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合間あいまに不如帰 #2

小間切れに観る、刀ステ悲伝の感想

貴重な機会をいただきまして、刀ステの悲伝を観ております。
時間の都合上細かく分けて観ていますが、視聴後に感想が溢れたので書き留めました。

注意点
・ネタバレを含みます
・考察や主観が多くあります
・初見で観た後そのままの鮮度の内容で書いています
・ときどき別作品の話を例に出す場合があります
そっと温かい目で読んでいただけると幸いです


二区切り目 12:00~1:04:00 

切り時が見つからない面白さです!

あのタイトルコールから始まりました。見どころが本当にたくさんです!
嬉しい驚きが大般若さん、あのニュアンスがたまりません

とてもたくさん原作の表現や台詞を回収してくれるんですね!
始めのシーンは世界観などを振り返るきっかけになりました。
それぞれの台詞から、刀の来歴などのものがたりを大切に使われている作品だなあとひしひしと感じました。

修行のシーンです。手紙を読みたくなりました。
修行の地で出会う人々の言葉は深いですね。そっと背中を押してくれるような温かさを感じます。人だから、というのももちろんあるかもしれませんが修行と聞いていて、じゃあ応援しよう!という人々の気持ちも温かいです。

次に内番。1対多数、これは後ほど出るのかなと動きをつい注意深く見てしまいました。
やっぱりそれぞれの殺陣が気になる!すごい!
心技体もいいですね。
ここで三日月の登場です。言伝のときにピシッと言うところ「あ、いいな」と思いました。メリハリが付きますよね。
あれも好きでした。修行に行くと告げたときの回想の皆さんのゆるく上を見て思い返す立ち方。全景ならではの見え方の面白さかもしれません。
その後の羊羹、幸せでした。
三日月の頭に手をやったり、かがんだりとちょっとした人間臭い?ような動きでしょうか、そんなさり気ない仕草にニコニコしました。
急にきたなマグロ。「あの名物企画だ!」と思いつつ、「早いな?平和で温かく幸せなパートは今か…?」と行き先がほんのり不安になっていきます

“刀とは、我々は何ものか” 大きなテーマとしてそれぞれが問答をしています。
とても興味深い話です。文字のみならずっと浸っていたい考察... しかし物語は容赦なく進んでいきます。
鵺かわいいですね!ぴょこぴょこした動きとか!大物になりそうなところとか
獣のような殺陣もまた見ごたえがあります。
高く跳ねて斬るところに大変驚きました!鶴さんもやっていましたね。すごい画です…これを実現する2.5ってすごい!

池田屋から怒涛の出陣が始まります。新選組が出たとき嬉しかったです!あの奥行きのある映像に驚きました!ときどき別の場所で戦っている男士の名前を聞いておぉ!と思ったりしました。
出陣先、敵の名前と原作をやっているような感覚になって面白いです。
2振ずつの戦闘はとても見ごたえがあります。もうそれぞれの殺陣が素晴らしくて!

そして炎の場所に、、「あ、」と思いました。
先ほどまでとは違う状況の殺陣に釘付けになりました。
あのやり取りは大切そうですね、、

原作の台詞もそうですが、それぞれのつながりや紹介文を聞くとなんだか勉強になるような気分になりますね。その上での鶴さん、ジョークに一本取られました笑

大般若さん今回のフォローの立ち位置でしょうか。いい事言う!と思いながらかっこいい、装飾綺麗と頭が混乱笑 あと身長差が良い、、

さて、
あの衝撃的とも言える出来事が起こりました。
「ぜったい何かの伏線だー…あ、見てた。」
どうなるのだろうと思いつつ軍議へ。場面転換の鮮やかさに驚きました。
名物企画再び!と思い、ほっとしたのも束の間
「悲伝て悲しいの悲か、そうか、、」とここで納得。
苦しい展開が始まる予感がします。
ちょうど最近、とうらぶ好きの友人が「報連相なんとかしてくれ…」と話していたのを思い出しました笑
しかしそれに気付きフォローしようと声をかけるところがいい本丸と思います。

本当にたくさんの台詞を回収してくださり、普段このように言葉を使いながら話していそうだと本丸の様子がすっと入るような良い心地がしました。

修行での決意のシーンでは声の合わせ方、すごいですね!

そして三日月、鶴丸、小烏丸の場面です。
言葉として何度も反芻して飲み込みたいと思わせるような大切なシーンに思いました。
ふっと目線を送る静かなこの空気感、なんだかとても悲しさが伝わってきます。
大包平と鶯丸のやり取りは安定で最高でした。


今回はここで一区切りとさせていただきました。
しんしんと降る雪の中、薄氷の上を静かに歩き進み離れていく姿を見ているような場面が浮かびます。
もしくはこの物語の危うい緊張感と美しさはあの桜のようにも思えます。
この後どのような場面転換があるのでしょうか。ドキドキしつつ次回を迎えたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました