウスなんか使ってらんねぇ！

そう思いつつも、パソコンのゲームを捨てることはできず、Windows PCも併用。

Apple帝国は強大になりつつも、まだ三国時代は続いています、

iPhone「やっと、僕のおでましか」

Macまで手を出ししまったら、次は、もうお分かりですね。

そう、iPhoneです。

iPadを常用していた時点で、iPhoneに替えたいとは思っていました。アプリ資産も考えると、どう考えても同じOSの方が良いと思っていました。

ただ、替えられない理由がありました。

一般的に、スマホで文字を入力するときはフリック操作だと思いますが、私はフリック操作がほとんどできません。なぜならば、ATOKってアプリのフラワータッチ操作をずっと使っていたからです。

そのフラワータッチですが、Androidでしか使えなかったのです。これがiPhoneで対応されない限り替える気がなかったのです。

そんな中、とうとうiPhoneでもフラワータッチが対応されるようになったのです。

阻むものがなくなったのだから、もう誰も止めることはできません。

次の新しいiPhoneが発売さえたら、買おう！

そして、2017年。

iPhone ８が発売されたので、購入しました。

そのコンパクトさに併せ持つパワーは、まるでドラゴンボールのフリーザ様のよう。フリーザ様のデスビームでAndroidを一瞬で葬ってしまいました。

Windows、Android、Appleの三国時代に終わりを告げたのです。

さらに同時期に発売されたApple Watchにも手を出してしまいました。

？？？「Apple信者の臭いがプンプンしやがる！」

そう言われても仕方がありません。

Windows「まだだ、まだ終わっていない」

全てを駆逐するApple帝国

Mac、iPhone、iPadとい、Apple三種の神器が揃ってしまったApple帝国にもはや敵はいなくなってしまいました。

Windows PCも風前の灯です。

そして、

私「なんか、もうパソコンでゲームしてないな・・・手放すか」

Windows軍は滅亡しました。

Apple帝国が天下を統一したのです。（私の家の中の天下だけど）

このあとも、Apple帝国の勢力は大きくなり続け、Apple TV、AirPods Proも加わります。

もう抵抗勢力はなく、Apple帝国が永遠に栄えるかと思われた・・・

第一部 〜完〜

Windowsが突如として蜂起

Apple帝国が天下を統一してしばらくたったある日のことであった。

Windows「俺なら、ゲームもできるし、Blenderで3DCGも作れるし、Unreal Engine 5でゲームも作れるぞ！！」と叫びながら、Windowsのレジスタンスが突如として蜂起したのです。

その時、私は、仕事のストレスから逃避するためなのか分かりませんが、創作意欲が増してきてゲームが作りたいと思いはじめ、再びWindowsPCを買いました。

初めは、ゲーミングノートPCでしたが、徐々に勢力を伸ばし、最終的には、CPU：インテル Core i9-13900 、グラボ：RX4070ti、メモリ：64GBのデスクトップPCを買うまで絶大なる力を得ていきました。

さらにゲーミングモニター、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウスまで反乱軍に加わり、新生Windows軍として、Apple帝国に宣戦布告をしたのです。

これは後に、創作意欲の乱と呼ばれます。（妄想）

Apple帝国も負けているわけにはいかない。AirDropやユニバーサルコントロールなどの連携技を繰り出し、新生Windows軍に攻撃を仕掛けていく。

新生Windows軍も負けてはいない。強大なスペックにより、数々の連携技にも、ものともしなかったのだ。

両軍のにらみ合いが続く・・・

惣無事令の発令

創作意欲の乱は、1年以上にもわたり続きましたが、それはある日突然終わりを告げました。

私「なんか、物が多すぎてイライラする！全部捨てちゃえー！！」

ここでスーパー断捨離タイムが発動！本当に必要なもの以外、ガンガン処分することにしたのです。

これは、まさに惣無事令の発令。

私の家の中でのガジェット同士の私闘を禁じました。

Windows軍は完全に解体、処分しました。

Apple帝国にも裁きを入れ、今は複数台あったiPadを1台で抑えています。

他の機種もそれぞれ1台までの所有と定めました。

シンプルさを追求するため、天下はApple帝国に委ねることにしました。

今後、私の家のガジェット類は落ち着くことになるでしょう。

シンプルに生きていくためにも。

第二部 〜完〜

SONY「ククク、我々が残っているのにまだ気づいていないようだな」
α7ⅳ「うふふ、我らフルサイズセンサーミラーレス一眼の前では、iPhoneのカメラなんて、赤子同然よ」
PlayStation5「ひぁ〜ひぃっひぃ、Appleでゲーム？(笑)こっちはゲーム専用機。相手にならないなぁ〜、もの売るってレベルじゃねぇぞ！」

第三部・・・あるの？

ね？Apple信者じゃないでしょ？？

そうなんです。元々Apple信者でもなんでもないんですよ。
（一般人から見たら、十分Apple信者です。）

でも、カスタマイズ性や複雑さに疲れ、シンプルさを求めていくうちに、気づいたらApple製品だらけになっていたのです。

決してApple信者ではありません。

よく訓練されたApple信者なら、Apple Vision Pro も買っているはず。
だが、私は買う気はありませんよ、さすがに。

それに、新製品が出るたびに毎回のように買い替えているはず！iPhoneは、まだ、iPhone 11 Proだよ？（この記事を執筆時点）

信者が同じ機種を5年も持ち続けるなんてありえない！

あえて言うなら、Apple忍者です。密かにアップル製品が好きなんです。

これからは、Apple忍者と名乗ることにします。

というわけで、今回はこのへんで。

さらばじゃ。