どう生きるか。やりたいこととは。
とりあえずやってみようと思えなかった、決断力の無さ
就活の真っ只中。
周りはベンチャー、外資コンサル、会計士、院進学、看護師、薬剤師、獣医師と少しずつ道が決まってきている。
2年前、私だって親に言われずとも資格があった方がいい事くらい頭では分かっていたから会計士の説明会に行ったり、会計士の勉強をしている友達や会計士合格者の先輩に話を聞いたり、試験制度を調べたり、企業に勤務する親や叔父にイメージを聞いたりしていた。
多少なりとも興味があったからだと思う。
けれども、結局は決断が出来ないままダブルスクールもせずに、今忙しく民間就活や公務員の勉強をしている。
なぜやらなかったのか?
今はそんなふうに思うことがある。
もし2年前始めていたら、今はもう合格していて研修生として実務経験を積んでいたかもしれない。
なぜなのか。ほんとになんで。
たぶん、なりたいという意志の強さがなかったこと、合格率の低さに尻後のみをしてしまったこと、そしてなんとなく周りを見ていて人気がなさそうだなとか、会計士になりたいとかこの時代においてセンス無いなと思われそうとか思ってしまったのだと思う。
今と未来
将来を見越して今を生きるのは未来から逆算をして生きているから偽りの今を生きていることになる、とホリエモンは言っていたけれど、私には、逆算して生きていない人なんていないと思った。
高校生の頃もそう。
みんな未来を見越したり、消去法で選んだりして資格のある医療系に進む人達ばかり。なんでそういう仕事をしたいと思うのか?本当に不思議だった。なんで看護師になって下の世話までしてお金をもらいたいと思えるのか?どういう仕事をするかわかってて選んでるのか?とか。
ここで話を戻すと、人の心配より自分の心配をしなきゃいけないってこと。
いまだに何になりたいのか、どんなことをやりたいのかが明確に現れて来ない。アナウンサーや外務省、他国家公務員に憧れたと思えば、今度はシステムエンジニアに憧れてプログラミングの授業を履修してみたり、はたまたシリコンバレー研修に参加してみたことで、地方創生やベンチャー企業の支援やJAXA職員に憧れてみたり。
不可能なのに悩むだけ悩む
もっと最悪なのは、薬学や医学の方に行けばよかった、とずっと1人で言っては悩むだけ悩んでいること。海外の医学部なら周囲を気にせず好きに勉強もできると思ってひたすら日本の医師国家資格を取れるチェコらへんの医学部のある大学について調べたこともあった。
毎日毎日悩んでいる。そして公務員を勧めてくる両親との喧嘩の連続。親を困らせている。
悩んでばかりだ。
なんでこうなった。
いや、高校1年生の頃に、
旧帝国立の薬学を出て博士まで取った父の意見も聞かずに、理系ではなく安易に文系にし、とにかく深く考えることもせず、将来について全く悩まなかったせいだ。そもそも自分の中でゴールを大学入学にしていたせいだ。だからなのだ。
私は、いったい何になりたいのか。
何になれるのか。
やりたい事ってそんなにすぐ出てくるのか、これからの長い社会人人生において持続するのか。
こういう考え方もある
著名人やメディアの意見として、
林修は、テレビで、
やりたい事っていうのは偶発的。環境によって左右されるんだっていうこと。
キンコン西野は、インスタで、
やりたい事っていうのは、なにかをやってみて誰かに感謝されて初めてそれがやってみたいことっていう風に繋がる、そういう順番なんだ、
って。
絶対内定の著者は、
やりたい事や夢っていうのは、この就活が終わって社会人になったからといって無くなるものではない。一生、夢っていうのは持ち続けるもの。
朝日新聞には、
医者になりたい人の半数が、夢としてやらたいからではなく、安定していて地位が高く、収入も高いから、とのこと。
みんな、やりたいことがあってやっているように見えてそういう訳でもないのかもしれない。今はなくてもこれからやっていくうちに大きな夢に出会えることがあるかもしれない。
そう思った。
要は自分の選択の軸として何を重視したいのかだと思う。周りがこうだからとか親がこうだからとかは関係ない。十人十色で、仕事選びにも人生設計にも多様であるべき。
だって、みんながみんなYouTuberになりたいとか言ったら世界が終わるでしょ。
いろーんな人がいて初めて生活出来ている。
だから、
いくら計算高くても、
周りからしたら本当にそれってなりたいと思ってるの?とか思われても、自分が良ければそれでいい、ってそう思った。その組織に入ること自体が目的になっていなければ。
親の意思と自分の意思。マッチさせられるなら◎
最終的な判断は自分。
親に勧められたからっていって公務員になるのは嫌だ。だって、絶対に辛くなった時に、親のせいにしたくなるから。
でもだからといって、友達からの、公務員ってよくわかんな〜い、なんか堅そ〜う、つまんなそーうとか、視野の狭い発言にも影響されたくはない。要するにきちんと自分で決断したい。
まあでもほとんどの人は、親の意見に左右されている。趣味や特技とかも親がやっていたからとか、親のススメで、とか、医者になったのも親が医者で、とか。最近プロの囲碁棋士になった小学生の子も、両親が囲碁棋士だからその影響で。
でも、いいんだよ!本当に!
私も、小さい頃からピアノ、中学生の頃からヴァイオリンをやっていたり、歌が好きでコンクールに応募していたのは、音大を出て教師をしていた母の影響。
生き方や選び方や働き方の憧れの対象って、人それぞれだし、親から学び取って自分の将来に繋げられるのって本当に幸せなことだと思う。
まとまりがなくて長くなってしまったけれど、今日はこんな感じで。
文書書くのって前後関係とか色々考えながらだから難しいな…