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歌よりもクイズよりも、人間観察が醍醐味。それが「ハマダ歌謡祭」 ※諸説あり

まだCSのファーストステージが残っているとはいえ、やはりレギュラーシーズンが終わると寂しいものです。

と、今年の7月にプロ野球ファンの道を歩み始めたやつがのたもうております。嘘やん。去年まで何かしとったやろ。

で、久しぶりにTVerを開けました。(マリフリは見たけどマリラジ更新ないしなぁ……毎週月曜とは何だったのか……)

そして本っっっ当に久しぶりにハマダ歌謡祭を見た。

音楽×クイズっていうジャンルがそもそも好き。間違いない。

平成のアニソンとボカロだけ通ってきた私が「つぐない」をカラオケで歌うようになったのは、間違いなくこの番組のおかげ。

……という知識獲得型の楽しみ方もあるんですけど、私がハマダ歌謡祭で一番楽しみにしているのは出演者さんたちがバラエティしてる姿なんですよね。


ルーキー世代

や〜若い子の成長ってものすごい!
って、見るたび大体同じこと言っている気がする。

マイク持たせたら上手いのになかなか前に出られなかった清水美依紗ちゃんが、今やベテラン世代から堂々とマイクを横取りしていたり、

最初は緊張のあまり音が取れていなかった石橋陽彩君が、いつの間にかチームメイトと一緒に雛壇でわちゃわちゃするまでに打ち解けたり、

おじゃすちゃんが昭和歌謡キラーとして定着していたり。
それがひいては日曜劇場のオファーに繋がるのだから、人生って分かりません。

ガチャピンとディズニー歌手の清水美依紗ちゃん、フェンシングの宮脇花綸選手が、「ミ・アモーレ」に合わせて踊っている。
ゲストともノリノリで踊れるようになった清水美依紗ちゃん……

本当に出始めの頃、岡田結実ちゃんや本田仁美ちゃん始め大人(主にハマちゃん)に負けない子がリーダーとしてみんなを引っ張っていたのが嘘みたいです。

ハマちゃんの教育もあり、今じゃ雛壇から立ち上がる団体芸なら準レギュラーは誰でもできます。

毎回、団結力がすごいんですよ。もはや部活。

ルーキー世代チームが、舞台袖で「空と君のあいだに」をみんなで歌っている。
歌詞を覚えるのにわざわざ輪になって大合唱するルーキー世代

逆に、元々持っている個性がハマダ歌謡祭で知れ渡るパターンもありますね。

肝の座り方から「女将」の渾名を受けた演歌歌手の田中あいみさん(思わずさん付けしちゃう)とか、ミュージカル俳優の山﨑玲奈ちゃんとか。
もう名前出すときりがないんですけど。

あーーーー仁美ちゃん、もう出ないのかなぁ。あの若さと可愛さでブラマヨの小杉さんを「また小杉る(失敗する)んじゃないの〜?!」って容赦なく煽れるところが好きだったんです。

自分が歌えない曲でも、仲間なら歌えると信じていたのか単なるハッタリか、「横取りしますよこっちはいけますよ!!!」って圧をかけにいくところとか。

でも割と自分への突っ込みには弱いし、昭和だろうと令和だろうと基本アイドル曲しか歌えない、沼の深そうな子……。

岡田結実ちゃんも久しく見てない。

中西保志さんの「最後の雨」を1人で歌える自信がなくて(ルールでは1人で歌わないといけない)、最終的にチームのみんなと大合唱したことをハマちゃんに詰められると「LIVEバージョンです!」と言い張った頭の回転の良さ。あの時は鳥肌が立ちました。

ああいうのをYouTubeショートに残してください公式さん……。

でも、そもそも私がハマダ歌謡祭半年ぶりくらいだからその間に2人とも出てるのかな。

ぜひオフシーズンの間にいっぱい出てくださいまし。


ベテラン世代

ベテラン世代のバラエティスキルは言うまでもないのですけど、そのスキルをどう使っているかっていうのが見どころです。

芸人さんだと職業柄「俺を見ろ!俺を映せ!」って気持ちはあると思うんですよ。なければ残っていられない世界でしょうし。

でもハマダ歌謡祭だと、それと同時に“みんな一緒に”のノリが強い気がします。ウィー・アー・ザ・ワールド的な(?)

大人しめの若い子に「ほんとに歌えんのか〜?!」とさんざん煽っておいて、歌い始めたら「歌えてる…」と震える、とかしっちゅうやってます。

いかにも分かりやすいバラエティノリですけど、これがあるのとないのとで安心感や面白さが全然違うんですよねえ。やはりベタは体にいい。

あと、ベテラン世代でも比較的バラエティに不慣れなゲストをフォローするところも自然と目がいきます。隙あらば肩を組んで歌ってみたり、自分に振られた話題で他の人を巻き込んだりしている様子を見ると「うっっっま」って声が出ます。

ゲストを使って自分が映り込んでいるとも言えなくはないですけども。

ブラマヨの小杉さん、かまいたちの濱家さん、ハリセンボンの春奈さんあたりは息つくようにこの手のフォローを仕掛けてきます。

思い返すと、芸人さんじゃない方が我が道を行っているかもしれない。

野呂佳代さんなんて、カメラに映ってないところでも全力で歌って踊って完全マイワールドですからね。むしろ清々しい。

藤原紀香様も、「それゲストかルーキー世代に回すボールじゃね?」みたいな場面でも自分で取りに行っちゃうんですよ。

けど、絶妙に憎めないのが絶妙(循環)

企画に熱中しているのが伝わっているから視聴者も軽く面白がれるし、悪くても苦笑くらいですんでいる気がします。


SixTONES

ハマダ歌謡祭はあくまでも「オオカミ少年」という番組の一企画です。
なので、オオカミ少年のレギュラーであるジェシーと田中樹は必然ハマダ歌謡祭に毎回出演してます、

彼らに至っては、もう笑っちゃうほどのホスピタリティです。

ジェシーはハモったり良い感じに下手な物真似で歌ったりして音楽そのもので盛り上げられるし、初出演ゲストさんにカラオケエピソードを聞くとどこかしらジェシーが絡んでくるからトークが馴染む。

コロッケさんとカラオケ友達って……まあ……正直、想像はつく。

でもね、私が観た最新回のハマダ歌謡祭ではあえて、樹のさりげない気遣いを推したいのです。

おじゃすが中森明菜さんの「ミ・アモーレ」を歌うところでカメラが動いたので、それに合わせて樹と女優の奈緒さんが移動したシーン。

こちら。

おじゃすが「ミ・アモーレ」を歌おうとしている後ろで、SixTONESの田中樹と女優の奈緒さんが、子役の永尾柚乃ちゃんを誘導している。
キャプチャするのが大変だったくらい一瞬、テレビを知るお兄さんお姉さんの阿吽の呼吸。後ろで見守る小坂裕太さんも良い。

子役の永尾柚乃ちゃんにそっと手を添えて移動を促し、奈緒さんが引き取る。最後には3人で謎の家族ムーブをかまして笑いに昇華させおった。

田中樹、永尾柚乃ちゃん、奈緒さんが並んでいる。その様子を、ひな壇にいるジェシーが「家族みたいだよ」と突っ込んでおり、セリフが字幕になっている。
ジェシーに突っ込まれてる。奈緒さんと子役を見ると「春になったら」を思い出す……。

家族ネタは外からの突っ込みありきでしたけど、樹は半笑いだったので恐らく突っ込みを待ってました。分かりやすいんだか分かりづらいんだか。

あのなあ樹、そーゆーとこやぞ……。

7歳の子相手に何をそんなさり気なくエスコートしとるんや。

子役の皆さんは芸能界慣れているだろうからこんなことでポッとなったりはしないでしょうけど、学校の男子がみんなおばかさんに見えたらどうしてくれんのッッ!

まあ、後半の挨拶ドッキリではテレビ局入ってからスタジオまでほぼ誰とも挨拶しないオラオラ陰キャを晒しているので、さりげない優しさとか完全に相殺ですけどね。個人的には。

でも、なんともそれが樹らしいというか。

結論。
ハマダ歌謡祭は人間観察するのが1番面白い。 ※個人の感想です 


ヒィィィこんな……こんな、一バラエティの1回の放送分の感想文でこんな文字数(3000字超)とか、我ながらちょっと狂ってますね。

道理でマリーンズの選手紹介が書けないわけだ……資料は集めてるのになあ。

※注 本記事の全ての画像はサムネイルを含め、2024年10月4日に放送された「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」の一部をキャプチャしたものです。

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