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パソコン買い替え迷走記(クリエイターPCのHP ENVY Desktop TE02 購入までの道)

今回は、パソコンの買い換えで迷走してしまった話。

普段遣いのパソコンとしてはMacを使っているのですが、Unreal Engine 5(以下UE5)というゲームエンジンを触りたくて、Windows PCを買うことにしたのです。UE5はMacでも使えはするのですが、相性が悪いところがあるためWindows PCを手に入れる必要があったのです。

元々はMacユーザーではなくWindowsユーザーだったのですが、2016年にMacを使うようになり、その後PCゲームもやらなくなったため、Windows機を手放した経緯があります。ということで、久々にWindows機を買うことになりました。

ASUS ROG flow Z13 購入

そこで、最初に手を出したのが、ASUS ROG flow Z13 と XG Mobile でした。タブレットとしても使える2 in 1 のパソコンとRTX 3080 相当の外付けGPUの組み合わせのロマン機でした。

色々、パソコンに関する情報を見ててつい買いたくなって、買ってしまいました。仕事のストレスもあって、衝動買いでした。結果的には失敗でした。失敗だった理由とかは長くなるし、別の記事でもありますのでここでは書きません。興味がある方は下の記事を御覧ください。

そもそも、UE5を使いたいのに、デスクトップではなく、ノートPCってどういうことよと思うかもしれませんが、デスクトップの物理的な重さと大きさが嫌で、コンパクトにしたかったのです。高スペックとモバイルの相性はもちろん厳しいのですが、最近の技術なら結構イケるのでは?という浅はかな考えもありました。結果としては、RTX 3080相当の外付けGPUの威力は凄まじく、UE5も割とサクサク動きました。画面が小さすぎて論外ではありましたが・・・

HP OMEN 16 購入

そして、ASUS ROG flow Z13を手放したあとは、ちょうど新生活セールで安くなっていたHP OMEN 16を買ってしまいました。まさに、ゲーミングノートPCです。GPUはRTX 3070Tiです。前回が、PCと外付けGPUの取り回しの悪さが手放した原因の一つとなっていますので、PC1台でまかなえるタイプを購入しました。というか、前回が特殊すぎたのですが。

正直、HP OMEN 16は、パソコンとしては好きだったのですが、流石にスペックが物足りませんでした。RTX 3080でサクサクだったのだから、RTX 3070Tiでもそれなりにイケるのかなと思っていたのですが、UE5のバージョンアップもあったせいか思っていたほどの能力はでなく、大変厳しい状況。普通にゲームする分には不満はなかったのだが・・・そして、また買い替えることに。

わかっていたよ、わかっていたのだよ、やっぱりデスクトップじゃないといけないと。いま出ているRTX 4000台のGPUだとまた結果は変わるかもしれないが、所詮はノートパソコンだ。同じ型番のGPUでも全然スペックが劣ることはわかっていた。技術の進化に期待していたのだ。現にゲームプレイするぐらいなら問題はなかった。でもUE5は重い。ただそれだけだったのだ。

HP ENVY Desktop TE02 購入

そうだよな。デスクトップだよな。ということで、デスクトップPCを物色し始める。正直、デスクトップはもう持ちたくなかった。トラブったときが面倒くさいからだ。10何キロもあるパソコンを運ぶのがクソ面倒くさいのだ。ノートPCなら手軽にメーカーに送りつけられる。

デスクトップだったら、自分で直せるじゃないかという意見もあるかもしれない。だが、待ってほしい。私は、パーツを増設するときにコンデンサーを折り曲げて破損させた実績がある。そして、他にも破壊したことがあるのだ。舐めてはいけない。

さてさて、デスクトップパソコンを買うことにしたのですが、デスクトップパソコンを買うのは久々で、どこで買おうか迷うところでした。以前は、パソコン工房の実店舗でBTOパソコン買ったり、PCワンズでオーダーメイドで作ってもらったりしていました。昨今の状況がわからん!ということで悩んでしました。

実店舗が近くにある、パソコン工房かドスパラに絞ったところで、希望のスペックで価格を見てみると・・・いかん、どれも30万円超えてしまう!ぐぬぬ

というところで、またしても、HPのセールで、希望のスペックで30万円以下で買えそうだったので、ポチり。ああ、買ってしまった。実店舗のないオンラインでのデスクトップ購入は、不安があるがコスパに負けた。

それで買ったパソコンのスペックがこちら

HP ENVY Desktop TE02-1097jp エクストリームモデル
CPU : インテル® CoreTM i9-13900 プロセッサー
メモリ:64GB
ストレージ:1TB Gen4 M.2 SSD (PCIe NVMe) + 1TB Gen4 M.2 SSD (PCIe NVMe)
GPU : NVIDIA® GeForce RTXTM 4070 Ti

ゲーミングPCではないため排熱が気になるが、スペックはなかなかイケているのではないか。これで2023年9月の時点で30万円を切っているのは、かなりの高コスパだった。

なお、このときも、仕事のストレスがマッハで溜まってしまっていたので、衝動買いだったのかもしれない。

何はともあれ、このスペックであれば、UE5を動かすには十分である。

これで、パソコン購入、買い替えの迷走は終わるのか・・・

恐れていた事態

購入したのはいいが、購入した時期は、仕事の大トラブルでパソコンを触るどころではなかった。そして、1ヶ月ほど経ち、さて、パソコンを使って見ようかと思ったところ・・・

ん?

んん??

パソコンを起動すると、めちゃくちゃファンの回る音がする。何も負荷をかけていないどころか、パソコンを立ち上げただけだ。そして、HPのロゴが出たあと、パソコンが落ちた。

嘘だろ・・・と、新空港占拠というドラマの主人公が思わず吐いてしまうセリフが口から出てきてしまった。

その後、何回やっても、同じ症状・・・買ってしばらく、起動はしてみて動いていたのだが、いざ本腰を入れて使ってみようとしたらこれだ。私は絶望した。

デスクトップの不具合の対応が面倒くさいから、デスクトップを避けていたのに、いざ、買ったらこれだよ。

マジ、最高だな!!!

しかたがないので、HPのサポートに電話を入れてみました。カタコトの日本語で対応されたので、大丈夫なのか不安な気持ちになったが、対応自体はまともだったので問題はなかった。

ハードウェア診断ツールで確かめてみてくださいとのことだったので、調べてみたところ、不具合全くなし!不具合しかないんですけど・・・ってことで、引取修理サービスで引き取ってもらいました。

引取サービスのお陰で、自分でパソコンを運ばなくていいのは良かったけど、それでもトラブルは面倒くさいですね。

パソコン送ってからしばらく音沙汰なし。どうなっているんだろうと思って、そろそろこちらから連絡してみようかと思ってたところに連絡があって、不具合があった場所を教えてもらった。

それは・・・

マザーボード

ひぇ・・・

それはどうしようもないですわ。とんでもねぇ当たりを引いちまったな。当たるのは宝くじぐらいにしてくれないかな。

とりあえず、1ヶ月ぐらい経って、戻ってきたのでした。

その後、不具合は出ていないはず。普段遣いはMacなので、起動したときはとりあえず落ちていないのは確認はしています。

そして、数カ月後。

今現在、どうなったのか。

UE5・・・

一切触っていません!

買い替えやトラブルにエネルギーを全部持っていかれて、熱が冷めてしまったんだなぁこれが。

駄目だコイツ・・・誰かビンタしてくれ!

参考書を買って満足する受験生みたいなことをまたやってしまったのである。

パソコン買って、満足してるんじゃねぇぞ!

というわけで、当初の目的だったUE5を触るということをやっていない自分に発破を掛けるためこの記事を書いたとさ。こんな記事書いている暇があったら、UE5触れって話なんだけど。

これだけスペックが高ければ生成AIとかにも使えそうだし楽しみではある。

とか考えてるうちに時間がだけが過ぎていくのであった。

終わり。