小沢健二 「高い塔」歌詞の考察という名の妄想
ずーーーっと聴いてるんです「高い塔」。
ファンクな軽さと音の厚み、ベースラインのエンディングに向かうストリングスの緊張感と疾走感、これでもかと詰め込まれた意味深なフレーズ。
古代文様をモチーフにしたアートワーク、タイトルや歌詞にも何度も出てくる宇宙、太陽、そして曼荼羅…ここまでくると森羅万象=大日如来しか浮かばない…。
「高い塔一つ」と歌われるけど、歌詞の中には「二つ」の曼荼羅が出てくる。
「抽象的な曼荼羅」と「直線的な曼荼羅」どちらかが昭和を象徴する東京タワー、平成を象徴するスカイツリーで金剛界と胎蔵界を表し、その二つが揃って成立する密教と東京をかけたのかな。
この高い塔「二つ」が出来た東京が2020年を迎える。「古代の未来図は姿を変え続ける」。
我々は過去も未来もどうせ神の掌の上なわけだから子供も大人も「大胆に勇敢に」宇宙の時間軸の中で「ドキドキする神秘と行こう」ぜ!みたいな全宇宙肯定な曲なのかしら…と妄想しました。
「七色の橋」はレインボーブリッジかな…。
小沢健二の歌詞は本当に難解だけど楽しいな…!!!すみません、めちゃくちゃな妄想、読んで下さった方Soありがとうです。
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