結局、MacBook Proを返品してしまいましたので返品した理由など書いていくよ
先日、M3 Proチップの16インチMacBook Proを購入しましたが、色々考えた結果、返品してしまいました。
M3 Pro MacBook Proが悪かったわけではありません。すごく良いものです。ただ、私にとっては現時点で必要なものではなかったことに気づいたので、一旦、返品することにしました。
その理由などを、今後、無駄な買い物をしないためにもまとめておきたいと思ったので、ここに書いておくことにしました。
購入したときの記事は、こちら。
この時点ですでに迷っている。
返品した理由をまとめると以下のとおり。
・そもそも、オーバースペック
・重い
・色(スペースブラック)が合わなかった
・MacBook Airが手放せなかった
そもそも、オーバースペック
画質
MacBook Proの画面はミニLEDです。物凄く綺麗です。でも、ここまで綺麗な必要はあるのか?画質はMacBook Airでも不満はありませんでした。
画面を並べて比べてみると明らかに違うのですが、比べなければ実は何も問題がなかったのです。
確かにエンタメ消費として映画やアニメを見るのには、画質は綺麗な方が良いのですが、そもそも私は、AirPlayという機能でAppleTVを経由して有機ELテレビで動画を見ているので、Mac側の画質が良くてもあまり意味がない事に気づきました。
テレビの大きい画面で見れるのに、わざわざ16インチという小さな画面で見る意味がありません。
輝度も高くできますが、あまり高すぎても目が痛いだけなのです。
スピーカー
確かにMacBook Airよりは音質がいいです。しかしながら、前述したとおり、テレビの方で動画は見るので、マック側の音質はあまり気にしません。音楽を聞いても、MacBook Airで特に不満がないため、MacBook Proクラスのスピーカーなくても問題がないことに気づきました。
処理性能
もちろん、MacBook Proの方が、MacBook Airより処理性能は高いのですが、そんなに処理性能が必要な作業しているか考えたところ、全然していなかったのです。
最近は主に、Youtube見たり、ブラウジングしたり、noteの記事を書いたり、株のチャート見たりぐらいしかしていません。ほとんど処理性能がいりません。
以前は、動画編集もやっていましたが、最近は全然やらなくなってしまいました。仮に動画編集やるとしても、私の扱う動画はフルHDだったりするので、MacBook AirのM2チップでもサクサク動きます。大量に動画をエンコードするわけではないので、エンコードに多少時間がかかっても問題ありません。どうせエンコード中は、iPadとかで動画見てます。
最近、カメラを買ったのでRAW現像をやってみることもあるのですが、こちらも大量の写真を扱うわけでないので、M2チップで問題ありません。
以上のことから、M3 Proチップは私にはオーバースペックであり、必要以上のスペックに高い金出して重い機体にする意味がないことに気づきました。
一応、処理性能が必要な使いたいソフトにゲームエンジンであるUnreal Engine 5がありますが、Unreal Engine 5の前では、M3 Proチップですら低性能なので、M3 Pro MacBook Proを所有し続ける理由にはなりませんでした。
整備済製品で購入したとはいえ、金額は36万円以上です。冷静に考えたらイカれてます。今後も買い替え続けることを考えると、必要以上のスペックにコストをかけるのは賢い買い物とは思えませんでした。
重い
画面が大きいMacBookが欲しかったのは確かですが、重いMacBookが欲しかったわけではなかったのです。
いちいち、ちょっと動かすだけでも億劫になります。
M3 ProチップのMacBook Pro 16インチの重さは2.14 kg、もちろん買う前には確認したのだけれども、それは数字だけ。店頭でも触ってはみたけど、実際に部屋において、色々使ってみると不満が出てきたのです。
一方、MacBook Air 13インチは1.24 kg。片手でパームレスト部分を掴んで持つことにも苦はありません。
Macを機動的に扱いたい場合は、軽さは正義。MacBook ProとMacBook Airを同時に所有してみたことで気づくことはできました。
できれば、1kgを切るMacBookが出ることです。
よっぽどの技術革新がない限りは期待できないですけどね。
色(スペースブラック)が合わなかった
楽天リーベイツの4%の期限が迫っていたことで、慌ててたこともあり、本当はシルバーが欲しかったにも関わらず、在庫のあったスペースブラックにしました。
MacBook Proの紹介動画で、スペースブラックの購入レビューが多く、どの動画でもカッコいい、カッコいい言うもんだから問題ないと思っていたのですが、所詮は他人の意見でしかありませんでした。どうやら、私は暗い色のMacが好きではないようです。手元に来て、シルバーでないことに後悔しました。
また、黒いことにより薄暗いところでは、端子類がほとんど見えなくなるのも耐えられませんでした。端子の穴を探すのも苦痛、さらに重いので確認するために動かすのも苦痛という二重苦。
完全に色選びの失敗を悟りました。
MacBook Airが手放せなかった
今、所有しているM2 MacBook Air 13インチは、まさに、デザイン買いでした。
M2 MacBook Airが発表されて、スターライトの色が出た時に、一瞬で目が奪われました。これだと。
もう一つ新色としてミッドナイトがあり、ミッドナイトがカッコいい、ミッドナイトがカッコいいと騒がれていましたが、私には何がカッコいいか分かりませんでした。ミッドナイトが好きでない時点で、スペースブラックを買わない方が良いことに気づくべきでしたが。
そして、当時所有していた27インチiMacを買い替える形で購入しました。
デザイン買いをしていることとスペックに問題ないことを考えると、今回購入したMacBook Proと置き換えるほどのインパクトはなく、どうしてもMacBook Airを手放す気にはなれませでした。
こうなってしまうと、不満がある方に去っていただくことになります。
さよなら、MacBook Pro。君のことは忘れないよ。
結局、購入して家で触ってみないと分からないことも多かったので、購入したことには後悔はありません。
あくまでも、現時点では必要がないというだけで、スペックが必要と感じたときは、またMacBook Proの購入を検討するかもしれません。
考え方は柔軟にしておきたいものです。
今回のMacBook Proの購入は、ほぼほぼ衝動買いに近い形だったので、返品して一旦冷静に戻りたいともいます。
というわけで、今回はこのへんで。
さらばじゃ。
おまけ
過去にも返品経験がありますので、まとめてみます。
Mac Studio
ちょうど一年前、Mac Studioを返品していました。完全に記憶から消えていましたが、そのときもハイスペックのMacを買って、Windows PC(当時はゲーミングノートPC)とMacBook Airを手放そうとしていたのです。
返品理由を思い返してみたのですが、一番大きい理由はスピーカーでした。
Mac StudioはデスクトップPCなので、ディスプレイにスピーカーがついているか外付けスピーカーが必要です。
私が当時使用していたディスプレイはBenQのMOBIUZ EX270QMというモニターで、モニターにしては良いスピーカーがついていました。
ただ、このモニターのスピーカーはMacと相性が悪く、キーボード側から音量調節ができなかったのです。音量調整するには、動画などにある音量調整機能、または、モニターのリモコンを使っての音量調整ということになります。
これが、地味に耐えられず、結局返品することにしました。
Windows PCをを使っているときは普通にキーボードの音量調整機能が使えるし、ゲーミングモニターとしての機能は優秀だったので、モニター側を買い替えるという選択肢はありませんでした。
M1 MacBook Air
現在所有しているM2 MacBook Air が発売される前のことです。
当時は、27インチのiMacを使っていました、5Kの解像度で画面も綺麗でお気に入りでした。もうノートパソコンに戻る気はありませんでした。
が、そこでApple Siliconの登場です。
M1 MacBook Airが出て、一番下のモデルでもiMacに匹敵・・・いや、むしろグラフィック面を除けば追い抜かれるという衝撃的な展開が訪れました。
10万円ちょっとのノートパソコンが、30万円を超えるiMacに下剋上をかましたのです。
とはいえ、発売当初は様子見で買っていません。
iOSのアプリも使えるという情報もあり気になっていて、整備済製品のM1 MacBook Airが出た時、思わず購入しました。
届いたときは、満足感に包まれたのですが、しばらくして冷静になると、今度は画面に不満が。それもそのはず、当たり前にiMac 27インチの方が画面も大きく画質も綺麗で、iMacがある状態でMacBook Airを使う理由がありませんでした。
今回MacBook Proを手放したときとは逆の理由で、MacBook Airを返品することになりました。
心境の変化
面白いですね。以前は画質が綺麗で画面が大きい方を残し、今回は画質が綺麗で画面が大きい方を返品しているのです。
iMac 27インチ と M1 MacBook Air 13インチのときは、MacBook Airの方を返品。
iMac 27インチ と M2 MacBook Air 13インチのときは、iMacの方を売却。
MacBook Pro 16インチ と M2 MacBook Air 13インチのときは、MacBook Proの方を返品。
最初の方は、大艦巨砲主義と言わんばかりに大きい方を残し、途中から小さい方を残すようになっています、
何があったのでしょうか。
これは、iMacの大きさにイライラしたのが原因です。ミニマリストではないけれども、シンプルにしたくなったのです。
そして、その時、M2 MacBook Airが登場、デザイン買いをして、シンプルでコンパクトでそれなりにハイパワーなことに惚れ、iMacを手放す気になったのです。
その後、物をだいぶ減らしたのですが、気づけば、また物が増えていました。
そして、この前、またシンプルにしたい衝動が爆発し、スーパー断捨離タイムに突入したのでした。
物が溢れる → シンプルに → また、物が溢れる → スーパー断捨離タイム
同じこと繰り返している・・・馬鹿なの?私は、馬鹿なの?
ガジェットに振り回されながらも、これからも生きていくのでした。
終わり。