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【千葉ロッテ】帰ってきたマリキャンとパワーアップした優秀広報たち【動画感想】

千葉ロッテマリーンズファン各位

ついに……ついに私たちの願いが叶いました……。

祝・マリキャンSeason2開催〜〜〜〜〜〜!!!!!!

正直それなりにお金も時間もかかる企画だし、期待値が高いぶん第2弾の壁は分厚いしと身構えてはいたのですが、身構えていた分だけ嬉しい〜〜〜〜(´;ω;`)

オフで干からびそうな我々を楽しませてくれるマリキャンへの感謝、例によって長くなりそうなので今回は#1と#2でストップします。


#1 新入部員と料理長の賄い

12月16日、しょーご(中村奨吾選手)さんによる年内最後のMarines Monday Radioに沸いていて気づかなかった。

夕飯を食べたし適当〜に洗い物でもするべとBGMを探すべく適当〜にアプリを立ち上げたら

プ レ ミ ア 公 開 し て ん じ ゃ ん

え?いつから?昼にマリラジ聞いてた時すでにあったっけ?

ネタバレとか気にしない民なので、とりあえず途中からでも何でも見始めました。

私が見始めたのは郁くん(小野郁投手)が薪割りに疲れ切って焼きそばをいただきますしていたシーンから。ほぼ終盤。新入部員のネタバレもへったくれもない。

落ち着いてから3回見直しました。


鉄人、印西イオンに再臨。

改めて、まっすー(益田直也投手)はハイソサイエティな生活してるんだなぁと実感した。

いや、知ってた。知ってたけど、あれだけ感動したイオンが1年ぶりだし、イオンの凄さが「安い」ではなく「種類がいっぱいある」の時点で色々察してしまう。

むしろ唐川家のBBQ行くときはどこでお肉を買うんですか?

高級な食品店といったら成城石井くらいしか思いつかない私はいかにも中流家庭出身。私なぞが聞いたこともないようなお店で食材を調達していらっしゃるのでしょう。

年俸1億6千万の契約をしたおじー(小島和哉投手)がすた丼行っていたり、郁くんが#2の26:00あたりでドンキの焼き芋に言及していたりすると「この人にも庶民らしい生活があるんだな」と安心してしまう。


沼カウンターされている

1:50~あたりから、上野広報が郁くんのことを「(キャンプ)沼にさせちゃいましょうか」って言ってるけど、まさか文字通りの沼の話になるとは思わなんだよ。

千葉県民ではなく幕張近辺しか知らない選手たちなら知らないと思うけれど、千葉、それも印西エリアで沼といったら印旛沼ですね。
(でも10年以上千葉県民やっていても印西エリアすら行ったことがない)

沼とは一般的に推進が5メートル以下で、底は泥が深く、クロモやフサモなどの水草が生えている規模の小さい湖。

澤ペディアより

気になるとすぐ調べ始めちゃう澤ちゃん(澤田圭佑投手)の真面目さが出ていて滅茶苦茶いい。でもソースが気になる。「沼とは」「沼 定義」とかで調べたけど澤ちゃんが読み上げたのと同じ説明を見つけられなかったし、何ならCOPILOTに聞いてみたけど見つけてくれなかった。(調査オタク)

あとSTARTO ENTERTAINMENT勢を見慣れてしまったせいか、選手のスマホが普通~~に動画で公開されていることに毎度動揺を禁じ得ない。いや、画面は見えてないからいいのかもしれないけどさ。

そして意味もなく沼からトークを広げるまっすー。「そういうところ(が慕われる)……そういうところ(が好かれるん)だよ……ッ!」ってなる。

そんな私たちがマリーンズに沼っているのだから、もう1つの沼の意味についてもちゃんと知っておいてください。


明確な役割分担による明確なキャラづけ

薪割りだけで選手たちのキャラクターと強みが簡単に世に放たれてしまうの、シンプルにフィクションじゃないですか?

初めての薪割りを器用にこなしてしまう郁くん、
長いナイフ+細い木(=圧倒的に有利)で後輩相手に勝負をしかける大人げないまっすー、
そして他の作業と並行して易しい言葉でコツを教える澤ちゃん。

そもそも、最初の役割分担は
 ・荷物の整理→澤田隊長
 ・薪割り→まっすーと郁くん

だったのが、そこから自然と
 ・荷物の整理→澤田隊長
 ・塩焼きそば作り→まっすー
 ・薪割り→郁くん

に分かれていく。
初めて一緒にキャンプするトリオとは思えない。

まっすーと郁くんはキャンプ自体には慣れていないけど、チームとして何かをすることには慣れているからできるんだろうなあ。

車中の会話も併せて、我々視聴者は
 ・料理はできないけど器用で働き者な小野郁投手
 ・バラエティしながらもやることはやってくれる益田直也投手
 ・圧倒的に縁の下の力持ちな澤田圭佑投手

というポジショニングを自然と把握してしまうのです。

さあ、あなたなら誰を選びますか?(は?)


ただの昼メシがエンタメになる唯二つの理由

まずは女性ファンを引き込む要素の1つだと思うんですけど、
「上下関係は確かにあるんだけど、言いたいことを言い合える仲」
これは大きいと思っています。

たとえば14:36~で郁くんが「一番年下なので!」と薪割りを買って出た直後、2個年上の澤ちゃんに「澤田さんこんくらいでいーの?」とため口。からの、さらに年上のまっすーが缶ビールに手をかけると「もう飲むやん絶対w」というキレッキレな突っ込み。

普段のマリーンズを知っている人はもちろん、知らない人でも「ああこの人たちは礼節をわきまえながらも親しい関係なんだな」と言外にキャッチできるわけです。いわゆる「ヒヤッとする」ことがない。

ここに広報さんの質問やテンポの良い編集がプラスされて、私たちは人様が焼きそばを作り人様が焼きそばを食べているのを見ているだけなのに心が満たされてしまうのです。

それともう1つ、「食べ方が綺麗」「食べ物を大事にする」。
これも、(他のYouTuber含めて)Youtubeのコメント欄を見ているとかなりチェックされています。

作ってくれた人に感謝するとか、美味しそうに食べるとか。
食べ物を零さずに食べるとか、逆にちょっと零しちゃうとか。

女性の皆さん、胸に手を当てて考えてみてください。
心当たりがありませんか?ね?ね?


編集の本気がすごい

マリキャンでは、誰がしゃべったかが顔つきで示される字幕がずっと使われています。
ファンはあまり意識していないかもしれませんが、これは結構大事だと思っています。

これがあるから、他球団ファンはもちろん野球を知らない人相手でも普通に「おもろ可愛いおじさん達がわちゃわちゃするコンテンツ」としてオススメできる。

何なら、
ロッテとか分かんないけど、澤田っていうお兄ちゃんがくまさんみたいで可愛い~~~
→Youtube見たらめっちゃコワモテ系のピッチャーじゃんギャップ~
→ええ……まとめサイト調べたらすごい苦労人じゃん…怪我乗り越えてここまで来たんだ…(´;ω;`)
→沼ドボン

ということだってあり得るわけですよ!!!!!ねえ!!!!!←沼をひきずる女

字幕絡みでいうと、声の調子でフォント種類とサイズを変えたり、字幕に「w」が付くところからして、恐らく編集はカジーと別口で広報カメラを回しているいつもの女性広報さん。まり~んずかん2024で上野さんが、(別会社への委託をせずに)自分で動画編集できる人がいると言っていた方と思われます。

で、その方の声がちょくちょく入っているので、彼女が今回帯同しているということ。編集作業はさらにスピードアップします。
(前回どうだったかは記憶になく……いらっしゃいましたっけ?)

【2024.12.23追記】本記事投稿当時、女性の広報さんが複数人いることを理解していませんでした。故にどの方が編集できる方かは現在不明です。申し訳ありません……。

現役ドラフトはかなりギリギリまで行われますし、キャンプ参加メンバーの選定はかなり大変だったと推察します。

その中でスケジュールを調整して、企画を決行して、年内にアップロードするって簡単なことじゃありません。

マリーンズ広報の本気を感じました。

ちなみにこの動画で個人的に好きな字幕は、13:07の「多分ゴルフの話です」と15:54の「\お肉を守るよ!/」でした。

女性広報さんはゴルフしないんだろうな。分かる。


#2 呼ばれたい選手たちほど遅刻する

プレミア配信の予定は分かっていたものの、先約があって参戦できなかった……およよよよ(´;ω;`)

今回は#1の3人に加えて、からかーさん(唐川侑己投手)と美馬っち(美馬学投手)が遅れてやって来ました。

まっすーのバラエティ力+郁くんの後輩キャラ+縁の下のしごでき澤ちゃんでも企画は十分成立していましたが、やっぱり初期メンバーがいないのは寂しかったので。

特にまっすーと年の近い選手が集まると、まっすーがボケにいっそう振り切れます。もう面白くならないはずがない。

というか、単純に美馬っちファンの私は美馬っちが見られるのがただただ幸せ。(本音)

ちなみにこの回で1番好きな編集は、1:07~あたりの、

からかーさん「乾杯」
まっすー「後でやるって言ってたやつ」
上野広報「はっはっは」

で本編がスタートするところです。

別にまっすーの言葉で止めても良かったんですけどね。

ここで切ると、背景知識がなくても「スタッフさんと仲が良いんだな」で楽しめるし、上野広報が元マリーンズ選手であることを知っている人にとっては大変エモい演出だと分かります。

どこまでいっても、マリーンズファンは優秀な広報の掌の上ですってんころりんするのです。


選手たちの選手たちによる我々のためのファッションチェック

からかーさんがスリッパで着たのには理由があったのか……お着替え前提とはさすがに王子。ごめんなさい、正直意味なんてないと思ってました(最敬礼)

しかもオシャレと一緒に家族愛まで見せつけちゃってくれましてごちそうさまでした。

息子の絵のトレーナーってなんだ、息子の絵のトレーナーって(2回言った)

しかも奥様に「働かなすぎ」と叱られたと。へー。奥様はお子さんと観たのかしら。パパがテントでころころしてたり、「おいデュしろよ!」とか言ってるところを一緒に見てたの?ねえ?

夢がいっぺえだなァ!

それでいて成田の王子らしく編み上げブーツに去年のウエアを合わせて仕上げてくる。全くけしからない罪な男です。

澤ちゃんも、からかーさんが触れてくれて良かったね!噂になるほどのデニムだったのか。不勉強で気づかず大変失礼いたしました。

そして、個人的には澤ちゃんの発言の意図が気になるところです。滋賀まで一人旅したという情報が野暮な輩への牽制なのか(Googleで選手を検索しようとすると大体「〇〇 結婚」「〇〇 彼女」が出てくる)、はたまたピュアな澤ちゃんらしく真っすぐにデニム愛を語っただけなのか。

何にせよ、滋賀はデニムの聖地となるべく力を入れているクリエイター、ブランドが複数あるようです。
きっと動画を見たデニマー(?)たちは「おっコレは〇〇じゃん。ふうん、分かってんねー」となっていることでしょう。

まっすーは恐らく高級品で揃えてきてんだろうなと思っていましたがやはりでした。

美馬っちが28:30~で「セレブキャンパーがいる」とイジってくれたおかげでブランド素人の私も確信できました。

彼の背中を追いかけるよこりく(横山陸人投手)はどこまでまっすーを真似する気なんだろう。

……コレだけは真似してほしくない気がする。(失礼)

個人的には、そんなまっすーをイジった美馬っちの萌え袖に一本釣りされましたことをここに告白いたします。

チェス(高野脩汰)、分かるぜ。萌え袖いいよな。(1:58:08~)


同い年の絆

遅刻したからかーさんに当たりのきついまっすー。それを一切意に介さないからかーさん。どれだけ見ても良いコンビです。

去年の漢気じゃんけんでまっすーがお買い上げしたウエアを、さもogawaさんから贈呈されたかのように言えちゃうからかーさんが最強過ぎる。しかもそのネタ擦るし。

大きく打たれても顔色一つ変えず、さっと切り替えさくっと抑えるそのメンタルの強さはまさしく成田の王子。

まっすーはまっすーでからかーさんにバラエティを甘えています。

7:12~でからかーさんへ唐突に舌打ちし「こっからの人(遅刻者には)もっと強なるからな」なんて言ってるけど、さらに後から来た先輩の美馬っちにはそんなじゃなかったよね?????

いや、美馬っちにも当たりきつかったか。

とはいえ、それ以外でも全体的にやいやい言っているんですよね。もうタイムスタンプ示せないくらい。これはもう、からかーさんなら受け流してくれるという甘えです。さすがに。

は~~~~~ありがてえ……ありがてえ……。

アッ、ただこの関係性については事前知識がないとヒヤヒヤする初心者さんもいらっしゃると思うので、お友達に勧める際はマリラジも一緒にお願いしますね!!!


明らかになるスキル

澤ちゃんは#1で荷物整理に徹していたので、気が利くことは明らかになっていたもののキャンプの実力は十分に発揮されていませんでした。

ここに来て、ここに来て明らかになってしまった――

1人であんな大きなテント立てちゃったのです。しかも3人+ogawaスタッフさんがやんややんやと1張立てているのとほぼ同タイミングで。

それを称賛されていることにも気づかず、憧れのアポロン(テント)を立てて「かっこいい……」と惚れ惚れしている澤ちゃん、道具が好きなんだろうなあ。

私自身、道具は好きだけど手入れが苦手な似非ミニマリスト。釣りであれ料理であれキャンプであれ、道具を愛し丁寧に扱える人を本当に尊敬します。
おかしいな、私の父も山男なのだが……。

一方の郁くんは、キャンプのスキルではなく持前の器用さ1つで何とかしているところが魅力ですね。

多分ここからキャンプに目覚めて凝るとかなさそうな雰囲気ですが(※個人の感想です)、戦力になるという理由で今後も誘われそう。

#1ではogawaスタッフさんが3張すでにテントを立ててあることが明らかにされており、「今年は他の企画で忙しいからテントはしないのかな(´・ω・`)」と若干寂しい思いをしていました。良かったあ。


明らかになるセンス

戦いの場は、キャンプ場から1kmほど離れたogawa GRAND lodge FIELD。

調べた感じだといちご狩りの方が有名なようですが、10月末からさつまいも堀り体験も実施しているようです。

多分、大きさ対決をする予定なんて本来なくて(#3でモルック企画が既にあったから)、そこは負けず嫌いなアスリート精神なんだな~と思いつつ、えっと1つ言わせてもらいます。

目方の類が一切ないままアバウトに大きさで勝負してええんか?

まあ、それでも何となく1位2位と決めてしまえるところがマリーンズの良いところなんだと思います。
思いますし、そこにマジのガチを求めない人がマリーンズファンになるのでしょう。

からかーさんの悪だくみに乗って、1回目のいも堀り結果に納得のいかなかったまっすーが「今の練習ね」と再試合を仕組んで、結果自らドボンして薪を買いに行くこの流れ。QUICPayで7万使った去年の漢気じゃんけんを踏襲していてさすがにバラエティの男でした。

これまで何事もセンスだけでやってきた郁くんが、ルール外で3回目のいも堀りチャレンジしてもなお結果を出せないあたり、彼もバラエティを愛しバラエティに愛される予感がします。

来季は1軍残りまくって、広報カメラでオラオラ陽キャかましてね!

そして、理不尽な再試合でもしっかり1位を獲ってくれたくれた澤ちゃんはさすがでした。こちらは大自然に愛されています。


出演したい男たち

ここから先は、嬉しさと共に切実さも迫ってくる言葉です。

私は、12:42の唐川さんの言葉をただニコニコ聞くことができなかった。

マジで楽しみでした。今年ちゃんと声かけてもらえるか……不安だったんですけど。

からかーさん

今季は先発に転向して、試合によっては中継ぎもしたりして、探り探りのシーズンだったかもしれません。

「声をかけてもらえるか」というのは、単に企画に呼んでもらえるかだけじゃなく、マリーンズに在籍できるかどうかという意味もあったんじゃないかなと。

美馬っちはもっと複雑だったと思います。

怪我に苦しみ、提示された年俸は大幅な減額。残した成績を見れば、「クビだと思っていた」という本人の言葉は冗談でも何でもありません。記事を読んでいて胸に迫るものがありました。

契約更改が12月2日だったので、マリキャンはその後だったのでしょうか。

「年一の大行事だからな、これ。超楽しみなんすよね」と話していているのが、引退して久しい上野さん相手という図。基本的にワイワイしているマリキャンの中で良い味を出していました。(25:04~)

いやむしろ、美馬っちとのこういう図を計算して上野さんは残ったのかな。だとしたら相当の策士。

そして、さつまいも堀りから帰ってきたメンバーたちに「遅いよー!」と呼び掛けて、自分が1番乗りしてました設定をゴリ押ししている美馬っち、この企画に呼ばれてすごい嬉しかった気持ちがあふれてしまっている。(27:45~)

乾杯の音頭も「参加させていただきありがとうございます」が第一声で、すごく感謝が滲み出ている。(29:50~)

去年あったことが今年もあることは当たり前じゃない。

それは、ファンとしても同じ気持ちなわけで。

だからこそ、13:15~あたりから飛び出したからかーさんの言葉をうまく使って、荻さん(荻野貴司選手)が「家族サービスで欠席」とはっきり字幕で書いてくれていることにほっとします。

残念だけど荻さんらしいな。(お子さんも来てくれていいんだよ)
来年は期待していいのかな。(盗塁決めちゃってね!)

さあ、#3からは飲み食い&ゲームだ!!!!!!!!
続きの記事はこちらです!


サムネイルは、当記事で取り上げた動画「【#2】ベテラン勢が合流!さつまいも掘り編【マリキャンSEASON2】」の一部をスクリーンショット撮影したものです。

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